第1章 8話(脚本)
〇黒
数分前・・・
〇岩の洞窟
???「フフフ、よく来たわね。 門番も上手く配置してくれたし、上出来よ」
アン「・・・」
???「ってコントロールチップを埋め込んでいるから自我が無いんだっけ」
???「まぁいいでしょう、貴方も〈イビル〉の為に・・・」
???「待て!!!」
???「・・・誰?」
ブラック「おい、俺の仲間に手を出すな。 今すぐに彼女の洗脳状態を戻せ」
???「無駄よ。装置はどこかに隠したから」
???「・・・貴方は何が目的か知らないけど、邪魔をするのなら・・・ここから追い払うだけよ!」
ブラック「っ!来る!」
???「・・・チッ、外したわ」
???「何するのよ! 大人しくここから立ち去りなさい!」
ブラック「お前、あいつに・・・ここに来たエルフに手を出しただろう、違うか?」
???「あの子の事?別に悪い事はしてないわ」
???「ワタシはただあの子に好きな人と一緒にいる夢を見せてあげただけよ」
???「ずっと夢を見てれば永遠に幸せのままいられるし、怖い事も無くなるわ」
???「そして永遠に人々が夢を見続ければ、争いや悲劇なんて起こらない筈よ?」
ブラック「・・・ふざけるな!!! そんな理由であいつを壊そうとしたのか!!!」
ブラック「何が永遠の幸福だ、それはただ夢を見させているだけだ!」
???「夢を見る事は辛い現実から逃れる事でもあるでしょ」
???「だからワタシはあの子の為にああしてあげたのよ」
ブラック「それはただの自己満足に過ぎない! お前のやっていることはただのエゴだ!」
ブラック「それにあいつは・・・夢に逃げようとする様な弱い奴じゃない!」
???「そんな事どうでもいいでしょう!? そんなにワタシの邪魔をするなら・・・ここで殺してあげる!」
ブラック「そうはさせるか! お前のエゴの為に被害は増やさせない!」
ブラック「『サモン・シュヴァルツ』!!!」
ブラック「さぁ・・・覚悟しろ! 『ダークスラッシュ』!」
???「こんな事しても無駄よ! 貴方に洗脳を解除する手段はないでしょう!?」
ブラック「・・・悔しいが奴の言う通りだ。 俺にはアンを助ける手段は無い・・・」
ブラック「だが今は目の前の敵を倒すのが先だ! あいつに手をかけた事・・・後悔させてやる・・・!」
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大筋で流れは一緒だと思うけど、既に「前見たやつどうだったっけ?」
ってなるくらい一部修正じゃなくて変わってるよね!?変わってるよね!?
よって全くあてにならないけど、前より話に入りやすくなってる気がする。
あっちで布教がんばろー。