エンジェレンジャーのイメチェン→三菜欲望爆発!?(脚本)
〇渋谷のスクランブル交差点
とある休日、愛奈は自分のイメージチェンジのためにこの場所に来ていた。
姫原愛奈「ん-、いい天気だなー!」
この時代、AIがあれば何でもできるというような時代になっていて、自分の容姿や服装なんかもAIで色々と変えられるのだ。
姫原愛奈「お、あったあった。あの店だわ」
〇二階建てアパート
この店は一見するとアパートのようにみえる。
だが、これは使われなくなったアパートを再利用して誕生した店なのだ。
中では、高性能マシンがあり、AIで自分の容姿や服装を自由に設定できるのだ。
姫原愛奈「ここ、アパートの再利用でできた店だけど、すごい人気の所なのよね。友達からぜひ行ってみたら?って言われたわ」
──と、そこへ
光原三菜「ねえ、ここで合ってるの?」
早島二見「大丈夫、合ってる合ってる!」
姫原愛奈「あれ?三菜さんと二見さんも来てたんだ」
光原三菜「ふふ、どうも〜」
早島二見「愛奈じゃん、偶然ね!」
姫原愛奈「ここ、結構人気らしいから行ってみたけど、まさかこの3人で同じ店に行くことになるとは思わなかったわ」
光原三菜「同感です。私も自分のイメージチェンジのために二見にいい店を教えてもらったらここが出ましたので・・・」
早島二見「でも、丁度良いわね。あたしもイメチェンしたかったところだったし」
姫原愛奈「だよね~」
姫原愛奈「そうだ!2人共ちょっといい?」
(?)
愛奈は2人にイメチェンの後にやりたいことを打ち明けた。二見と三菜はそれを聞いた後すぐに了承した。
光原三菜「やりましょう!一緒に!」
早島二見「私も!」
3人は自分のイメチェンを考えながら店へ入って行った。
〇黄色(ディープ)
突然ですが、ここで作者である私より申し上げたいことがあります。
このあとイメチェンに入る訳ですが、このエピソードの続き、並びに次のエピソード以降はイメチェン後の姿で行かせていただきます
あらかじめご理解のほど、よろしくお願いします。
それでは、続きをどうぞお楽しみください。
〇図形
姫原愛奈「さて、どうしようかな~。これをこうして・・・こうして・・・お、こんな感じかな?よし、決まり!」
光原三菜「こういうのあまりやったことないから、不安もあるけど・・・楽しみもありますね」
光原三菜「!これ、良いのでは?」
光原三菜「よし、これで行きましょう!」
早島二見「私は・・・こうで、こうして・・・あ、これも良いかも!よし、イメチェンスタート!」
こうして3人は思い思いのイメチェンを行った結果、出来たのは・・・
〇幻想2
姫原愛奈「エンジェルブレイズ、姫原愛奈!」
早島二見「エンジェルスノー、早島二見!」
光原三菜「エンジェルトパーズ、光原三菜!」
「ガールズ戦隊エンジェレンジャー、ニューバージョンでただいま参上!!!」
〇二階建てアパート
「おおおお~!!!!」
イメージチェンジしてすっかり別人のような姿になった自分たちに3人は興奮していた。
姫原愛奈「三菜さんも二見さんもめっちゃ可愛いじゃん!似合ってるよ!」
早島二見「そう?愛奈も結構似合っているわよ。三菜も随分思い切ったわね」
光原三菜「はい!私、幼い頃は内気で臆病者でした。でも、二見が手を差し伸べてくれて・・・」
光原三菜「そして今、愛奈さんと一緒にエンジェレンジャーとして一緒にいられることで自分を変えられると思ったんです!!」
姫原愛奈「へへっ、そう言ってくれると嬉しいわ。じゃあ、明日の朝あの施設に集合してくれる?改めてエンジェルブレスの調整等をしたいから」
早島二見「分かったわ、明日の朝ね」
光原三菜「了解しました」
会計を済ませ、予定確認をして3人は家路についた。
〇女性の部屋
その夜、愛奈は自分が使っている施設の寮の自分の部屋でプログラムの確認をしていた。
姫原愛奈「ふう、こんな感じかな」
姫原愛奈(そういえば変身すると私の性格が変わるのプログラムじゃなくて私の想いが理由なのかも)
姫原愛奈(私、笑顔を守りたいっていうのが戦隊ヒロインになるきっかけだったからそれが理由でああなったのかも?)
姫原愛奈「明日朝早いし、スケジュール確認とかをして早めに寝ようっと」
〇本棚のある部屋
早島二見はエンジェレンジャーの本拠地である施設に近い街で1人暮らししている。交通の便もかなりいい。
早島二見「ん~、久しぶりに自宅で作業するとなかなか進まないものね」
早島二見「そうだ、こういう時は・・・」
彼女は足早に台所に向かい・・・
早島二見「はぁ~、安らぐ~」
自分でコーヒーを淹れて、ぐっと飲むのであった。
早島二見「ふぅ、調整の続きを少ししようかな?明日の朝に集合って愛奈から連絡あったからね」
彼女はスマホを確認して、充電器につなぎ、コーヒーカップの後始末をしてから再びパソコンに向き合った。
〇おしゃれな居間
光原家の居間
光原三菜「ふぅ、休憩しましょう」
三菜はプログラムの調整を終えると、ソファーでお茶を飲みながら、窓の外に映るきれいな夜空を見ていた
光原三菜「そうだわ、こういう時は・・・」
〇殺風景な部屋
三菜は休憩室に来た。
三菜は鏡の前に立った。
実は彼女は中学時代、新体操をやっていたこともあり運動神経も良いのだ。
光原三菜「ふぅ、リラックスのためのあれをやりましょう」
彼女は右足を上げてI字バランスをした。
光原三菜「ああ、気持ちいい・・・お、おまたが見えるぐらいのI字バランスしたいぃ・・・」
光原三菜「ああっ、快感!」
光原三菜「ふう、戻りましょう」
彼女は服を着なおし、自室へと戻った。
〇トレーニングルーム
翌日、朝早くに愛奈は施設のデスクに自分のパソコンを置いてトレーニングスペースに行った。
姫原愛奈「ふう、朝のトレーニングルームというのも良いものだな~」
姫原愛奈「すぅ・・・」
姫原愛奈「はあっ!!」
サンドバッグに思い切りパンチをかます愛奈であった。
姫原愛奈「は~、スッキリした!そろそろ2人も来る頃だしそろそろ行きますか!」
愛奈は荷物をまとめて拠点へと向かった。
〇研究施設のオフィス
姫原愛奈「ハァ、ハァ、ごめん!遅くなっちゃった!」
光原三菜「大丈夫ですよ~」
早島二見「私も大丈夫・・・って愛奈クタクタだけど、どこ行ってたの?」
姫原愛奈「施設の地下のトレーニングスペースに行ってたのよ・・・ふう、疲れたぁ」
早島二見「そうだったんだ・・・あ、タオルいる?」
早島二見「あと、これ飲む?」
二見からドリンクとタオルを受け取り、愛奈は疲れをとった。
光原三菜「ふふっ、二見ったらママみたいね」
早島二見「ちょっ、変なこと言わないでよ三菜~!」
そして・・・
姫原愛奈「ふう、二見さんありがとう」
姫原愛奈「そういえば、あのイメチェンの後、2人は家で何してたの?」
早島二見「部屋でプログラム調整してたけど・・・愛奈も?」
姫原愛奈「そうだよ。三菜さんは?」
光原三菜「わ、私は・・・ちょっと・・・エッチなこと・・・しちゃってました・・・」
「え、エッチ!?」
光原三菜「冗談ですよ!冗談!ストレッチしてたんです」
早島二見「も~!冗談がきついわよ、三菜~!」
姫原愛奈(じょ、冗談がきついなぁ、三菜さん・・・)
三菜の天然すぎるジョークが出たのだった。その後・・・
姫原愛奈「さて、朝からごめんね2人共。エンジェルブレスの確認とかをしたかったの。変身を失敗しないためにね」
光原三菜「それって、身体スキャンとかですか?」
姫原愛奈「そうだよ。今からそれをするから準備してね」
早島二見「了解っと」
愛奈は認証のためのプログラムを入力した。
そして下着姿になり、認証を行った。
姫原愛奈「よし、認証開始!」
姫原愛奈「よし、出来たわよ」
「ありがとう。 ありがとうございます」
早島二見「あ、あのさぁこの姿でなんかやらない?」
姫原愛奈「!それならさ、あれをやろうよ!」
光原三菜「ええ、やりましょう!」
「愛天使になるために!!!」
「エンジェルパワー、チャージ!!!」
(来たぁ~、これよこれ!!!)
3人は一緒に抱き合い、それぞれの肌の温もりを感じた。そしてこう叫んだ。
「我らの背中に純白の翼を与えたまえ!!!」
〇研究施設のオフィス
姫原愛奈「また、羽目を外しちゃったわね・・・」
早島二見「そうね・・・でも、なんか私たちが1つになったような気がしたの」
光原三菜「私もです!!二見、愛奈さん、変身しましょう!そして・・・」
「そして?」
光原三菜「私のことをむぎゅーってしてください!!」
早島二見「変身してからでいいの?」
光原三菜「もちろんです!あと、今夜は私の家に泊まりませんか?歓迎いたしますわ!」
早島二見「三菜、いいの?」
光原三菜「ぜひ!!」
姫原愛奈「ありがとう!じゃあ、お願いしちゃおうかな?」
早島二見「私もお願いするわ!」
光原三菜「ありがとうございます!では、変身しますよ!」
「OK!!」
「イメージチェンジで、ギアチェンジ!!!」
「我らに愛天使の力を!!! エンジェルブレス、セット!!!」
3人はエンジェルブレスを左腕に着けると変身を行った。
姫原愛奈「エンジェルブレイズ、姫原愛奈!」
早島二見「エンジェルスノー、早島二見!」
光原三菜「エンジェルトパーズ、光原三菜!」
その場でくるりと1回転し・・・
「エンジェライズアップ!!!」
変身コマンドを叫び、左腕を天高く突き上げた!
「はぁっ!!!」
〇幻想
「クロースアウト!!!」
「ヘアカラーチェンジ!!!」
「コスチューム、オン!!!」
〇研究施設のオフィス
エンジェルブレイズ「燃え上がる炎の愛天使、エンジェルブレイズ!」
エンジェルスノー「降り積もる雪の愛天使、エンジェルスノー!」
エンジェルトパーズ「煌く宝石の愛天使、エンジェルトパーズ!」
エンジェルブレイズ「私たちの心は熱く!」
エンジェルスノー「美しく!」
エンジェルトパーズ「煌く!」
「私たち、ガールズ戦隊エンジェレンジャー!!!」
エンジェルトパーズ「──では・・・」
エンジェルブレイズ「じゃあ・・・」
エンジェルスノー「せ~の・・・」
「むぎゅ~!!!」
3人はぎゅ~っと抱き合ったのだった。
〇研究施設のオフィス
変身解除の後・・・
姫原愛奈「ふぅ、疲れたぁ・・・って、もうこんな時間になっちゃってた!」
光原三菜「あら、申し訳ございません!私ったらこんな時間までお願いしちゃって・・・」
早島二見「良いっていいって。でもあっという間ね。こんな時間になるの。そろそろ行こうか」
「はい! ええ!」
姫原愛奈「あ、そうだ。着替えとかどうする?パジャマとか・・・」
早島二見「あ、それなら・・・」
3人は着替えや荷物等の確認を行った後、早足で施設を出た。
〇おしゃれな居間
光原家にて
姫原愛奈「今まで施設の中で変身していたからさ、外でも変身出来るようにしたいわね」
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既存の立ち絵から、カスタムできる立ち絵に変更しましたか。TapNovelならではですね。😄
悪の組織などの倒すべき敵がいない世界で、彼女達は何を見出すか。引き続き見守ります。