The Justice Twins

どんぐり

高校の文化祭(脚本)

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〇ハイテクな学校
  文化祭当日。
江川和樹「いよいよだね、文化祭」
江川和美「そうね。楽しみましょう」
チアリーディング部のメンバー「チアの発表も見てほしいわ」
江川和美「先輩、楽しみです。私たちのクラスにも来てください」
チアリーディング部のメンバー「クレープ販売でしょう?ちゃんと行くわ」
天谷ほのか「私のいるファッション部では、子供向けコーナーもあるわ」
黒沢りょう「そりゃ楽しみだね。地域に開かれた高校だもん」
河野沙織「英語部の発表もあるわ。英語劇なのよ」
黒沢りょう「わくわくしてます!」
  メンバーは、思い思いに文化祭を楽しむことに。

〇学校の廊下
  やがて、文化祭が始まった。
的場裕也「いらっしゃいいらっしゃい!」
江本美嘉「クレープはこちらですよ!」
宇野武「バリエーションも豊富です」
黒沢りょう「楽しいですよ!」
  メンバーは、入れ代わり立ち代わり役割をこなしつつ、文化祭を楽しんでいる。

〇教室
江川和樹「はい、小野さん」
小野愛子「ありがとう」
江川和美「注文のクレープになります」
小野真理の兄「ありがとう」
  クレープ販売はかなり盛り上がっている。
江川勝「おーい、こっちも頼むよ」
江川和美「お父さん!お母さん!」
江川るり子「楽しんでる?」
江川和美「もちろん!英語部の発表もあるから、来てね!」
江川和樹「その他の展示もあるよ!」
江川るり子「ちゃんと時間配分、守ってね」
江川和樹「わかった!」

〇グラウンドのトラック
  そしてここは校庭。
「そーれ!」
  チアリーディング部のパフォーマンスは大盛り上がりだ。
新田あかね「すごいじゃない!」
堀河仁「ああ!」
平井久美子「そうね!」
  新田あかねは、隣のクラスメイトとも親しかった。

〇体育館の中
  体育館でもイベントが開催されている。
河野沙織(そろそろ時間ね)
  体育館では、英語部による英語劇が行われることになっていた。
河野沙織「大変長らくお待たせいたしました。これより英語部の発表を行います」
高橋瞬「そろそろスタートだな」
高橋元彦「英語劇は初めてだね、ママ」
高橋志保「そうね、パパ」
高橋瞬(来年卒業する姉さんの集大成だ。これは見るべきだな)
河野沙織「私たち英語部は、英語劇『名探偵ハンナの活躍』を上演いたします。 字幕もついてますのでご安心ください」

〇体育館の舞台袖
  そしてここは舞台袖。
英語部員「それじゃあ、字幕の映像を流してっと・・・」
  字幕を表示するモニターのスイッチが入った。

〇体育館の中
河野沙織「それでは、最後までお楽しみください」
  こうして、英語部の公演がスタートした。

〇ヨーロッパの街並み
  名探偵ハンナは、先輩名探偵のスティーブンとコンビを組み、今日も活躍している。(英語)
江川和樹「ハンナ、この前の事件のスピード解決は見事だったよ(英語)」
江川和美「スティーブン先輩の背中を見て頑張ってきたのです(英語)」
江川和樹「だからこそ、今日は君を連れてお出かけしたかったんだよ(英語)」
江川和美「先輩・・・(英語)」
江川和樹「なんだ!?(英語)」
江川和美「先輩、あそこの場所からです!(英語)」
江川和樹「とにかく行くよ!(英語)」
江川和美「はい!(英語)」
  悲鳴が起きた場所へと駆け出す二人。(英語)

〇城の客室
  ココはとあるビルの一室。(英語)
高橋心愛「私のジュエリーが・・(英語)」
窪田和樹「泣くんじゃないよ・・・・ 君は悪くないんだし(英語)」
高橋心愛「何とかなりませんか?僕らの大事なものです。(英語)」
林博也「にしても、誰が盗んだんだろうか・・・・・(英語)」
江川和樹「一体どうされました?(英語)」
江川和美「詳しく聞かせてください(英語)」
高橋心愛「私と彼が出かけてる間に、ジュエリーが盗まれたんです・・・(英語)」
窪田和樹「世界に唯一無二のジュエリーだったんですよ・・・ 僕らにとってかけがえのない存在です・・・(英語)」
林博也「警部の私も、結構悩んでたんです。(英語)」
江川和樹「安心してください!僕らがすぐに犯人を見つけ出して見せますから!(英語)」
江川和美「これまでも様々な事件を解決してきたプロですから!(英語)」
林博也「いいんですか、あなた方に依頼しても?(英語)」
「はい!(英語)」
林博也「じゃあ、お願いします!(英語)」
「お任せください!(英語)」
江川和樹「それじゃあ、さっそく始めるか!(英語)」
  名探偵のハンナとスティーブンは、この事件を解決できるのか?(英語)

〇ホテルのエントランス
  ロビーに戻った二人は、情報を整理することにした。(英語)
江川和樹「とりあえず、確認したところ、こんな感じだね。(英語)」
江川和美「そうですね。(英語)」
江川和美「先輩、私気づいたんです(英語)」
江川和樹「どんな感じだった?(英語)」
江川和美「足跡がないんです!つまりは、動物の犯行かと思うんですよ!(英語)」
江川和樹「そういえば、なんかニオイがしてたね。(英語)」
江川和美「さっきの証言、これに記録していたんです(英語)」
  実は、何か動物のにおいがして、かすかに鳴き声が聞こえたんです!(英語)
江川和樹「もしかしたら!(英語)」
江川和美「探しに行きましょう!(英語)」
  二人は、鳥が犯人だと睨んだ。(英語)

〇華やかな広場
  公園の広場の一角にやってきた二人。(英語)
江川和樹「ココだ!僕のカンは鋭い!(英語)」
江川和美「特徴とかも記録してきたかいがありましたね!(英語)」
江川和美「先輩!あれって!(英語)」
江川和樹「間違いない!犯人は、あのカラスの集団だ!(英語)」
  彼らが目を向けたのは、カラスの大群がいる木だった。(英語)
江川和美「行きましょう!(英語)」

〇木の上
江川和樹「あそこだ!(英語)」
江川和美「あのカラスが犯人ね!(英語)」
江川和樹「こうなったら!(英語)」
  スティーブンは、木によじ登る。ハンナもその後を追う。(英語)
江川和樹「やい!そのジュエリーを返してもらうよ!」
江川和美「覚悟しなさい!(英語)」
  二人は苦労しながらも、何とか奪い返すことができた!(英語)
江川和樹「成功したぞ!(英語)」
江川和美「ええ!(英語)」

〇城の客室
「宝石を取り戻してくれて、ありがとうございました!(英語)」
林博也「さすが探偵さん!よく突き止めましたね!(英語)」
江川和美「直感です!鳥の鳴き声で察したんです。(英語)」
江川和樹「カラスは光るものを好む習性があるから、それで気が付きました。(英語)」
林博也「これで事件は解決できた!(英語)」
  こうして事件は解決した。(英語)

〇体育館の中
  こうして、英語劇は大成功に終わった。
江川勝「いい出来栄えだったな」
江川るり子「そうね」
  こうして文化祭は2日間にわたって行われ、面々は有意義に満喫した。

〇シックなリビング
  その夜。
江川るり子「文化祭、楽しかった?」
江川勝「クレープもおいしかったぞ。お疲れさま!」
江川和樹「うん!大いに楽しめたよ!写真部も、チアリーディング部も大いに楽しかったよ!」
江川和美「他のクラスの出し物も楽しかったわ!」
江川勝「それはよかったな!」
  こうして、文化祭を大いに満喫した、江川家だった。
  和樹と和美よ、次は体育祭に学校の試験もある。
  慢心するな!

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