〇空
　　カルオーストロイ王国、皇室専用機が
　　成山空港に停まっていた。

〇渋谷のスクランブル交差点
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「こんにちは、愛してます。美しい人！」
ルカ「あやしいわ!!怪しすぎる！」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「僕は、けんじ・シャルル・カルロス・ルイス６世と言います」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「カルオーストロイ王国の王子です！」
ルカ「こいつ一発でわかる嘘ついてるよ！ばかじゃね？」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「可愛い人！」
ルカ「どっかのホストクラブの勧誘かしら？」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「結婚しよう！」
ルカ「犯罪のニオイがするわ！」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「大好きです！」
ルカ「ついていったら、ドンペリバンバン開けられて、すごい額を請求されるかも！」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「愛してます！」
ルカ「それとも・・」
ルカ「いや、ヘタレな私をとことんからかって笑ってやろうってゲームかしら？」
ルカ「いや、どっかにカメラが仕込んであって、 モニタリング仕掛けられてるのかしら？」
ルカ「私、一応アイドル志望だし・・」
ルカ「いや、これは国際的詐欺グループが、私を亡き者にしようとしてるのかも!!」
ルカ「それか。どっかの鉱山で労働させられるんのかも！」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「きみ、考えすぎだよ」
ルカ「わ！聞かれてた！」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「愛情の証にこれあげる！」
ルカ「これきっとスーパーで売ってるやつだ！宝石が飴になってるっやつ!!」
けんじ・シャルル・カルロス・ルイス・６世「本物だよ」
ルカ「情報量多すぎ!!脳みそ、爆発しそだ！」
ルカ「私、人から好きとか愛しているとか言われてことない・・」
ルカ「みんなしてヘタレな私をからかってるんだわ！」
ルカ「えーん、えーん」
　　ルカの恋はどうなるのか？
　　続きます！