異世界に転生して魔王になった私は転生勇者と戦う⁉

Cpars

第0章『戦いの始まり』(脚本)

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〇魔王城の部屋
ルミュア「私の名はルミュア」
ルミュア「創作物でよく見かけ今や陳腐なものとなっている異世界転生をした」
ルミュア「その後色々あって魔王になっている」
ルミュア「・・・え? その色々が聞きたいって?」
ルミュア「うーん...」
ルミュア「めんどいからまた今度な!」
ルミュア「ちゃんと聞かれたら答えるさ!」
ルミュア「ま、それはさておき...」
ルミュア「ぼくの能力を説明してあげるよ」
ルミュア「二つ、ね。 転生者だからか両方チートだよ~」
ルミュア「私の能力一つ目は「変更者」(アルテラー)だ。以降アルテラーと呼ばせてもらう」
ルミュア「その名の通り変更できる能力だ」
ルミュア「正確に言えば、「あらゆるものを制限なしに変更することができる能力」だ」
ルミュア「強すぎるって思わなかったか?」
ルミュア「そうだ。強すぎる。相手の生死の状態を変更すればもう勝てる。」
ルミュア「だからか創造神?みたいなものに制限をかけられたようで、」
ルミュア「戦闘中以外は自由に使うことができる」
ルミュア「戦闘中は右手で触れたものにしか発動できない」
ルミュア「てなこった。結構神調整だろ?言葉通り」
ルミュア「で、もう一つについてだが...自分にもよくわからないというのが事実だ」
ルミュア「実はもともと私はアルテラーしか持ってなかったんだが...」
ルミュア「ある日目覚めたらもう一つできてたんだ」
ルミュア「・・・本当だぞ?」
ルミュア「そしてその数日後アルテラーに制限が付いた。と。そういうお話だ」
ルミュア「話を戻そう」
ルミュア「もう一つの能力は自分にも詳しくはわからないが、複数の能力が使える能力らしい」
ルミュア「しかも僕にもどういう関連性のある能力群なのかはわからんのさ」
ルミュア「・・・なんなんだこの能力...!」
ルミュア「さて、と」
ルミュア「そろそろ虚空に話しかけるのも飽きてきたな」
ルミュア「クソがどんだけ私が魔王として勇者を待ち続けていると思ってんだ...」
ルミュア「私と互角に戦いあうどころか勇者がここまで来たことすら一人もない...!」
ルミュア「何のために僕が魔王になったと思ってんだよ人間どもは...」
ルミュア「いや私も人間だけど...」
「────!」
ルミュア「噂をすればってやつか?」
ルミュア「ここに初めてくる勇者だ。きっと並大抵の強さじゃないんだろうな」
ラピス「魔王ルミュアよ! お前を倒しに来た!」
ルミュア「フフフ。 よく来た、勇者よ。 待ちくたびれていたぞ」
ラピス「お前と会話するつもりはない! さっさと始めよう!」

〇カラフルな宇宙空間
ルミュア「そうだな、始めようか!」
  周りが宇宙になった。
  これはルミュアのもう片方の能力によるものである。
ルミュア「驚いてくれたか? そうならやった甲斐があるってもんだ♪」
ラピス「あぁ、まぁ・・・驚きはしたが...」
ラピス「それとこれとは別だ。 行くぞ!」
ルミュア「なーんだ。つまんな。 いいよ。かかってこーい」
ラピス「オラァァァッ」
ルミュア「ほいっ」
ラピス「グハッッ」
ルミュア「は?」
ルミュア「もう死んだのか?」
ルミュア「いや、さすがにおかしいだろ?」
ルミュア「元魔王から譲り受けた(自動的に引き継がれた)魔王軍を倒してここまで来たようなやつなのに?」
ルミュア「仮にも勇者として王国より来たれし者なのに?」
ルミュア「まぁ死んだのなら仕方がない... 次を待つことにするか...」
ルミュア「・・・思い出したわ」
ルミュア「私初見の敵に対して強くなる能力持ってたんだった・・・」
ルミュア「ここまでとは思ってなかったけど」

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