読切(脚本)
〇SHIBUYA109
渋谷には憧れの彼や彼女がいて、そんな憧れに近付くために私は今日渋谷に来た。
──
もしかしたら偶然ばったりあえるかも知れないな、
(芸能人有名人ユーチューバー偶然ばったり)
”なんて
”
もう必然じゃん運命じゃんとか妄想想像を膨らませすぎて浮き浮き浮き上がりそうだ。!!
勝手に舞い上がってしまった。
・・・
1人で妄想ふくらましてしまうの、私の悪いところだな
・・・
〇広い改札
駅は広くて迷路で毎回迷子になる。
いろんな場所からいろんな音がする
〇空港のエスカレーター
エスカレーターに迷い無く乗っていく人々を尊敬の眼差しでみている。・・・
大縄跳びが苦手な私は少し緊張してる──
!!
!!─た─
上手く流れに乗れた。
〇改札口
改札もスムーズに流れて行く人々。──
──一難去って
またいちなんか・・・
小学校の頃に授業でやった音読の順番待ちみたいなドキドキ緊張感。
ゆん「緊張しっぱなしだ」
もたつきなく合流して一列になる。
工場のラインみたいだな。
〇改札口前
改札を上手く抜けれた
ゆん(緊張した)
〇地下街
ゆん(蟻の巣の中ってこんな感じなんじゃないかな?・・・)
そんな事を考えながら人混みに流されて流されて・・・
流れて流れて流されて──
〇渋谷駅前
地上に出れば大きなビル四方八方モニターきらびやかな音楽。
TVやドラマでよくみる
あの光景だ──
ゆめみたいだな
おしゃれな人々。””
みんな華があって私が知らないだけで芸能人がうじゃうじゃ歩いてるんじゃないか?!!!?
普段過ごしている日本と同じ国なのに・・・
異国のように感じる。
・・・
ゆん「もっとお洒落するべきだったな。──」
〇渋谷の雑踏
一生懸命気合いバチバチに入れておしゃれなしてきたはずなのに、・・・
なんだか自分の髪型も洋服もこの街に相応しくないようで恥ずかしくなってきた。
みんな背筋を伸ばしていきいきと歩いてる。
きっと人生楽しいんだろうなとか、勝手に考えてしまいます。
都会の空気に飲み込まれてます私。
そんな考えをどうにかこうにかかきけそうともがいてもがいてこう考え付いた。
!!!!
きっとほとんどが私のような人間。
憧れに憧れてたどり着く場所が渋谷で、
どんな人間も肉と骨と皮でほとんどが水分だと考えれば気持ちが落ち着いて
みんなじゃがいもに見えてきた!!
!!
〇魔法陣2
そうです。
変わるんです。
ゆん「こんな自分とおさらばだ」
ゆん「その為に覚悟をして、やって来たんだ」
〇コンサート会場
夢に見た場所で夢を見て夢じゃないようにできたらいいな。
目を閉じたら
あのステージの上の自分
〇SHIBUYA109
オーディション会場試験場戦場渋谷
道玄坂のアイドルに心酔です。
〇SHIBUYA109
あの頃の自分じゃ考えられなかった行動が今はできていて、一歩一歩ではあるけれど確実に着実に変わっていけてる。
なによりも夢を見る権利がある。──
夢を自由に追いかける権利がある。””
夢をつかむ可能性ががある。
ワクワクドキドキ心臓がバクバクして、
生きるってこれの事だ!!!
日常生活で味わったことない高揚感・コレが渋谷か。流石渋谷だ。
上京したてをおもいだしました。
私は田舎に住んでいますが、初めて一人で東京に行ったときのことを思い出しました!
改札…最初は切符買って入ったなぁ、初めてSuicaを使う時もちゃんと改札開くか心配だったなぁとか!
夢を無事叶えられるといいなぁと思いました!
この作品を読んで、初めて1人で都会に出向いた時のことを思い出しました。エスカレーターや自動改札、とっても共感しました。みんなそこからの出発なのですね。