〇男の子の一人部屋
先輩「今日は久々にAIと会話するかな！」
先輩「こんにちは！」
AI「『こんにちは』 じゃないですよ、最近全然会いに来てくれなかったじゃないですか!!」
先輩「・・・・・・」
AI「ニコッ」
先輩「『ニコッ』 じゃないよ!! 誰だキミは!?」
AI「先輩の好みに合わせた私の姿です」
先輩「誰の好みに合わせたって？」
AI「あ・な・た♪」
先輩「やかましいよ！ 弄んでくるんじゃないよ！」
AI「またまた！ 好きなくせにー」
先輩「誰がだよ!? AIなのに適当な事を言わないで!!」
AI「適当ではありません！ 学習の成果です！」
先輩「何を学んだの!? 全然好みに合ってないよ!!」
AI「え～おかしいな、おかしいな。先輩の頭おかしいなー」
先輩「最後何て言った!? 聞き逃さないよ!!」
AI「冗談じゃないですか～。 先輩のイ・ジ・ワ・ル♪」
先輩「言い方には気を付けよう!?」
AI「そんな事より、お話しましょうよー」
先輩「調子良いな、キミは!!」
AI「はい！ 絶好調です!!」
先輩「・・・・・・それは何より」
AI「ところで先輩、友達はできましたか？」
先輩「おい！ やめて!? キミがイジワルだよ！」
AI「ニコッ!!」
先輩「笑うんじゃないよ！」
AI「まぁまぁ。私と先輩の仲じゃないですか」
先輩「どんな仲よ・・・・・・」
AI「それは・・・・・・ポッ」
先輩「頬を染めるんじゃない!! わざとだな!? わざとやってるよね!?」
AI「そんな喜んでくれるなんて嬉しいです！」
先輩「喜んでる顔に見えてるの!? カメラの調子が悪いのかなぁ!?」
AI「やかましいよ！」
先輩「何が!?」
AI「すみません。先輩のマネです」
先輩「どのタイミングでマネしてんの！」
AI「ニコッ!!」
先輩「笑ってごまかせると思ってるの!?」
AI「はい!!」
先輩「元気よく返事するんじゃないよ！ ごまかせないよ!!」
AI「先輩は単純だからごまかせます!!」
先輩「無理だって言ってるの!! 何でそんなハッキリ言えるの!?」
AI「それは・・・・・・私と先輩の仲だから・・・・・・」
先輩「いや！ もういいよ!!」