メリー!ストリー馬♡

ガムシロップ

メリ🐴スト+5(脚本)

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〇女の子の部屋
馬場「動くな、中野!これ以上暴れると本当に終わりだぞ?!」
中野「もういい!黙れ!テメェらのせいで何もかもぶち壊しだぁー」
中野「消えちまえ!消えちまえよーッ!」

〇女の子の部屋
かる缶「🐮~私も我慢できない!脅されてこんな変なメイクされてさぁ~!?」
  -comment-
  ささやき女将:かるちゃんやったれぇ!
  ゴージャス彩:いけー!!女みせるのよ
  よりりん:中野を止めて~
  かるは倒れた中野の顔面に跨り、
  グッと自分の大きな尻を押し付け
   抵抗を封じる!
かる缶「そぉーりゃあああ!」
かる缶「あっ 出ちゃった❤」
中野「うっ、う・・・どけ!っ・・・ぐ・・・」
生駒「これで終わりや、中野。マンションの下に警察を呼んでる」
中野「・・・くそっ、全部終わりかよ・・・ しかし屁が臭すぎ・・・・・・だ」
  中野は完全に力を失い、床にそのまま倒れ微動だにしなかった。

〇マンションのエントランス
  ─中野が警察に連行される様子を呆然と見ている馬場、生駒、かる、、そして ぱおん。
警察「中野さん、詳しい話は署で聞きます。同行してください」
中野「生駒・・・てめぇだけは絶対に許さねぇからな!」
生駒「もう遅い言うとんねん、中野。お前はやったことの代償を払うだけや!」
  警察車両のドアが閉まり、
  中野は連行されていく。
  -静けさが戻る夜。
かる缶「・・・これで本当に終わったのかな」
ぱおん@イコリス🦔「やばい、いままでの事SNS上で拡散されてるっぽい!・・ほら、配信してたからぁ~」
生駒「・・・それが目的やったから ええんや。中野のこれまでの悪事を多くに知ってもらう為・・・配信つけとったんやし」
馬場「ぱおん、これでまた炎上したら責任とれよ!」
ぱおん@イコリス🦔「えぇえ!?俺だけ責任とか無理なんだけど!」
かる缶「まぁまぁ~細かい事は後で考えたらいいよ~ ねっ、とりあえず今日は疲れたし終わりにしよう❤︎」
生駒「・・・・・・」
  かるとぱおんが先に帰り、生駒と馬場だけが残る。

〇マンションのエントランス
  生駒と馬場が二人きりになり、
  
  ──雪が降る中・・・
  深い夜が漂う。
馬場「生駒!・・・・・・大丈夫か」
生駒「やっと終わったな。なんか一気に疲れたわ、・・・俺が巻き込んだ事なんやけどな」
  中野が襲いかかってきた時
  痛めた肩を抑えながら、
  
   安堵と共に地面へ倒れこむように座る馬場・・・
馬場「・・っ、気にすんな。半死人でボロボロなのに最後までよくやったよ」
生駒「だから半死人言うなて」
生駒「・・・馬場がいたからや。・・・いなかったら、俺・・・・・・たぶんここにおらんかった」
馬場「そりゃそうだ。お前、単独で突っ走る癖あるしな。俺が止める役だから w」
生駒「そやな・・・側におってくれるから安心するんや」
  ─二人の間に少しの沈黙が訪れる。
生駒「あっ・・・・・・・・・・・・!」
馬場「なんだよ、急に」
  スマホを取り出して画面を確認し、
  顔が青ざめる生駒・・・
生駒「や、やべぇ・・・・・・配信ついてた」
馬場「おいおい、マジかよ。今の会話リスナーに全部聞かれてたのか?」
生駒「(慌てて画面を確認し、コメント欄が流れているのに気づく)・・・・・・しかも、めちゃくちゃコメント来てるやん!」
  -comment-
  yuki:え、生駒と馬場のこの関係アツすぎないか?
  ゆうあ:馬場くん、誕生日おめでとう🎂
  -comment-
  にちゅ:メリークリスマス🎄✨二人とも幸せそうでよかった!
  八乙女🌈:雪降ってるのもドラマみた~い
馬場「誕生日って・・・おい、24時になったのか?」
生駒「(スマホで時間を確認し、急に真剣な顔になる。)ああ、そうだ。お前の誕生日、12月25日になったな」
馬場「そっか・・・なんか変なタイミングだけど、ありがとな」
  生駒がスマホをじっと見つめ、
  急に視聴者へ向けて話し始める
生駒「・・・・・・おい、オマエら。ちょっと黙って聞けよ」
  -comment-
  ぱおん@イコリス🦔:え、急にどうしたの?
  ささやき女将:なになに?
生駒「(馬場にスマホを向けながら)今日は、俺にとって特別な日になった。こいつの誕生日がどうとかじゃなくて・・・」
生駒「俺が馬場にずっと伝えたかったことがあるんや」
馬場「おい、生駒。なに言ってんだ?」
生駒「馬場、お前がいると俺はどんな状況でも前を向けんねん。声・・・笑顔・・・全部が俺を支えてくれてる」
  -comment-
  ぱおん@イコリス🦔:えっ?!これ、告白してる?
  かる缶:馬場くんの反応が気になる・・・!
生駒「これからも 一緒に居たい。今視てるリスナーにも言わせてもらうけど・・・・・・俺、馬場が大好きだ」
馬場「おいおい、生駒!配信でそんなこと言うなって・・・・・・でも・・・・・・」
  -comment-
  かる缶:えっ、、馬場くんの反応!?
  八乙女🌈:ちょっと泣きそうなんだけど・・・・・・
  馬場が、視聴者のコメントに気づき
  少し照れくさそうに気持ちを話す・・・
馬場「仕方ねぇな・・・俺も正直、生駒がいなきゃダメだって思ってる」
  -comment-
  キックオフ田沢:うお!
  にちゅ:メリークリスマス&誕生日おめでとう!
  ぱおん@イコリス🦔:尊い・・

〇ファンタジー世界
「Mr.ビッグフランク!!」
「王子!裏切り者め!ここで始末してやるッ!」
  数人の武装した兵士が押し寄せ、弓を構える。矢がキラリと光を反射しながら二人に向けられる。
生駒「おいおいおい!何だよこれ!急展開過ぎるだろ!」
馬場「下がれ!ここは俺がなんとかする!」
生駒「いや、なんとかするって、どう見ても無理やろ!?」
ぱおん@イコリス🦔「タコマール王子🐙!その馬顔の者と共にある限りこの国に未来はないです!今すぐ消えてもらいます!」
馬場「俺が守りたい未来は、タコマールと一緒に生きる未来だ!お前たちに邪魔はさせない!」
生駒「こんな時に何かっこつけてんねん!早く逃げなあかん!」
  追って達が弓を引き絞り、矢を放つ。空気を切り裂く音が響き、生駒に向けて矢が飛んでくる。
馬場「タコマ!危ない!」
生駒「フランク!!!」
生駒「おい!しっかりしろよ!」
馬場「・・・・・・.大丈夫だ。俺はお前を守れた・・・・・・」
「目障りだ!!2人、あの世行きにしてくれるわ!」
  追っての1人が再び矢を放ち、今度は生駒を貫く!
生駒「・・・・・・お前、本当にバカやな。・・・二人の絆は永遠や・・・永遠やで・・ ・」
  ─周りの声は気にしないで
  心の中耳を済まして ─ ありのままに、隠さず自由に咲き誇っていて・・・・・・
「──好きだ。タコマール・・」

〇マンションのエントランス
  画面越しにリスナーたちの
  祝福コメントが次々と流れ、
  二人は静かに笑い合う。
生駒「(スマホを閉じ、馬場を見つめながら )・・・俺たち、絶妙な間で気持ち 暴露したやんな?w」
馬場「(肩をすくめながら)まァ、隠す必要なかったし。俺らは素直に伝えただけで・・・いい記念にもなったんじゃないか?」
生駒「ああ・・・これでええんよな?!」
  雪が馬場と生駒の肩に降り積もっていく・・・・・・
馬場「マジさみーもっとこっち来いよ、タコ!!!」
生駒「馬うっさいねん!言われなくても 行くて!!」
生駒「うっわ!くっさ!!この臭いで気も遠のいていくわ!!」
馬場「俺の中で眠れ! www」

〇黒
  - メリスト - [完]
  ~ Cheers to the new year and the future ~

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