先輩 後輩(妹の方) 普通に下校(脚本)
〇学校の下駄箱
りこ「先輩たまには普通に帰りましょう!」
先輩「・・・・・・普通に?」
りこ「はい!どこにも寄らずにただ帰りましょう!」
先輩「まぁいいけど」
りこ「何ですかその顔は?私が何か企んでるみたいな感じですね?」
先輩「企んで無かった事あったっけ?」
りこ「無いですね」
先輩「言い切ってるじゃん!? 今日も何かあるよ、絶対!!」
りこ「ふふふ」
先輩「こ、怖い」
〇開けた交差点
りこ「ところで先輩、最近お姉ちゃんとどこ行きました?」
先輩「うん?えーっと、どうだろう・・・・・・」
りこ「覚えてない程一緒にいる、そういう事ですね」
先輩「そういう事じゃないよ! 偶然たまたま一緒にいるみたいな・・・・・・」
りこ「長年連れ添った夫婦みたいですね」
先輩「そんないい感じじゃないんだよ! 何と言うか・・・・・・その・・・・・・振り返ったらいる、みたいな感じ」
りこ「つまり、俺のそばにいろ・・・・・・そういう事ですね」
先輩「全然違うよ! 何聞いてたの!?」
りこ「まぁまぁ。 では私は先輩の中でどんな感じですか?」
先輩「う~ん、偶然会う・・・・・・みたいな感じかな」
りこ「そうですか・・・・・・突然訪れるのは私の方だったと」
先輩「え?」
りこ「何でもないですよ。 というかほとんど同じじゃないですか!」
先輩「やっぱり姉妹だね!」
りこ「は?」
先輩「いや、何でもないよ・・・・・・」
りこ「そうですか。 つまり先輩はお姉ちゃんが後ろにいなくて、私と偶然会わなかったらいつも1人という事ですね?」
先輩「・・・・・・うん??」
りこ「本当に友達いないんですね!」
先輩「やめて!!現実を見せないで!!」
りこ「ダメです!見てください!!」
先輩「イヤだぁ!!」
りこ「ほらほら、これが現実ですよ~!」
先輩「ぎゃ~~~!!!」
りこ「あ・・・・・・」
りこ「・・・・・・行っちゃいました。ちょっと刺激を与え過ぎちゃいましたね」
りこちゃん……なんて残酷な😱 キッチリと押し切ってしまいましたね😂
主人公は次に会うときはどんな様子なのか、立ち直ることはできたのか、色々と楽しみになりますね😇
前三作を見た上でのコメントです。
りこちゃん、もう口閉じてた方が良いんじゃないかw