The Justice Twins

どんぐり

高校の体育祭(脚本)

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〇学校の校門
  今日は体育祭の日だ。
的場裕也「いい天気でよかったね」
新田あかね「運動会日和ね」
高橋瞬「ああ。さわやかな秋晴れだ」
和久井あかり「そうね」
江川和美「今月はイベント尽くしね」
江川和樹「今日は体育祭で、今月終わりにはハロウィンがあるね」
高橋瞬「今月後半には、中間試験があるぜ。12月初めには期末試験だ」
江川和樹「連休明けから試験勉強だ」
江川和美「そうね」
  一行は校舎へと入っていく。

〇グラウンドのトラック
  こうして体育祭はスタートした。
日野由紀子「今日は体育祭本番です。皆さん、頑張ってください」
井口文「正々堂々、戦ってくださいね」
  準備体操を済ませたのち、競技がスタートした。
的場裕也「最初は徒競走だ!」
黒沢りょう「負けてられないな!」
林潤一「そうだね!」
  こうして徒競走は始まった。
林潤一「負けた・・・・」
的場裕也「やったぞ!1位だ!」
黒沢りょう「すごいな、僕は2位だ」
江本美嘉「次は私たちね」
和久井あかり「負けないわよ!」
照井愛「こっちだって!」
照井愛「1位よ!」
和久井あかり「びりから2番目だったわ」
江本美嘉「僅差で2位だったわ・・・」
江川和樹「次は僕らだ」
高橋瞬「ああ」
宇野武「負けてられないぜ!」
江川和樹「やったぞ!1位だ!」
宇野武「すげえな。やっぱお前将来陸上選手で有名になれるかもしれねえぞ」
高橋瞬「3位だったけど、やっぱすごいよ」
江川和樹(ジャスティスツインズとして俊敏に動き回ってることは黙っておこう)
江川和美「いよいよ私たちね」
天谷ほのか「負けないわよ」
新田あかね「こっちだって!」
江川和美「1位よ!」
天谷ほのか「すごいわね」
新田あかね「次の競技も楽しみだわ」
  次は障害物競走となった。
龍崎隆「参加者は集まってください」
照井愛「負けませんよ!」
林博也「ああ!」
馬場恭平「頑張ります!」
  障害物競走は大いに盛り上がった。やがて、午後の休憩となった。
牧口泰「それでは休憩時間となります」
  休憩時間は大いに盛り上がった。
江川和樹「こうやってみんなでお弁当をシェアするのって楽しいね」
江川和美「そうね」
  午後も白熱した。
的場裕也「リレー、うまく走れたぞ!」
  前項リレーや騎馬戦もかなり盛り上がった。
林潤一「騎馬戦、盛り上がったな!」
  やがて、閉会式となった。
牧口泰「今年は白組の優勝となります」

〇学校の校門
  夕方となった。
江川和樹「この後は打ち上げだね」
江川和美「そうね。お父さんやお母さんには帰りが遅くなることは伝えてあるわ」
的場裕也「それなら安心だ。場所は、駅近くだって言ってたし」
  一行は打ち上げ会場へと向かう。

〇焼肉屋
  打ち上げの会場は、彼らが乗るモノレールの沿線の駅近くの焼き肉屋だった。
「それでは、お疲れ様でしたー!」
江本美嘉「おいしいわ、この焼肉!」
高橋瞬「韓国のりまであるから結構ご飯が進むよ」
照井愛「焼肉っておいしいから結構ご飯が進むわね!」
宇野武「タレもアレンジできるから面白いよな、焼肉って」
江川和樹「デザートも魅力的だね」
照井愛「私の好きなバニラアイスもあるのね!」
江川和美「ある程度満喫したらにしましょう」
  メンバーは大いに楽しんだ。

〇繁華な通り
  打ち上げ終了後。
江川和樹「さて、急いで家に帰るか」
江川和美「そうね。今日は金曜日だし」
江川和樹「だからこそ、油断しちゃいけないよ」
江川和美「そうね。事件に巻き込まれたら大変だもの」
  その時だった。
スーパーウィザード「久しぶりじゃのう。おぬしら、勉学とかに励んでおるか。これからちょっと付き合ってほしいんじゃ」
「何ですか?」
女性科学者「実は、悪質なナイトクラブがあるという情報をつかんだの」
スーパーウィザード「なんでも、フィリピン人を不法残留させたままホステスとして強制労働させている違法風俗バーなんじゃよ」
江川和樹「僕らは高校生だけど、決して許されませんね!」
江川和美「私たちも壊滅に協力します!」
スーパーウィザード「そうこなくてはな」

〇ビルの裏
  彼らは目的地へとやってきた。
スーパーウィザード「ここが例のバーの入り口だ」
女性科学者「警察にも協力は頼んであるわ」
江川和美「それじゃ、変身ね」
江川和樹「ああ!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇店の事務室
クラブオーナー「こんだけ搾取させりゃあ懐もあったかくなる!」
クラブ経営者「あいつらもオレらの言いなりですなぁ」
クラブ経営者「いっぱいこっちにはビザもあるんだから、俺らの思うつぼ!」
スーパーウィザード「そうは問屋が卸さんぞ!」
「誰だ!?」
スーパーウィザード「わしが相手になってやる!」
クラブオーナー「喰らえ!」
スーパーウィザード「それ!」
  スーパーウィザードは巧みに銃弾をかわし、こう叫んだ!
スーパーウィザード「喰らいな!」
「しまった!」
警察官「風俗営業法違反に伴い逮捕します!」
女性科学者「証拠も押収いたしました!」
警察官「ありがとうございます」

〇ホストクラブ
  そのころ。
「早く逃げて!」
ホスト「何故です?」
ホステス「雇われてるんですよ?」
ジャスティスボーイ「ここは違法風俗の店だ!すぐ逃げれば助かるはずだ!」
「わかりました!」
構成員「すでに証拠はあるんだ!」
  彼らは外へと避難した。

〇繁華な通り
  違法風俗店はこうして壊滅に追い込まれた。
警察官「さっさと歩きなさい!」
クラブオーナー「わかりました・・・・」
「一件落着!」
構成員「協力してくれたことに感謝するよ」
「大人になったら、クラブ通いはできるだけ控えるようにします!」
女性科学者「そう。そうすれば家族関係も壊れることはないわ」
スーパーウィザード「じゃあ、わしらは失礼する。また会おう」
「お気をつけて!」
ジャスティスボーイ「じゃあ、変身を解いて、帰ろうか!」
ジャスティスガール「そうね!」
  2人は急いで家に向かうことにした。

〇シックなリビング
「ただいま!」
江川るり子「おかえりなさい。体育祭はどうだった?」
江川和美「すっごく盛り上がったの!しかも優勝よ!」
江川勝「それはよかったね」
江川和樹「打ち上げは大いに盛り上がったよ。おいしかったよ!」
江川勝「じゃあ、お風呂に入ってゆっくり休みなさい」
江川和美「そうするわ!」
江川和樹「週末はゆっくり休んで、中間試験に備えるよ」
  ジャスティスツインズよ、秋は勉強にもスポーツにももってこいの季節だ。今後も精進してほしい。次回へ続く!

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