ガールズ戦隊エンジェレンジャー

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私たち戦隊ヒロイン!(脚本)

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〇研究施設のオフィス
兵頭美也葉「私たちが帰ってきたのは愛奈が戦隊を作ったという情報を聞いたからだ」
蜂ノ宮美月「メール送ってくれてありがとね~、愛奈」
姫原愛奈「いえ、2人共見ていただきありがとうございます」
蜂ノ宮美月「しっかし、同級生3人で戦隊ヒロインになるとは・・・やるじゃん!」
姫原愛奈「はい、ガールズ戦隊エンジェレンジャーとして活動しています」
姫原愛奈「私、姫原愛奈がエンジェルブレイズ」
姫原愛奈「こちら、エンジェルスノーこと早島二見」
姫原愛奈「そして、エンジェルトパーズ光原三菜。以上3名でガールズ戦隊エンジェレンジャーです。以後よろしくお願いします」
  3人は先輩2人に一礼した。
兵頭美也葉「ほう、エンジェレンジャーか・・・いい名前だな」
蜂ノ宮美月「にしても、まさかうちらの後輩が作った戦隊に光原家の令嬢が入っているとは・・・すごいメンバー揃えたねぇ」
光原三菜「私、戦隊ヒロインに憧れていたんです。幼い頃に書店で購入した戦隊ヒロインの本で興味を持ちまして・・・」
光原三菜「そして幼なじみの二見がこのエンジェレンジャーを紹介してくれて、今に至っているんです」
兵頭美也葉「なるほど・・・」
蜂ノ宮美月「あ、あのコスチュームも自分達でプログラムで作ったの?」
姫原愛奈「はい、それぞれ自分で作り上げました。そのため3人とも別々のコスチュームなんです」
兵頭美也葉「なんと・・・そこまでしていたとは惚れたぞ!」
蜂ノ宮美月「ひょえ~、自分たちでコスチュームに変身アイテムまで用意しているとは・・・いいコスチュームだねぇ」
姫原愛奈「気に入っていただけて何よりです!」
蜂ノ宮美月「そうだ、折角このコスチュームとか見せてもらったし・・・変身しているところとかみたいなぁ〜」
兵頭美也葉「お前と意見が合うとはな、蜂ノ宮。是非3人の変身した姿を見せてほしい。ここでは狭いかもしれない。移動するか」
姫原愛奈「そうですね。移動しましょう。二見と三菜も行きましょう」
「はい。 了解」

〇空きフロア
  ここは愛奈たちが本拠地としてる研究施設のすぐ近くのビルの空きのフロア。
  研究等に役立てて欲しいとビルのオーナーが無料開放している。
兵頭美也葉「すまないな、わざわざここまで移動してもらって」
蜂ノ宮美月「兵頭、例の変身アイテムの準備は出来てるよ。ほら、どうぞ」
兵頭美也葉「ありがとう、お前はこういう時だけは頼れるやつだな、蜂ノ宮」
蜂ノ宮美月「『だけ』ってなんだよ、『だけ』って。一言余計だわ」
姫原愛奈「まあまあ、蜂ノ宮先輩もそんなムッとしないでください。二見や三菜も見てますし」
蜂ノ宮美月「おっと、そうだった。この一度きりになるかもしれないこの場面でこれはまずいな・・・てへへ」
姫原愛奈「先輩方、実は私たちエンジェレンジャーでやっていたことがあるんですけど・・・やっていいですか?」
兵頭美也葉「?別にいいが・・・」
蜂ノ宮美月「何するんだい?もしかして3人で見た動画にあった変身前の姿での名乗りかい?」
姫原愛奈「あ、勘がいいですね!そうです、それをしようと思っていたんです!」
蜂ノ宮美月「ありゃ、当たっちゃったよ。どうする兵頭?あたしたちもやっちゃう?」
兵頭美也葉「そうだな・・・そうだ!それなら4人共ちょっといいか?いいアイデアがあるんだが・・・」
「何? 何ですか?」
  二見、三菜も兵頭のアイデアを聞いた。
光原三菜「──はい!ぜひお願いします!」
早島二見「私もぜひ!」
兵頭美也葉「4人共、感謝する!おお、そうだ!あれを用意しよう!あとでみんなで視聴しよう、戦隊ヒロインの我々の雄姿を!」
  「「「「はい!」」」」
蜂ノ宮美月「兵頭、こいつを!」
兵頭美也葉「ああ!確かに受け取ったぞ!」
姫原愛奈「二見、三菜!私たちも!」
「OK!」
  そして5人はそれぞれの変身アイテムを装着した。
「エンジェルブレス、セット!!!」
「スターリンカー、セット!!」
  息を整え──
兵頭美也葉「行くぞ!」
蜂ノ宮美月「了解だ!」
「はい!!!」

〇電脳空間
蜂ノ宮美月「悪を一刺し、星のスナイパー! スターワスプ!」
兵頭美也葉「悪を追い、大地をかける星の狩人! スターパンサー!」

〇幻想2
姫原愛奈「燃え上がる炎の愛天使、 エンジェルブレイズ!」
早島二見「降り積もる雪の愛天使、 エンジェルスノー!」
光原三菜「煌く宝石の愛天使、エンジェルトパーズ!」

〇空きフロア
兵頭美也葉「兵頭美也葉!」
蜂ノ宮美月「蜂ノ宮美月!」
  先輩2人はスターリンカーのボタンを押し、十字型に腕を交差させ、こう叫んだ!
「ジェミナイズ・リンクテクター!!」
姫原愛奈「姫原愛奈!」
早島二見「早島二見!」
光原三菜「光原三菜!」

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