聖なる夜のピュアな思い出

どんぐり

最高のクリスマス(脚本)

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〇オフィスのフロア
  今日はクリスマス。
土井淳「お先に失礼します!」
上司「お疲れさん。いいクリスマスを過ごしなよ!」
土井淳「はい!課長もお疲れさまでした!」
  土井淳は、彼女の岸田胡桃を喜ばせようと決めていた。なぜなら、今日は彼女の誕生日だからだ。

〇大企業のオフィスビル
土井淳「そういえばあそこで胡桃ちゃんと待ち合わせだ。行くぞ!」

〇オフィスの廊下
  その頃。
岸田胡桃「今日はクリスマスで私の誕生日。私はその日に毎年クリスマス会やってるから、誕生日とクリスマスのプレゼントを沢山貰えるのよ」
会社の同僚「そうなんだ。私は終戦記念日が誕生日だけどね」
岸田胡桃「じゃあ、もう行くわ。お疲れ様!」
会社の同僚「お疲れ様」

〇オフィスビル前の道
  外はすっかり雪が降っている。
岸田胡桃「そういえば土井君から「17時15分に街の広場にあるクリスマスツリーの前に来て」と連絡があったわ」
  彼女は例の場所へ向かう。

〇クリスマスツリーのある広場
土井淳「到着したぞ」
  数分後。
岸田胡桃「結構人がいるわね」
土井淳「ここだよ、胡桃ちゃん!」
岸田胡桃「淳君も来てたんだ!」
土井淳「そういえば、今日は何の日か知ってる?」
岸田胡桃「クリスマスよ。それと、何かあったっけ?」
土井淳「君の誕生日じゃないか!」
岸田胡桃「うれしいわ!ありがとう!」
土井淳「これ、受け取ってほしいんだ」
岸田胡桃「プレゼントね!」
土井淳「正解。僕が選んだのさ」
岸田胡桃「うれしいわ」
土井淳「じゃあ、デートに行こうか」
岸田胡桃「うん!」

〇綺麗なコンサートホール
  2人が向かったのは、街のホールだった。
土井淳「ここで初デートしたの、覚えてる?」
岸田胡桃「覚えてるわ」
土井淳「チケットもちゃんと持ってきたよ」
岸田胡桃「ありがとう」

〇劇場の座席
土井淳「そろそろ始まるよ」
岸田胡桃「わくわくするわ!」
  やがて、バレエが始まった。

〇綺麗なコンサートホール
土井淳「くるみ割り人形のバレエ、楽しかったね」
岸田胡桃「初デートの時に見たシンデレラのバレエも素敵だったわ」
土井淳「次はレストランだ」
岸田胡桃「うん!」

〇商店街の飲食店
  2人はレストランにやってきた。
土井淳「ここ、予約してたんだ」
岸田胡桃「ありがとう」
  2人はレストランに入った。
土井淳(こっそりサプライズを仕掛けておいてくれてたはず!)

〇おしゃれなレストラン
  2人は窓の隅っこのテーブルにやってきた。
ウェイター「ご注文をどうぞ」
土井淳「じゃあ、予約の品をお願いします。後、あれも」
ウェイター「わかりました」
岸田胡桃(あれって一体・・・?)
  やがて料理が運ばれた。
岸田胡桃「すごいわ!」
土井淳「一緒に食べよう!」
岸田胡桃「ありがとう」
  2人はディナーを満喫した。そして数十分経過した。
ウェイトレス「こちら、デザートになります」
「ありがとうございます」
土井淳「先に食べてよ」
岸田胡桃「ありがとう」
  数分後。
岸田胡桃「何かしら?」
  胡桃は何かを見つけた。
岸田胡桃「婚約指輪!?」
土井淳「そうだよ。これ、受け取って欲しいんだ。僕のお嫁さんになってくれる?」
岸田胡桃「うん!」
  サプライズは大成功。
土井淳「ずっとこの先も一緒だ」
岸田胡桃「もちろんよ!」
  2人にとって最高の日となった!

〇イルミネーションのある通り
  その1年後のクリスマス。2人はめでたく結婚した。
土井淳「これからも、ずっと一緒にいようね。約束だよ」
岸田胡桃「もちろんよ」
  2人の愛は永遠に続くであろう。夜空の星が、2人を優しく見守るように・・・
  おしまい

コメント

  • 最初から曲が使われていて素晴らしいです!!
    多分コンテストで求められているのは、
    曲を聞かせたいことなのだろうから
    最初から曲を使っているのはとっても正解な気がします!
    聖夜にハッピーな話でいいですね💛

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