エピソード4 宮殿の生活(脚本)
〇神殿の門
プシュケは宮殿に着きました。
すると謎の声に導かれます。
「ブシュケ様、お待ちしておりました」
「どうぞ、お入りください!」
プシュケ「・・・」
ブシュケは無言のまま、見えない 使用人の言う通りに宮殿の中に入りました。
〇結婚式場の廊下
そして、宮殿の中に入ると、廊下があります。
その内装はとても美しく綺麗でした。
その圧倒的な美しさに、プシュケは驚きを隠せませんでした。
「プシュケ様こちらです」
プシュケは見えない 使用人に案内されながら奥へ進んだ。
〇王妃謁見の間
すると目の前には、食事が並んでおり、プシュケは驚いておりました。
プシュケ「まあ、美味しそう!」
「プシュケ様、どうぞ召し上がってください」
プシュケ「ありがとう、丁度、お腹が減ったところよ」
プシュケは早速、見えない使用人の言う通りに目の前の豪華な料理を食べ始めました。
〇宮殿の部屋
その夜、食事が終わった後、プシュケはとある場所で入浴しました。
入浴後、見えない使用人が用意した服を着ました。
プシュケ「・・・」
プシュケが、寝室のベッドで待っていると、暗闇から1人の男が現れました。
「待ってたかい僕の愛しい花嫁・・・」
プシュケ「!!」
プシュケは驚いていました。
プシュケ「誰!?」
「安心して君は僕の味方だから」
プシュケ「・・・」
プシュケは不審に思い、そして、こう答えました。
プシュケ「旦那様でしたらお顔を見せてください」
「それはできない」
プシュケ「なぜですか?」
「これには事情がある、僕の姿は決して見てはいけないだ」
「しかし、いつか見せることができる、その時まで待ってくれ」
プシュケ「わかりました」
こうしてプシュケは、見えない夫とベッドを共に過ごすことになります。