The Justice Twins

どんぐり

秋の事件(脚本)

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〇シックなリビング
  10月に入ったある日のこと。
「おはよう」
「おはよう」
江川勝「いよいよ秋らしくなったね」
江川和樹「うん。今月は中間試験もあるし、体育祭もあるから忙しくなるよ」
江川和美「体育祭と言ったら、小学校の時の2人3脚で1等賞とったの、今でも覚えてるわ」
江川和樹「一緒に走ったんだもんね」
江川るり子「懐かしいわね」
  朝食を食べながら語り合う一家だった。

〇学校の校門
「おはよう!」
的場裕也「おはよう!今月は結構忙しくなるね!」
江川和樹「体育祭に中間試験もあるしね」
的場裕也「中間試験って、今月の終わりにあって、期末試験は12月の初旬にあるしね・・・・」
照井愛「でも元気出して!体育祭は2週間後よ!」
黒沢りょう「そうだよ。思いっきり頑張らなきゃ!」
  一行は校舎へと入っていく。
河野沙織(進路、考えなくちゃ・・・)

〇教室
山下紀夫「えー、皆さんおはようございます」
  おはようございます!
山下紀夫「10月に入りました。今月は体育祭に中間試験がございます。 日頃の勉強にも磨きをかけていってください」
宇野武「わかりました」
江本美嘉(私も勉強、励むわ!)

〇学校の校門
  夕方。
江川和樹「体育祭は今月の半ばって言ってたし、そのあとは中間試験だね」
江川和美「期末試験は12月初めにあるって言ってたわ」
江川和樹「部活動での3年生の先輩たちは今月末で引退だって言ってたし、しっかり「お疲れ様でした」といわないとね」
江川和美「そうね」
江川和美「そういえば体育祭だけど、今日から練習がスタートしたわね」
江川和樹「そうだね」

〇グラウンドのトラック
  昼間のこと。
江川和樹「リレーの時は違うチームだけど、二人三脚は一緒でよかったね」
江川和美「でも、リレーでは負けないわよ」
照井愛「障害物競走とかも盛り上がりそうね!」
  メンバーは練習に励んだ。

〇ハイテクな学校
江川和美「小学校の時の運動会、覚えてる?」
江川和樹「二人三脚とか、フォークダンスとかやったの覚えてるさ」

〇グラウンドのトラック
  小学校時代。
「ゴール!」
「すごいわね、和樹君と和美ちゃん! 息の合った兄妹ね!」

〇ハイテクな学校
江川和美「あの頃が懐かしいわね」
江川和樹「みんな、元気にやってるかな?」
江川和美「今度久しぶりに手紙書きましょう」
江川和樹「そうだね!」
  その時だった!
江川和美「何かしら?」
江川和樹「確認してみよう!」
江川和樹「事件が起きてるぞ!」
江川和美「行ってみましょう!」

〇閑静な住宅街
洗脳された不良「ウガー!」
狙撃手「一筋縄じゃ行かないわ!」
女幹部「我々を裏切ったこと、思い知らせてやろう」
江川和樹「ダークカンパニーだ!!」
江川和美「ブライトネスとの抗争だったのね!」
女幹部「お前たちの出る幕ではない!失せろ!」
「ダークカンパニーの好きにはさせない!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャステイスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇閑静な住宅街
女幹部「お前たちか!やっちまえ!」
洗脳された不良「ウガー!」
ジャスティスボーイ「スキャンするぞ!」
ジャスティスガール「何かわかった?」
ジャスティスボーイ「親に反抗的な態度をとり、不貞腐れて家出したらしいんだ。そこへダークカンパニーが不意打ちしたらしい」
ジャスティスガール「確かに反抗したくなる気持ちはわかるわ。でもね、そんな態度を取ったって誰も得をしないのよ!」
洗脳された不良「知ったことか!ウガー!」
  しかし、相手は容赦なく襲い掛かる!その時だった!
狙撃手「覚悟なさい!」
洗脳された不良「しまった!」
狙撃手「今のうちよ!」
「はい!」

〇幻想
  二人はスマホを掲げて、こう呼びかけた。
ジャスティスガール「よく聞いて!あなたは本当はいいところだってあるのよ!」
ジャスティスボーイ「その良さを生かし、せめてもの償いとかをしてみたらどうだ?」
  そして、こう叫んだ。
「ジャスティスヒーリングアターック!」
洗脳された不良「ありがとう・・・・ 俺、やり直すよ・・・・」
  こうして不良は浄化された。

〇閑静な住宅街
女幹部「ブライトネスとジャスティスツインズ!次はそうはいかんぞ!」
狙撃手「手伝ってくれてありがとう」
江川和樹「いえいえ。僕らも協力できて何よりです」
江川和美「この前の恩返しでもありますから」
狙撃手「前にも話したけど、私たちはダークカンパニーとも抗争をしているの。また手伝ってもらうかもしれないわ!」
「その時はよろしくお願いします!」
狙撃手「じゃあ、これで失礼するわね」
江川和美「そろそろ帰りましょう」
江川和樹「そうだね」

〇シックなリビング
  その夜。
江川和樹「今月は体育祭に中間試験もあるから、勉強も頑張るよ」
江川勝「12月の初めに期末試験があるんだろう?」
江川和美「そうよ」
江川るり子「しっかり何事にも励まなくっちゃね」
  秋は始まったばかりだ。ジャスティスツインズよ、今後も勉強と犯罪撲滅に力を注いでほしい。次回へ続く。

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