The Justice Twins

どんぐり

体育祭後の事件(脚本)

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〇シックなリビング
  体育祭終了後の朝。
「おはよう!」
「おはよう」
江川和樹「そろそろ中間試験の範囲も発表になるみたいなんだ」
江川勝「しっかり勉強しないとね」
江川和美「範囲表をもらったらまた教えるわ」
江川るり子「そのためにも、朝ごはんは食べないとね」
  メンバーは朝食を摂ることに。

〇教室
  学校にて。
的場裕也「そういえば小学生の自殺の事件があったとニュースでやってたよ」
江川和美「それ知ってるわ」
江川和樹「親の喧嘩が元で精神的ショックを苦に自殺したんだよね?」
的場裕也「そうなんだ」
江本美嘉「夫婦喧嘩は子供にも飛び火しちゃうから辛いわね・・・」
江川和美「私たちも子供の頃、同じことがあったの」
江川和樹「小学校の時だったよ」

〇シックなリビング
  子供時代の話。テレビのニュースを見ていた二人。
江川和樹(幼少期)「信じられないね・・・」
江川和美(幼少期)「そういえば、かなり落ち込んでたわね・・・」
江川和樹(幼少期)「手紙まで残して自殺しちゃうとは、思わなかったよ」
  ニュースによると、両親の喧嘩を苦に自殺したとのことだった。

〇教室
新田あかね「確かに、その子はショックだったわね・・・」
江川和樹「僕らも決して無視できないね」
江川和美「私、あんな事件はあってはならないと思うの」
新田あかね「そうね・・・」
高橋瞬「おい、先生来るぞ」
山下紀夫「はい皆さん、おはようございます」

〇学校の校門
  夕方。
江川和美「家に戻ったら、定期試験に備えて勉強しましょう」
江川和樹「そうだね」

〇コンビニ
子供「ママとパパはまだ喧嘩してる・・・ 私のことでかな・・・?」
女幹部「可哀想なお嬢ちゃんだこと。私の格好の餌だ」
子供「イヤーッ!!」
女幹部「思いっきり暴れてやれ!!」

〇郊外の道路
江川和美「事件だわ!」
江川和樹「場所はこの近くだ。急ごう!!」

〇コンビニ
「ダークカンパニー!!」
女幹部「そうとも。この少女は私の言いなりだ」
江川和美「変身よ!!」
江川和樹「ああ!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!!」

〇コンビニ
女幹部「お出ましか。やっちまえ!!」
洗脳された少女「ウガー!!」
ジャスティスボーイ「スキャン開始!!」
ジャスティスガール「何かわかったの?」
ジャスティスボーイ「両親の喧嘩がかなりあの子に影を落としてるようだ」
ジャスティスガール「それで、敵幹部に襲われたのね!!」
女幹部「弱みに漬け込んで襲っているのだ。やっちまえ!!」
洗脳された少女「ウガー!!」
ジャスティスボーイ「始めるか!!」
ジャスティスガール「そうね!!」

〇幻想
「コスチュームチェンジ!」
「ブライダルモード!!」

〇コンビニ
ジャスティスボーイ「あれで行こう!!」
ジャスティスガール「了解!!」
  二人は一輪のバラを差し出し、こう叫んだ。
ジャスティスボーイ「よく聞いて。君は決して悩むことはない」
ジャスティスガール「パパやママだってあなたを愛してるはず。直接気持ちをぶつけるの!!」
  そしてこう叫んだ。
「ジャスティスブルーミングローズアターック!!」
洗脳された少女「ありがとう・・・」
女幹部「ボスー!!」
  女幹部は浄化された。そして洗脳された少女は、無事元に戻った。
ジャスティスガール「目を覚まして!!」
子供「どうしたの?」
ジャスティスボーイ「キミは悪い夢を見ていたんだ」
女幹部「私は・・・」
ジャスティスボーイ「ダークカンパニーのメンバーだったんだ」
女幹部「そういえば、ボスに忠誠を誓っていたわ・・・ 私はなんて浅はかだったのかしら・・・」
ジャスティスガール「もう安心して。この子の気持ち、汲み取ってあげたら?本当は助けたいんでしょ?」
女幹部「お嬢ちゃん、私が協力してあげるわ。パパとママを仲直りさせるお手伝いをするわ」
子供「ありがとう!!」
女幹部「じゃあ行きましょう」
子供「うん!!」
ジャスティスボーイ「うまく行ったね」
ジャスティスガール「そうね。そろそろ帰りましょう」
ジャスティスボーイ「そうだね」
「モード、解除!!」
江川和樹「急いで家に帰ろう」
江川和美「そうね」

〇悪い大将の部屋
ボス「1名離反しやがった!!」
敵幹部「今度という今度はそうはいかんぞ!!」

〇シックなリビング
  その夜。
江川和美「そろそろハロウィンシーズンね」
江川和樹「コンビニもお祭り騒ぎだよ」
江川るり子「まずは中間試験が先よ。ハロウィンはその後」
江川勝「そうだよ」
江川和美「わかったわ」
江川和樹「しっかり勉強するね」

〇駅の出入口
  数日後。
女幹部「おはよう。お久しぶりね」
「あの時の!!」
女幹部「そう。私、ブライトネスの事務員に転職したの」
江川和樹「そうなんですか?」
女幹部「そう、新しいことを始めるべく、自分を変えていくわ」
江川和美「驚きですね」
女幹部「そうそう、あなたたちも遅刻しちゃうわよ」
江川和樹「わかりました!!」
江川和美「行ってきます!!」
女幹部「もしかしたらあなたたちの力を借りるかもしれないわね」

〇研究施設のオフィス
女幹部「夜勤上がります」
マッドサイエンティスト「ご苦労さん」
科学者「夜勤捜査での収穫はあったかい?」
女幹部「勿論です」
科学者「違法薬物販売の実態調査だったんだね」
女幹部「詳しくはこちらのファイルに」
科学者「ありがとう」
科学者「これはすごいぞ」
マッドサイエンティスト「早急に壊滅に追い込みましょう」
科学者「また発明品で手伝って欲しいぞ」
マッドサイエンティスト「はい」
女幹部(この前のあの少女の両親、和解できてよかったわ)

〇綺麗なリビング
父親「そもそもお前に似たんじゃないのか!?」
母親「はあ!?あんたに似たんじゃないの!?」
女幹部「いい加減にしてほしい!!」
「うるさい!!」
女幹部「この子の身になってくれないかしら?」
子供「昔のパパとママに戻ってよ!!」
女幹部「あんたらのいないところでこの子は笑顔を見せてたのよ!!」
父親「確かに、僕らが悪かったな・・・」
母親「蔑ろにして、ごめんね・・・」
子供「いいのよ。それより、無事仲直りできたんだし」
父親「だな」
女幹部(引き上げるとするか)

〇研究施設のオフィス
スーパーウィザード「あの二人に感謝せんとな」
女幹部「そうですね」

〇学校の校門
牧口泰「おはよう」
「おはようございます」
牧口泰「中間試験に向けた勉強は順調かい?」
江川和美「もちろんです」
江川和樹「一生懸命頑張ります」
牧口泰「期待してるよ」
  こうして事件は無事解決。ジャスティスツインズよ、今後も頑張れ。
  次回へ続く。

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