HIMAHAN-Z(ヒマハンズ)

君乃世界

エピソード25(脚本)

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〇拷問部屋
クリス「うあああぁぁぁ」
ケイト「!!」
ケイト「クリ──」
チャド「ひどい・・・」
ビリー「知り合いか?」
  必死にもがくケイト。
ギャロップ「いや、知らねえよ」
ビリー「チャド。まさか俺に嘘付いてないよな?」
チャド「・・・付いていません。 私も知らない方です・・・」
ビリー「はっはっは」
ビリー「よく目に焼き付けておけ。 お前たち、くれぐれもこうならないようにな」
  ビリー、電気椅子へ向かうと、ダイヤルに手を伸ばす。
ビリー「貴様。まだ吐かんのか」
ビリー「さっさと吐けこの裏切者が!」
クリス「うあああぁぁぁ」
ビリー「誰の差し金だ。AGUAか? ホライゾンか? オリオンズか?」
クリス「くっ・・・これがお前達のやり方か!」
ビリー「虫けらのくせに俺に物を言うな!」
  ダイヤルを更に回す。
クリス「ぐああああああぁぁぁ」
  ケイト、言葉を発しようともがく。
ギャロップ「耐えろ」
ビリー「続けろ」
ジール「ええ。 ですが、これ以上続けると死んでしまいますが?」
ビリー「構わん。続けろ」
ジール「いいんですね?」
ビリー「ふん。ジールめ。この変態が」
ジール「お褒めの言葉とお受け取り致します」
ビリー「おいおい。そんな目でみないでくれよ」
ビリー「俺も好きでやってる訳ではないんだ。 それとも、これも暴力だからやめろと?」
ケイト「・・・・・・」
ギャロップ「いてっ」
  ケイトが口元を押さえていたギャロップの手を噛む。
ケイト「早く逃げろ! 何で、ログアウトしないんだよ!」
ギャロップ「黙らねーか」
  ギャロップが再びケイトの口を押える。
ビリー「ああ、そうだ。 いつでもログアウトしていいんだぞ」
チャド「記憶・・・ですか」
ビリー「その通り」
ビリー「あの男には、拷問を受けてでも失いたくない記憶がある」
ビリー「ここにいるやつらはみんなそうさ」

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