Re:Gunz

kelma

エピソード1(脚本)

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〇入り組んだ路地裏
賞金首「がはぁ」
賞金首「いっ・・・イデ・・・・・・」
「膝をわざと狙ったんだ」
「そんな腹が出てたら狙いたくなる」
賞金首「傭機兵(ギボンズ)!?・・・誰の雇われだ!?」
イーサン「はいと教えるか、普通?」
イーサン「まぁ、その普通とやらも『企業』の気分しだいだろうが」
賞金首「ま・・・待って────」
イーサン「・・・・・・」
イーサン「・・・イーサンだ、始末は出来た。依頼料は・・・後日受けとる」
イーサン「・・・・・・」
イーサン「疲れた・・・」

〇未来の都会
  国家は朽ちた。現在、政治的権威を振るう企業達の手によって管理された。

〇渋谷のスクランブル交差点
  利益の追及、それは底無し沼のように深く泥のような欲望が個人達の過去を抜き取る。

〇塔のある都市外観
  平穏と安定的暮らしは企業傘下の支社達合わせて30%、更に細分化・ピラミッド状にした場合、約6%が富の独占。

〇街の全景
  明日を生きていく為には企業の下で過酷な労働で食い繋いでいくしかない。その過酷な労働──いや、技術検証の実験動物が正しい。

〇東京全景
  今や人類は企業の必要な“商売紛争”の、必要な“手駒”でしかない。

〇渋谷の雑踏
  管理された世界、管理された人間達、管理された戦争、管理された生活・・・・。そこにイデオロギーなど存在しない。

〇荒廃した市街地
  ただ闘争の火が焚き付き、そして消えて、残り火が燻り、回りに火薬をぶちまけられた有り様。

  争いが起きれば企業という獣達は利益という非捕食者に飛び付く。弱小達は獣達の残りカスを貪るしか生きてはいけない。

〇開けた交差点
「ねぇ、聞いた」
「路地裏の死体、”マンティス”企業の雇われスパイだって」
「うっそ~、最近”マンティス”やらかしまくりじゃない?」
「賞金首をスパイに起用するの”マンティス”だけだよ」
「しかもその賞金首、”マンティス”の元社員だとか」
「うっわー、最悪」
「だねー」
「痛っ、ちょっとどこ見て──」
「────っ!?」
「い、行こ!!」
  ガシッ
????「・・・もし、人探しをしているのですが」
「はぁー!?」
「離せよ、傭機兵(ギボンズ)の癖に!!」
????「・・・・・・」
  通行人達の肩が紙くずのように潰された。
「い"っだぁぁぁ!!」

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