魔王?俺達なら余裕っしょ!

フィア🍀🐬

熱き男のぶつかり合い~精霊の目覚め?(脚本)

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〇闘技場
司会者「さぁ、続いて準決勝第2回戦目に行きましょう! 対戦カードはこちら!」
司会者「ミスハランから来た若き冒険者、なおと!」
司会者「こちらもミスハランから来た、若き冒険者のしゅん!」
司会者「2人ともミスハランから来た ということは、この試合は2人にとって負けられない試合になりそうですね」
なおと「しゅん、全力で来いよ?」
しゅん「ふっ、それはこっちのセリフだよ すぐに倒れるなよ?笑」
司会者「準備出来ているようなので、そろそろ行きましょう では、よーい、始め!」
しゅん「先制攻撃だ!」
なおと「よっと」
なおと「次は俺だ!」
なおと「まだだ!!」
しゅん「っ、バリア耐えてくれ!」
しゅん「バ、バリアが!!」
なおと「はっ!!」
しゅん「終わりだ!!」
なおと「っ・・・」
司会者「勝者はしゅん!」
司会者「ということで見事決勝戦に進んだのは、グラドンの騎士団長レオンと、ミスハランの若き冒険者しゅんとなりました!」
司会者「ではまた、明日の決勝戦でお会いしましょう」

〇広い畳部屋
テツオ「なおと、しゅん、お疲れ様」
なおと「テツオさん、俺・・・」
テツオ「勝手に出場したことだろ? それなら怒ってないよ 立派な成績も残せてるしな」
なおと「ありがとうございます!」
しゅん「そういえばなおと、バリア破壊してきたよな?」
なおと「しゅんが本気で来いって言ってたから、バリア破壊したんだけど・・・」
テツオ「まぁ、とりあえず落ち着け しゅん、明日の決勝戦の相手だが・・・」
しゅん「グラドンの騎士団長のレオンってやつだろ?」
テツオ「あぁ 彼に勝つなら、これを見ておくといいだろう」
しゅん「ん、これは?」
テツオ「レオンの試合の動画だ これを見て相手の弱点を見つけておけば、明日きっと役に立つ」
しゅん「いいっすね! さすがテツオさんっす!」
テツオ「まっ、昔からしゅんは突っ走る所あるからな・・・」
なおと「昔からなんですか?」
テツオ「あぁ・・・ 俺がいつも作戦を立てようとしてたら、しゅんはいつの間にか敵の所に突っ込んでんだよな・・・」
はる「今は減りましたけど、前は僕が止めないと大変なくらいでしたね・・・」
テツオ「そうか・・・ みんなには色々迷惑かけたな・・・」
なおと「大丈夫ですよ しゅんは大切な仲間ですから それに、あいつなりに努力してるの知ってるから」
テツオ「それなら良かった そろそろ俺は自分の部屋に行くけど、みんなはゆっくり休んでくれ」
なおと「はい、ありがとうございます」
はる「しゅん、かなり動画に集中してますね」
なおと「そうだな 精霊のこともあるし、明日は絶対に負けたくないんだろ」
しゅん「ん、手強いけど勝てるっしょ!」
なおと「しゅん、大丈夫そうか?」
しゅん「おう! 明日はなおとの分まで絶対に優勝してやるよ」
なおと「ん、ありがと」
はる「2人とも、そろそろ寝ないとじゃないですか?」
なおと「もうこんな時間か」
しゅん「なおと」
なおと「ん、どうした?」
しゅん「明日、軽く朝練の相手してくれるか?」
なおと「構わないけど決勝戦もあるし、大丈夫か?」
しゅん「軽くなら大丈夫だろ」
なおと「それならいいんだけど・・・」
はる「無理しないでくださいよ? 僕達は魔王討伐が1番の目的なんですから」
しゅん「わかってるって ほら、寝るぞ」
なおと「おい、待てって!」
はる(大変だけど、2人と一緒だと楽しいな)

〇武術の訓練場
しゅん「はっ!」
テツオ「そろそろ行かねぇと時間ヤバいぞ」
しゅん「もうそんな時間か じゃ、俺は先行ってる」
テツオ「相変わらずだな・・・ 朝練もまぁまぁやっていたが大丈夫なのか?」
はる「しゅんなら大丈夫ですよ 旅に出る前も、こんな感じで過ごしてましたから」
テツオ「それならいいんだが・・・」
なおと「よし、そろそろゆい達と合流して会場に行くか」
テツオ「そうだな」

〇闘技場
ゆい「しゅんの相手、確かレオンさんでしたよね?」
ソル「あぁ、彼は荒くれ者の多いグラドンの騎士団長 そう簡単には勝たせてもらえないだろうね」
ソル「彼に1度会ったことあるが、15人くらいの荒くれ者を1人で相手出来るくらいの実力はあるからな・・・」
ゆい「!?」
ソル「だが、遠距離タイプのしゅんとは相性悪い 近距離戦にさえならなければ、勝てる可能性はあるだろう」
なおと「ゆい、ソルさん、おはよう」
ゆい「おはよう、みんな」
ソル「おはよう みんな調子良さそうだな」
なおと「もちろんですよ! しゅんの応援のために、しっかり寝ましたから」
ゆい「しゅん、なおとと朝練したって聞いたけど大丈夫なの?」
なおと「しゅんなら大丈夫 ゆいもわかってるだろ?」
ゆい「まぁ、ね? けど少し不安で・・・」
なおと「昨日テツオさんからレオンさんの試合動画見せてもらってたし、朝練の動きもよかったから大丈夫だろ」
ゆい「うん、そうだね しゅんならきっと大丈夫」
司会者「さぁ、いよいよ闘技大会も今日で最後となります では、決勝戦に進んだ2人をご紹介しましょう!」
司会者「ミスハランから来た、若き冒険者しゅん!」
司会者「グラドンの騎士団長、レオン!」
司会者「決勝戦ということで、お2人に意気込みを聞いてみましょう まずはしゅんさんお願いします」
しゅん「はい 俺は友達とミスハランから、魔王討伐の旅に出ているしゅんです」
司会者「えっ、しゅんさんは魔王討伐の旅の途中なんですか!?」
レオン「魔王討伐の旅の途中なのに、出場して大丈夫なの?」
しゅん「魔王討伐のために必要な力が、俺にあるのか試したくて出場したんっすよ」
レオン「なら、僕も全力で戦わせてもらうよ」
しゅん「はい、よろしくお願いします」
司会者「では、両者準備OKのようなのでいきましょう 闘技大会決勝戦スタート!!」
しゅん(レオンさんは近距離タイプ 俺の遠距離攻撃は苦手なはず・・・ なら!)
しゅん「かわしたか・・・」
レオン「まぁ、僕の苦手な遠距離からの攻撃は予想通りだったからね その攻撃なら何度でもかわせるよ?」
しゅん「っ、なら!!」
レオン「!!」
しゅん「ふっ、これは避けれないんっすね?笑」
レオン「これは、さすがの僕でも避けれないよ・・・」
レオン(今のでかなりダメージ受けたからこのままだと、まずいな・・・ あの作戦に切り替えるか)
しゅん「えっ、消えた!?」
しゅん「っ!!」
レオン「対戦相手を見失ったらダメだよ?」
しゅん(やっぱ強いわ・・・ 昨日考えたあの作戦でいけるか?)
しゅん「はっ!!」
レオン「これはなんだ!?」
しゅん「これで終わらせる!!」
レオン「っ・・・」
司会者「栄えある優勝者は、しゅん!」

〇古い競技場
さゆる「レオンさん、お疲れ様です」
レオン「さゆる、来てくれてありがとう 君の期待に応えられなくてごめんね・・・」
さゆる「いえ、レオンさんは最善を尽くして戦ってましたよ! それに、お相手のしゅんさんも凄かったですから」
レオン「確かに彼は凄い さゆると共にグラドンに来てもらいたいくらいだよ」
さゆる「魔王討伐の旅の途中だと言ってましたね 彼の仲間も強いんでしょうね」
しゅん「確かに仲間も強えな」
「!!」
しゅん「そんなに驚くなよ笑 で、俺や仲間について気になることとかあるんっすか?」
さゆる「あの、しゅんさん達は魔王討伐の旅の途中なんですよね?」
しゅん「あぁ」
さゆる「なぜ魔王討伐の旅に出たんですか?」
しゅん「あの時は魔王なんて、すぐに倒せるっしょ!と思って出たっすね」
さゆる「そ、そうだったんですか!?」
レオン「自分の命は大切にしないとダメだよ?」
しゅん「わかってますよ 前までは自分の命を気にしてなかったっすけど、今はちゃんと意識して行動してるっす」
レオン「ずっと気になってたんだけど、その武器って古の冒険者が使っていた武器だよね?」
しゅん「そうっすよ」
さゆる「古の武器って、大精霊に選ばれた者しか使えないと噂の!?」
しゅん「大精霊に選ばれたかは知らないっすけど、まぁ特別な武器なのは本当っすね」
レオン「確か古の武器には精霊が宿っていて、武器の力を引き出してくれると聞いたことある しゅんの武器にも精霊は居るのかな?」
しゅん「古の武器の精霊は、武器の持ち主を認めないと現れねぇし、力も貸してくれないんっすよ・・・」
レオン「それで闘技大会に出場したんだね」
しゅん「はい 闘技大会で優勝したら、認めてくれると思って出場したっす」
レオン「しゅんさん、良かったら君の仲間に会わせてもらえるかな?」
しゅん「了解っす」
レオン「じゃあ、訓練場でまた会おう」
しゅん「はいっす」
しゅん「よし、俺もみんなと合流して向かうか」

〇武術の訓練場

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