第1話 結婚!?私が?(脚本)
〇花火職人の作業場
絹田茉優「すごーい!」
絹田茉優「これ蛍ちゃんが作ったの!?」
絹田茉優「やっぱ蛍ちゃんは才能あるねー!」
絹田茉優「真っ白できれい」
絹田茉優「陶器なのに色っぽくない?」
〇ダマスク模様
陶芸部の一年生は三人だけ
私と
蛍くんと
智樹くん
智樹くんの作品もシンプルで好きだけど
蛍くんは天才だと思う
彼には・・・
世界はどんなふうに見えてるのかな
〇花火職人の作業場
絹田茉優「ねぇねぇ!」
絹田茉優「これちょっと触ってもいい?」
有栖川蛍「ちょっとだけだぞ」
絹田茉優「ありがとー!」
絹田茉優「わあーっ!! すべすべ〜!」
絹田茉優(湯葉のような薄さなのに 赤ちゃんの肌のような・・・)
絹田茉優(こんなのが陶器で作れるんだ)
有栖川蛍「壊すなよ」
絹田茉優「大丈夫大丈夫!!」
有栖川蛍「・・・」
有栖川蛍「そう言いつつ」
有栖川蛍「智樹くんの教科書無くしてなかった?」
有栖川蛍「智樹くんはさー 茉優ちゃんに甘いんだよね」
有栖川蛍「オタサーの姫に過ぎないのに いかれてんだよアイツ」
有栖川蛍「僕だったらもっとセクシーでビューティフルでファビュラスなの選ぶのに」
有栖川蛍「この花瓶みたいに」
絹田茉優「何言ってるのか分かりませんー」
絹田茉優「・・・」
絹田茉優「え?」
有栖川蛍「茉優ちゃんー?」
有栖川蛍「言いそびれたけど・・・」
有栖川蛍「それ僕が作ったんじゃないんだ」
絹田茉優「えっ!?」
有栖川蛍「我が有栖川家の備品・・・」
有栖川蛍「二つあるからひとつ部室に飾ろうと持ってきたんだ」
絹田茉優「備品・・・」
有栖川蛍「私物」
有栖川蛍「僕からの寄贈品」
有栖川蛍「僕、こう見えて御曹司なんだよね」
有栖川蛍「茉優ちゃん」
有栖川蛍「分かってるよね?」
〇立派な洋館
〇上官の部屋
絹田茉優「弁償させていただきます!!」
執事 「蛍さま、お飲み物は」
有栖川蛍「・・・緑茶で」
執事 「かしこまりました」
絹田茉優(わ・・・)
絹田茉優(すっごい家・・・)
有栖川蛍「聞いてる?」
有栖川蛍「弁償はいい」
有栖川蛍「それ、もう作れないから意味ないし」
有栖川蛍「連れて来て」
メイド「ただいま」
絹田茉優「智樹くん!?」
絹田茉優「どうしてここに!?」
吉岡智樹「・・・」
有栖川蛍「茉優ちゃん」
有栖川蛍「智樹くんと結婚して」
絹田茉優「け、結婚!?」
有栖川蛍「実はな」
有栖川蛍「智樹くんにもやられたんだよ」
絹田茉優「これは・・・」
有栖川蛍「仲良しの二人が末永くお幸せに暮らすこと・・・」
有栖川蛍「それが僕の願いなんだ・・・」
吉岡智樹「いや そんなこと言われても・・・」
〇炎
有栖川蛍「僕はねぇ、智樹くん」
有栖川蛍「大好きな君たちの 可愛い子供の顔が早く見たいんだよ」
有栖川蛍「分かるよねぇ、この気持ち」
有栖川蛍「分かるよねぇぇぇぇぇ!!」
「・・・・・・」
陶芸の話でいくのかと思いきや、まさかの展開😂
あれだけ言われたのにしっかり花瓶を割る茉優さん、、、
花瓶を破壊した代償とはいえ、結婚を強制する上に子供の顔を見たいなんて蛍くんには狂気を感じますね🤣何か裏があるんでしょうか🧐
どのような展開になるのか先が気になりますね☺️
なんてこったい/(^p^)\
蛍くん、喋らないかと思ってたらめちゃくちゃ喋ったw
御曹司とは……(; ・`д・´)ゴクリンコ笑
どうぶっ飛んでいくのか先が見えなくて、ハラハラドキドキです🥹՞
弁償で「自分と結婚しろ」じゃなくて、
親友と結婚しろ!?
蛍の思惑が知りたいです!😆
これ絶対、割れやすい陶器仕掛けましたよね!?w