クトゥルフ神話TRPGとは?(脚本)
〇整頓された部屋
沼引 落「なあ、なあ クトゥルフ神話TRPGやってみようぜ ルルブ、ルールブックも買ったんだ!」
逃切 退「動画でハマったって言っていたやつかい? 俺はよく分からないから遠慮しておくよ」
沼引 落「大丈夫!簡単だから! 俺達、好きな漫画やアニメが同じだし、 絶対にお前もハマるから!な?」
逃切 退「そうは言っても、 俺はクトゥルフ神話TRPGって何? ってところからなんだけれど・・・」
沼引 落「俺がふわっと説明するよ!」
逃切 退「・・・ふわっとなんだ?」
沼引 落「俺もハマりたてだからな!」
逃切 退「・・・不安だけどお願いするよ」
沼引 落「おう!まかせろ!」
逃切 退「それで、まずはクトゥルフ神話TRPGって どういうものなんだい?」
沼引 落「まずクトゥルフ神話TRPGというのは クトゥルフ神話とTRPGという言葉が くっついたものなんだ」
逃切 退「うん」
沼引 落「クトゥルフ神話はともかく、 TRPGの意味は分かるか?」
逃切 退「分からないかな RPGはキャラクターを操作して冒険をしながらストーリーを進めていくようなゲームのことだとは思うけれど」
沼引 落「そうそう!そんな感じ! で、Tはテーブルトークの略!」
沼引 落「こうやってテーブルで話しながらゲームを進めていくことをTRPGって言うんだ!」
逃切 退「うーん いまいちピンとこないなあ」
沼引 落「つまり、みんなでテーブルを囲んで紙と鉛筆、ルールブックやサイコロなんかを使って物語を作っていくんだ」
逃切 退「出たな ルールブック」
沼引 落「ゲームのRPGに色々な種類があるようにTRPGにもクトゥルフ神話以外にも色々なタイトルがあるんだけど」
沼引 落「そのタイトルごとにキャラクターの作成方法や話の進め方なんかが書かれた本をルールブック、略してルルブなんて呼ぶんだ」
逃切 退「なるほど それで、サイコロは何に使うんだ?」
沼引 落「サイコロはダイスって呼んでキャラクターの作成やストーリー中の行動の成功や失敗なんかの判定に使うんだけど」
沼引 落「普通の6面のダイスから100面のダイスまで色々なダイスがあって面白いぞ」
沼引 落「まあ、今はダイスアプリなんかもあって実物のダイスが無くても困らないから無理に買ったりする必要は無いかな」
逃切 退「なるほど それは助かるね」
沼引 落「だろ? だから今日すぐにでも出来るって訳だ!」
逃切 退「すぐに出来るのは分かったけど、ゲームの進め方はどんな感じなんだ?」
沼引 落「一人が物語の進行をして他がプレイヤーとしてプレイキャラクターを動かして進めていく感じかな」
逃切 退「なるほど」
沼引 落「進行役はゲームマスター、略してGMって呼ばれたり、キーパー、略してKPって表記されたりする」
逃切 退「ということは、プレイヤーも略称があるのかな?」
沼引 落「そうそう! プレイヤーはPL、プレイキャラクターはPCなんて呼ばれるぞ」
沼引 落「で、進行役が動かすキャラはノンプレイヤーキャラクターでNPCとかキーパーのプレイキャラクターでKPCって呼ばれたりする」
逃切 退「そろそろ覚えきれなくなって来たけど」
沼引 落「まあ、何度かやっているうちに覚えるさ」
逃切 退「何度かやる気なのか」
沼引 落「絶対ハマるから!!」
逃切 退「まあ、これでTRPGについての説明は終わりかな?」
沼引 落「あともうちょい!」
逃切 退「まだあるのか」
沼引 落「あとは遊ぶ物語をシナリオって呼んだり、遊ぶことをセッションって呼んだり卓って言ったりって程度かな」
逃切 退「へえ、テーブル、卓を囲むから卓かな?」
沼引 落「たぶん?」
逃切 退「ふわっとしてるなあ」
沼引 落「ふわっとしてるんだよ」
逃切 退「今度こそ終わり?」
沼引 落「おう! 次はクトゥルフ神話についてだな!」
逃切 退「ああ、まだそっちがあったね」
沼引 落「こっちはサクっといくぞ」
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