監獄島(脚本)
〇薄暗い廊下
監獄島看守「オラオラ死刑者ども、起きろー!!」
悠希「うっせーぞコラ!!」
長治「オメーこそ、うっせーぞコラ!!」
悠希「あんだとコラ!!」
鉄二「どっちもうっせーぞ、コラ!!」
「お前もうっせーぞ、コラ!!」
監獄島看守「お前ら全員だ!!」
「うっす・・・」
忠晴「相変わらず、朝から喧しいコラコラ三兄弟やな・・・な?」
「誰がコラコラ三兄弟だ、コラ!!」
忠晴「オメェらだよ・・・な?」
信長「・・・」
忠晴「シカトかよ、おい・・・!!」
監獄島看守「よーし、番号と名前を言え!!」
悠希「番号1、悠希」
長治「番号2、長治」
鉄二「番号3、鉄二」
忠晴「番号4、忠晴」
信長「・・・番号5、信長」
綾「番号6、綾」
忠晴「おや?ネェちゃんも死刑者?」
綾「ここに居るのは、死刑者か監獄島の関係者しか居ないと思うけど?どっちに見える?」
忠晴「死刑者にしか見えへんな」
監獄島看守「無駄口を叩くな!!全員移動!!」
〇秘密基地のモニタールーム
悠希「何だこの部屋は!?」
監獄島看守「静かにしろ!!今から長官の話がある!!」
鉄二「あれが長官か・・・いい女じゃね?」
悠希「流石マン鉄!!どんな女相手でもブレねぇ!!」
監獄島看守「静かにしろって言っているだろうが!!」
監獄島長官「良い良い、どうせ今晩の命よ」
「何だとコラ!!」
監獄島長官「今宵、貴様達の死刑執行を行う、知っているとは思うが、全員で殺しあってもらう」
監獄島長官「そして、最後まで生き残った者は無罪放免とする」
悠希「それは本当だろうな!!」
長治「うっしゃー!!ぜってーに生き残ってこんな所から出てやるぜ!!」
信長「・・・めでたい奴らだな」
「あんだと、コラ!!」
監獄島看守「何回言えばわかるんだ、お前らは!?」
監獄島長官「これからお前たちに武器を渡す、好きなのを取るがいい」
監獄島長官「ここに無い物は後で用意しよう」
悠希「俺はコイツだ」
鉄二「やっぱコレだな」
長治「流石に車はねぇか・・・んじゃコレで」
忠晴「ワイはコレでええで」
信長「・・・紙を数枚」
忠晴「紙やと!?訳わからんわ」
綾「私が使っていたアレでもいいかしら?」
監獄島長官「ワイヤーか?構わんぞ、では後で渡そう」
鉄二「ワイヤーだと!?んじゃテメェがチン斬りの綾か!?」
綾「そうよ?何?私のコレクションに貴方の知り合いでも居たの?」
鉄二「あぁ、俺の連れがイイ女引っ掛けたと喜んでたが、まさかお前だったとはな!!」
綾「フーン、良かったじゃない、私のコレクションに加わって」
鉄二「テメェ許さねー!!絶対テメェを犯す!!」
綾「イイわよ、貴方をコレクションに加わえてあげるわ」
監獄島長官「それとアレを」
監獄島看守「はっ!!コイツを渡しておく、コイツはお前たちの位置と生存を教えてくれる物だ」
監獄島長官「それでは昼12時に死刑執行を行い、各自出た入り口に戻った時点で終了とする、では各自牢へ戻れ!!」
監獄島長官「紙とワイヤーは、牢で渡すよう伝えておく、では解散!!」
〇山の中
午後12時、死刑執行開始
鉄二「ふぅ、まさかこんな広い庭・・・って言うか広すぎないか!?」
鉄二「こんな広い所で、他の奴と会えるのか!?」
30分後
鉄二「ん?あれは・・・あの女か!?」
鉄二「おいテメェ!!」
綾「あら!?フーン、本当に貴方が相手とはねぇ」
鉄二「朝言った通り犯してやるぜ!!」
綾「イイわよ、その代わりに貴方のチンをコレクションに加わえてあげるわ」
(アナウンス)
鉄二vs綾、死刑執行開始!!
鉄二「一ついい事教えてやるぜ、俺はな女を犯すのが好きじゃねぇ」
鉄二「死にかけの女を犯すのが好きなんだよ!!」
綾「あぅ・・・」
鉄二「へへ、イイ表情じゃねぇか、そそるぜ」
鉄二「それじゃ、その服脱がすぜ!!」
鉄二「ほぅ、そういう格好で男を釣ってたのかい」
綾「くっ・・・」
鉄二「それ、もう一発!!」
鉄二「さてと・・・オラ!!」
鉄二「もう一発」
鉄二「オラオラ!!さっきの威勢はどうした!!」
綾「くぅ・・・」
鉄二「まだまだ終わりじゃねぇぞ!!」
綾「ガフッ・・・ゲフッ・・・」
鉄二「くたばるのはまだ早えぞ!!お楽しみはこれからだぜ!!」
鉄二「なかなかいい乳してるじゃねぇか」
鉄二「クライマックスといくぜ、コラ!!」
鉄二「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」
鉄二「へへっ、オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」
鉄二「そろそろぶち撒けてやる・・・ぜ!?」
鉄二「お・・・俺のエクスカリボーがー!?」
綾「私からも一つ言っておくわ、私がチンを斬り落とすのは」
綾「アンタみたいな女を大事に出来ない、粗チンだけよ!!」
鉄二「ざけんじゃねぇ・・・俺の・・・エクスカリボー・・・は・・・世界一・・・」
綾「何が世界一の宝剣よ・・・コレクションの・・・最後が・・・一番最低の・・・こんな粗チンとはねぇ・・・」
(アナウンス)
鉄二vs綾、両者死刑執行完了!!
〇山中の坂道
同時刻
(アナウンス)
鉄二vs綾、両者死刑執行完了!!
長治「マジかよ・・・あのマン鉄が女に殺られるか?」
長治「しかし・・・こうも誰にも会わんかー?」
長治「おーーーーい、誰か居ないかーーーーーー?」
〇原っぱ
数時間後
長治「もうすぐ、夜になるじゃんか!?冗談じゃねぇぞ!!」
長治「マジで誰か居ないのかよー!?」
???「何や、誰かと思うたらコラコラ三兄弟の傍やんか」
長治「誰がコラコラ三兄弟の傍だ、コラ!!」
忠晴「ワレ以外、誰がおんねん?」
長治「居ないけど・・・って何言わせるんじゃ、コラ!!」
忠晴「まぁええわ、ぼちぼちやろか?早よせんと日が暮れてまうで?」
長治「いいだろう、さっさと終われせようぜ!!」
(アナウンス)
長治vs忠晴、死刑執行開始!!
長治「くそっ!!刃物なんて使った事ねぇから、当たらんぞ・・・!!」
忠晴「なんやワレ、ドス使った事無いんかい?」
長治「うっせ、コイツはどうだ!!」
忠晴「そんなへっぴり腰で当たるかいな」
長治「うっせーぞコラ!!コレはどうだ!!」
長治「なんでデブのくせに、こんな速く動けるんだ!?」
忠晴「ただのデブと思うのが間違いやで?ワイわな・・・」
忠晴「関西イチの食い逃げ犯やで!!」
長治「痛てぇ・・・痛てぇよ・・・」
忠晴「情け無いのぉ、ここから出たると言うた、朝の威勢はどこいったんや?」
長治「ヒィーーー!!来るなーーー!!」
忠晴「来るなと言われて、わかったと言うアホが何処におんねん!?」
長治「かかったな、馬鹿が!!」
忠晴「なんやと!?」
長治「なめんじゃねぇよ、コラ!!」
忠晴「ええ根性しとるやんけワレ!!ぶっ殺したるわ!!」
長治「うおっ、ヤベ!!」
忠晴「何やと!?」
長治「そらっ!!」
忠晴「ぐあっ!!砂を・・・」
長治「もらった!!」
忠晴「ワレ・・・くそっ・・・ケツの穴に・・・手突っ込んで・・・奥歯ガタガタ・・・言わせたる・・・」
(アナウンス)
忠晴、死刑執行完了、長治、生き残り!!
〇原っぱ
長治「ふぅ・・・生き残ったのはいいが、夜じゃんか!?」
長治「しかも後2人・・・それも相手は悠希かよ・・・」
長治「だが、相手が誰だろうと殺らんと、ここから出られないしな」
長治「何だ、今のは!?」
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面白そうな設定で、すぐ読みました!!
これは映画にしても面白いでしょうね!
化け物の存在も気になります😃
それぞれキャラクターの個性があって楽しかったです。