エピソード6(脚本)
〇地下室(血の跡あり)
悠里はなんらかの薬で眠らされていた
研究員「これでいいはずだ」
悠里の首元に何かの薬品が入っていると思われる注射器を首元に打ち込んだ
研究員「これでどうなるか・・・だな」
松本悠里「ゔぁぁあああぁああああ・・・ぐるじい・・・!」
身体の中から湧き出る異物感と吐き気、そのダブルタッチで絶叫にも似た悲鳴をあげる。
手足を拘束された悠里の身体はその苦しみによって陸地に放り出された魚の様に跳ねている。
松本悠里「ぁぁぁ・・・ぐる・・・しい・・・誰か・・・」
松本悠里「死んじゃう・・・」
もちろん助けがくるはずもなく、ただ苦しみが続く。
松本悠里「おぉぉええええ」
嘔吐し、吐瀉物をそこら中に撒き散らす。そして未だ続く不快感による苦しみによって頭から吐瀉物を被る。
だがそんなのは気にしてはいられない。ただ絶叫にも似た悲鳴をあげるだけだった。
〇闇の要塞
田中司「・・・広」
司は目の前に現れた要塞を見て呆気に取られるしかなかった。
田中司「アサルトライフル・・・ねぇ」
それを拾い上げると同時、目の前には大量のゾンビが徘徊していた。
田中司「いくらこれでも多勢に無勢ってとこか」
田中司「多すぎだ」
田中司「ま。いるわな」
罠にあった手榴弾を拝借していた司はそのまま前に投げる。
目の前のゾンビは一掃され、ヒト一人が駆け抜けられる隙間があった。
田中司「走るか」
〇薄暗い廊下
田中司「たく。なんなんだよここは」
中に入るとなにやら研究施設の様な感じだった。
田中司「ちっ・・・」
ここに止まるのはマズイと感じあてもなくだが、走ることにした。