ミラクルマジカルガール

どんぐり

未来の私へ!タイムカプセルに託す想い(脚本)

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〇教室
  バレンタインデーが終わったある日のこと。
榎木麻衣「今日の午後、クラスのみんなで書いた作文とかを納めたタイムカプセルを埋めます。15年後の10月1日に開封しますよ」
大久保樹「今日の午後、埋めるんですよね?」
榎木麻衣「はい、そうです」
春野桃子「作文はちゃんと締め切り前に書きました」
榎木麻衣「それはいいことですね」
夏木藍衣「15年後が楽しみです」
秋月萌黄(みんな、どんな大人になるのかな?)
冬元茜音(ワクワクするわ!)
三村泰(そういえばワインとかは結構高く取引されるって、おじいちゃん言ってたな)

〇豪華なリビングダイニング
  数日前。
橋本浩「どうしたんだい?」
三村泰「タイムカプセルに埋めるものの相談だよ」
橋本浩「高く値段がつくものがいいんじゃないか?」
三村泰「どんな?」
橋本浩「ワインとかじゃ」
橋本聖子「あなた、小学生にワインはまずいわよ・・・」
橋本浩「だな・・・」
橋本聖子「何か埋めるのは決まってる?」
三村泰「記念品で、アルバムとか入れるんだけどね」
橋本聖子「じゃあ、本とかはどうかしら?」
三村泰「いいアイデアだね」

〇教室
三村泰「本とかで正解だったな」
榎木麻衣「箱はこちらで用意いたしましたので、それに入れていきましょう」

〇教室
山下俊樹「いよいよタイムカプセルを埋めるね」
大久保樹「15年後が楽しみだ!」
春野桃子「どんな風になってるかしら?」

〇レンタルギャラリー
  桃子の想像。絵本作家の展覧会にて。
「春野先生の絵ってすごいなぁ!!」
「先生の書いた絵本、大好き!!」
春野桃子(大人)「ありがとう!!」

〇教室
大久保樹「俺だったら・・・」

〇オフィスのフロア
  樹の想像。ここはゲーム制作会社。
「お前の作ったゲームソフト、かなり売れてるぞ!!」
「すごい勢いね!」
大久保樹(大人)「プログラマーとして腕がなるぜ!!」

〇教室
夏木藍衣「私だったら・・・」

〇学校の体育館
  藍衣の想像。ここは競技場。
「さあ夏木選手、フリースローが決まるでしょうか!?」
夏木藍衣(大人)「行くわよー!!」
「さあ思い切ってボールを投げたー!!」
「決まったー!!大逆転!!」
夏木藍衣(大人)「やったぁ!!」

〇教室
秋月萌黄「私なら・・・」

〇コンサート会場
  萌黄の想像。コンサートホール。
秋月萌黄(大人)「今日は私のライブに来てくれて、ありがとう!!」
秋月萌黄(大人)「それじゃあ、行くわよー!!」

〇教室
冬元茜音「歌って踊れるアイドルね!!」
秋月萌黄「当たり!茜音ちゃんは?」
冬元茜音「私はね・・・・」

〇カフェのレジ
  茜音の想像。とある有名な洋菓子店。
「いらっしゃいませー!」
「ここは有名なパティスリー冬元か!!」
冬元茜音(大人)「そうです!」
冬元あこ(大人)「美味しいですよー!!」
「じゃあそのケーキください!!」

〇教室
春野桃子「茜音ちゃんらしいわね」
冬元茜音「まあね」
三村泰「未来が楽しみだね!!」
  想い想いに胸を膨らませる一同。
春野桃子「卒業アルバムの完成も楽しみね!」
三村泰「卒業式の時に配られるから、完成が楽しみだね」

〇グラウンドの隅
  その日の午後。
榎木麻衣「それでは、タイムカプセルを埋めていきます。まずは1組からです」
  メンバーは、クラス毎にタイムカプセルを埋めた。
夏木藍衣「開けるのが楽しみですね!!」
榎木麻衣「そうですね」
  その時だった!
アンハッピー「タイムカプセルなんて、くっだらな~い♪」
春野桃子「帰ってよ!!」
アンハッピー「帰るもんか!出てきて、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
アンハッピー「今日の獲物はこれよ!」
  まだ残っている雪にとりついたディザスター!
アンハッピー「暴れちゃって!」
春野桃子「ひどすぎるわ!変身よ!」
大久保樹「ああ!」
「オッケー!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、勇敢に登場!」
「私たち、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇グラウンドの隅
アンハッピー「面白いじゃない。やっちゃって!」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
チアフルスマイル「行くわよ、みんな!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」
  果敢に立ち向かうメンバー!
アンハッピー「スーパーディザスター、あれ行っちゃって!」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
チアフルナイト「させるかよ!」
チアフルナイト「エレガント、いけるか?」
チアフルエレガント「ええ!」
チアフルエレガント「覚悟なさい!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!!」
チアフルシック「私だって!」
チアフルシック「えいっ!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
アンハッピー「ううう・・・」
チアフルポップ「シック、ありがとう!!」
チアフルシック「思いっきり決めて、ポップ!!」
チアフルポップ「オッケー!!」
チアフルポップ「覚悟して!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルナイト「行くぜ!!」
チアフルナイト「覚悟!!」
チアフルナイト「チアフルナイトソード!!」
チアフルナイト「スマイル、いけるか?」
チアフルスマイル「任せて!!」
チアフルスマイル「行くわよー!!」
チアフルスマイル「覚悟して!!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
アンハッピー「やってくれるじゃない・・・!!」
チアフルスマイル「行くわよ、みんな!!」
チアフルナイト「ああ!!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!!」
チアフルナイト「ああ!」
  四葉のクローバーをチアフルナイトがソードで囲む!!
「ミラクルマジカルハートライト、オン!!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!!」
  クローバーから溢れ出る無数のハート!!
チアフルスマイル「行くわよー!!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミンナハッピー・・・・」
アンハッピー「キーッ!!」
  アンハッピーは爆発に巻き込まれたかに見えた。すると・・・
ハピネス「もうあなたは、自由なのですよ」
  光がアンハッピーを包み込む。
ピース「ありがとうございます、女神様」
  アンハッピーは、ピースというハピナスの僕だったのだ。
ハピネス「ミラクルマジカルガールの皆さん、私の仲間をも助けてくださってありがとうございます」
チアフルスマイル「いえいえ。私たちはみんなを笑顔にすべく頑張ってますので」
ハピネス「あなた方のおかげで、チアフルキングダムも元気になりつつあります」
ピース「私はこれからチアフルキングダムに戻ります」
ハピネス「またお会いしましょう」
  こうして、ハピネスはピースを連れて、チアフルキングダムへと帰っていった。
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇グラウンドの隅
三村泰「開けるのが楽しみだね」
飯塚歩夢「私達は15年後、どうなってるのかしら?」
春野桃子「楽しい未来になってるといいわね」

〇シックなリビング
  その夜。
春野桃子「今日学校でタイムカプセルを埋めたの。15年後に掘り出すって」
春野雫「それは楽しみね。桃子、中学校へ上がる準備はできてる?」
春野桃子「部屋の片付けもする予定よ」
春野正幹「そういえば、中学校の教科書とかも用意しないといけないね」
春野雫「来週、ノートとかも準備しましょう。制服の採寸もしなきゃいけないしね」
春野桃子「そうするわ」
メリー「勉強も積極的にね」
春野桃子「わかったわ」
  いよいよ2月も終わりに入ると、4月への準備が始まっていく。桃子たちは、1日1日を大切にしながら準備を進めるのだった。

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