意味がわかると怖いやつ

huyuyu

エピソード1(脚本)

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〇タンスの置かれた部屋
花瀬魅華「いやぁ、疲れたわぁ、」
花瀬魅華(・・・なんか暇だし、希空ちゃんの投稿でも見ようかな)
花瀬魅華「やっぱ希空ちゃんの投稿いつ見てもすごいなぁw」
  希空ちゃんていう人物は、私の大親友で、
  いつも綺麗で絵がうまい。
花瀬魅華「私も希空ちゃんみたいな絵書きたいなぁ・・・」
花瀬魅華「まあもう眠いし、明日絵のことを話そうかな・・・ とりあえずおやすみ・・・」

〇教室
花瀬魅華「希空ちゃん!昨日の絵凄かったよ!」
希空「ふふ、ありがとう。褒めてくれて感謝だよ」
希空「まあ、私、それよりもある企画しようかなって思うの」
花瀬魅華「それって、何の企画なの・・・?」
希空「私が作った企画なんだけど、・・・まあ絵の企画だよ」
花瀬魅華「へえなにそれ、w面白そーw」
花瀬魅華「私、それ参加していい?」
花瀬魅華「・・・?」
希空「ごめん、それは参加しないでほしい。私だけの企画なの・・・」
花瀬魅華(一人だけの・・・企画かぁ──)
先生「こら!あんたたち!そこでぺちゃくちゃしゃべんないでちょうだい!」
花瀬魅華「うわぁあ!?すいませんっ!!」
希空「すみません・・・」

〇高級住宅街
  午後5時50分。
  希朱ちゃんは、委員会や部活動の関係で帰りが遅くなるらしく、
  帰るときの待ち合わせの約束の時間も過ぎていった。
花瀬魅華「もうすっかり夜だよ・・・寒いし」
  辺りを見渡しても、私と同じ制服の生徒は1人も見えなかった。
  それから何分も経過してしまった。
花瀬魅華「・・・あ!」
  あの姿が見えた。
希空「ごめん・・・待たせちゃって・・・」
花瀬魅華「いいよいいよ、大丈夫だよw・・・」
花瀬魅華(、、、?)
  希空ちゃんの服にすこし赤いシミが
  見えた。
花瀬魅華「あれ?希空ちゃん・・・、なんか赤いシミついてない?」
希空「あ、これね? 部活の時間についちゃったんだ」
  あれ?今日部活なんてないのに・・・
  なんで私だけ呼び出されなかったの・・・?
花瀬魅華「なんで私呼び出されなかった・・・?」
希空「まぁ部活ていうより手伝いみたいなのもだよ。 張り紙設置したときに乾いてない絵の具が服についちゃったの」
花瀬魅華「え、!?じゃあそれ洗ったほうがいいよ・・・!」
希空「うんそうだね、 ついちゃったのジャージだし、 明日休みだから洗えると思うよ」
花瀬魅華「あ。確かに!」
希空「ま、そろそろ家に帰ろう、一緒電車に乗っていこう」
花瀬魅華「うん、そうしようか」

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