〇女の子の部屋
　　私の名前は心針非望
　　私はとある推しを見ていた。
非望ちゃん「ふう今日は、推しのイベントが開催されるんだった。 チケット買って、すぐ行こう！」

〇コンサート会場
非望ちゃん「ふう、やっと着いたわ」
非望ちゃん「あ！もう始まってる！」
推し「今回はアイドルグループHIBO！に スペシャルゲストといっしょに歌います！ ぜひ楽しんでください！」
非望ちゃん「わー気になる！」
スペシャルゲストさん「はい！皆さんこんばんわ〜 今回スペシャルゲストのmomoです！ 私の声を聞いてね！」
推し「では歌います！「〇〇」！」

〇コンサート会場
推し「・・・ではありがとうございました！ 次回のコンサートも楽しみにしてください！」
スペシャルゲストさん「さようなら──」
非望ちゃん「・・・」
非望ちゃん（は？なにあのブサイクなゲスト、そうゆうの期待してないんだけど！）
非望ちゃん「あーもう！ 家に帰ったらすぐsnsでめちゃくちゃにしてやるわ！」
　　──ここからで、私の生活がああなるとは思ってなかった・・・

〇SNSの画面
非望ちゃん「私の推しにいた、あのデブ 気にくわない！」
ネット民「わかる、あの肥満きっしょｗ」
非望ちゃん「仲間がいてよかったわ！」
　　そこから私はどんどん過激的な悪口を
　　投稿した。

〇SNSの画面
　　そんなある日。
　　NEWS　
　　HIBO！の歌手「Y（非望の推し）」が
　　momoといっしょに旅
　　下記は動画です！
非望ちゃん「は？なにこれ」

〇テーブル席
推し「皆さん！見てますか〜！」
スペシャルゲストさん「現在最近流行ってるフルーツが話題の レストランにいます！」
スペシャルゲストさん「あ！今来ました！ 食べます！」
スペシャルゲストさん「・・・」
スペシャルゲストさん「美味しいです！」

〇SNSの画面
非望ちゃん「・・・は？なんでこんな幸せな顔してるの？ うざったらしい」
非望ちゃん「今すぐこの動画消せ！ ブスがうつってて気にくわない！」
非望ちゃん「ほんと消えろよ きもすぎて私の推しに菌うつりそーｗ」
ネット民「・・・私ここやめます。 ありがとうございました」
非望ちゃん「え、消えちゃうの？ ・・・」
非望ちゃん「私しか同じこと思う人いないわね・・・」
非望ちゃん「・・・あれ？」

〇SNSの画面
スペシャルゲストさん「今日の旅楽しかったです！ また行きたいな〜」
非望ちゃん「あ、あいつの本垢・・・」
非望ちゃん「・・・そうだ！」

〇SNSの画面
スペシャルゲストさん「はい！どうかしましたか？ HIBIさん！」
非望ちゃん「実は・・・あなたに聞きたいことがあるんです、 いいですか？」
スペシャルゲストさん「はい、わかりました！」
　　私はDMでMOMOの悪口を送った。

〇SNSの画面
非望ちゃん「MOMOってやつ、なんでYといっしょにいるんですか？ ほんと、気にくわないんですけどｗ とっとと消えてくれます？」
スペシャルゲストさん「えっと・・・？」
非望ちゃん「だーかーらー、 お前のせいで私はストレス溜まってますｗ 早く歌い手やめろよｗ きもいｗ」
スペシャルゲストさん「あ、えっと・・・わかりました、 すみません、」
非望ちゃん「やったわ！ ストレスが開放されたわ！」
　　・・・その次の日だった。

〇女の子の部屋
非望ちゃん「よし！今日もあいつの・・・」
非望ちゃん「って、え？使えないんだけど・・・」
非望ちゃん「・・・スマホで開くわ」

〇SNSの画面
ネット民「見てこれやばないｗ？」
　　そこには私の投稿がリノートされていた。
非望ちゃん「は？」
　　そしてそこに・・・
スペシャルゲストさん「私もう・・・アイドルやめます・・・ もうここ来ませんし、HIBOの人達にあいません・・・ 申し訳ありませんでした」
非望ちゃん「え、」
非望ちゃん「・・・やったあ！」
非望ちゃん「・・・すこしコンビニ行って、飯を買ってこよう」

〇小さいコンビニ
非望ちゃん「よし、買ったかった！」
非望ちゃん「て、え!?」
推し「・・・」
非望ちゃん「わ、Yくん!?」
推し「あ、貴方は・・・」
推し「・・・momoさんの悪口をずっと言ってた人じゃないですか！」
非望ちゃん「・・・え？なんで」
推し「俺見たんですよ、俺がコンビニで待ってるとき、前の列の貴方がmomoさんの悪口いってるところを、見たのです！」
推し「どうゆうことですか!? 絶対許しません！momoさんに誹謗中傷は！」
非望ちゃん「ひ、誹謗中傷じゃー・・・」
推し「ありますよ！ 「きも」とか「しね」とかは名誉毀損罪にあたります！」
推し「俺、もう警察呼びましたから」
非望ちゃん「・・・うっそ」

〇小さいコンビニ
警察「あなた、〇〇年〇月〇日、〇〇さんに対して誹謗中傷を行い、その名誉を毀損したとして、名誉毀損罪で逮捕します」
警察「そして今後、あなたが法的に有罪とされるかどうか、裁判で判断されます。もし保釈を求める場合は、後日審査が行われます」
非望ちゃん「・・・」
　　その後私は逮捕されたのだ。