悪役令嬢転生記〜死亡ルートなんてごめんです!〜

翡翠。

使い魔(脚本)

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〇黒
  私は百鬼風華。私は今...

〇宮殿の部屋
ブライア「....」
ルーク「...」
  床ドンしている...
風華「いやブライアぁぁぁ?!?!」
  それは一時間前のこと。

〇海沿いの街
ブライア「あら?雲がずいぶんと黒いわ...」
ルカ「ブライア様、雨が降ります、急ぎましょう」
ブライア「え、えぇ、そうね」
ブライア「きゃ、きゃあ!!」
ルカ「お嬢様!」
ルカ「あ、お待ち下さい!!」

〇綺麗な港町
ブライア「はぁ、はぁ、ここどこ...?」
チャペット「ブライ...」
ブライア「ひっ..」
チャペット「あっ、まっ...」
ブライア「いって...」
チャペット「ったくもう!!」
チャペット「指輪、テレポート!!」

〇宮殿の部屋
ブライア「わっ、」
ルーク「....?!」
ブライア「ぇ....ル、ルーク、様?!」
ルーク「ブライア...?!」
  そして今に至る。
ブライア「す、すいません、どきますわ」
ルーク「あ、あぁ」
ブライア「...で、何故ルーク様が私のベットに寝転がっていらっしゃるの」
ルーク「あー...いや、そのだな」
ルーク「こ、この前ブライアと合った時ベットに大事なものを落としてしまってな」
ルーク(ブライアの空気を吸いたかったとかキモくて絶対に言えない...)
ブライア「...まぁ良いですわ。一緒に探して上げますわ」
ルーク「あ、ありがとう」

〇宮殿の部屋
ブライア(...まぁなくしたっていうのは嘘なのだろうけど)
ブライア「あ、これじゃなくって?」
ルーク「あ、あぁ、それだ。助かったよ」
ルーク(...)
ブライア(とりあえずその場しのぎは出来た....早く逃げ...)
ブライア「わ、わたくしはこれで..」
ルーク「あ、ま、待ってくれ!」
ブライア「え?」
ブライア「ル、ルーク様?」
ルーク「ブライア....」
チャペット「ブライアごめん!!強く落としすぎ...た...」
ブライア「チャ、チャペット!!」
チャペット「ブ、ブライア!?」
ルーク「こ、こいつは...魔獣!?」
チャペット「誰だお前!ブライアに近づくな!」
ブライア「チャ、チャペット...落ち着いて...」
チャペット「落ち着けるもんか!飼い主が変な男についていこうとしてるんだぞ!」
ブライア「なっ...」
ブライア「スリープ!」
ブライア「ふぅ...。まったく、疲れたわ。とりあえずルカを呼ばなきゃ...」
ブライア(ルカ...ルカ...!)
ルカ「お嬢様..?どうなされましたか」
ブライア「今ルーク様が眠ってしまっているから運んでほしいのですが...」
ルカ「かしこまりました。今向かいます」
ブライア「えぇ、ありがとう」

〇宮殿の部屋
ルカ「お嬢様、おりますか」
ブライア「えぇ、助かったわ。問題のルークなのだけれど」
ルカ「ルーク様はこちらで運んでおきますのでご安心を」
ブライア「ありがとう、ルカ」
ルカ「浮遊!」
ルカ「転移、ルーク様の部屋へ!」
ブライア「ありがとう...助かったわ」
ルカ「いえ、当然です」
ブライア(き・ま・ず・い・!!)
ブライア(な、どうすればいいの...)
ルカ(お嬢様可愛いお嬢様可愛いお嬢様可愛いお嬢様可愛い)
ブライア(あっはは...)
  ルカ:ご主人大好きタイプである。
  ブライア:実は心が読めるのであった。
ブライア(心が読めるって気づいたのは転生してから意外とすぐだった)

〇英国風の図書館
ルシア(ブライアも頑張ってるんだな)
ブライア(え、心が読める...?)

〇宮殿の部屋
ブライア「今はもうかなり慣れた」
ルカ「おっほん、では失礼します」
ブライア「え、えぇ。分かりましたわ」
ルカ「今日はドタバタでしたのでゆっくりお休みになってくださいませ」
ブライア「えぇ、おやすみなさい」
チャペット(ブライア俺忘れんなー!!)
ブライア「あ、チャペットも眠らせてたんだ..」
ブライア「スリープ、解除」
  ボンッ
ブライア「え、ボンッ?」
チャペット(人)「ったくもう、ブライアお前使い魔を忘れんなよ」
ブライア「え...チャペット...?!」

次のエピソード:爆破の精神

コメント

  • え…最後のにゃんこ…

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