入口(脚本)
〇荒廃したショッピングモール
※この物語は全てフィクションです。
実際の団体、人物、事件などには全くを持ち関係ございません。
俺達はオカルト系配信者。
大学のオカルト研究部からの腐れ縁で活動している。
今回向かうのは、かつてあったカルト宗教団体『福神の塔』の施設だ。
数々の悪行、そしてその残虐極まりない信者たちの活動が露呈し、大きな社会問題になった。
今日はかつて信者たちが共同生活を送っていた施設の探索を、生配信する予定だ。
菅野 堅一「いやぁ・・・ 改めて見ると結構不気味だな・・・」
赤城 大介「ビビってんの〜? スガちゃん、相変わらずビビりだねぇ」
菅野 堅一「やめろよ。 俺だって別にビビってるわけじゃ・・・」
八木 真一「ここでの撮影、最後まで反対してたしな」
菅野 堅一「それは法律的な面を心配してだろ?」
赤城 大介「まぁまぁ、細かいことは置いといて、早速中に入ろうぜ!」
八木 真一「撮影の時間も迫ってるしな」
菅野 堅一「はぁ・・・ 俺は何があっても知らないからな」
赤城 大介「そう固いこと言うなって! やっちゃん、カメラカメラ!」
八木 真一「はいよ」
菅野 堅一「はぁ・・・」