魔界最強の欲張りセット!️(脚本)
〇荒れた競技場
昔、紀元前の中近東にウガリット(カナン人の土地)と言う国がありました
そこにアスタルテと言う美しい月の女神がいました
古くはギリシャ含む中近東一帯で絶大に信仰されたのですが
アスタルテ「数千年経ち」
信仰も廃れ──
〇悪い大将の部屋
アスタロート「こうなっちゃいました」
こえー
アスタロート「誰がオカマやねん」
アスタロート「こんな姿にしやがって」
アスタロート「大体元はボインボインの女やねんぞ」
アスタロート「腹立つわ──」
アスタロート「で、愛しの配偶神バアルは どうなったかと言うと・・・」
ハエ。
ハエ。「おゝ愛しのラヴィアンローズ💕」
ハエ。「今日もキレイだねっ💕」
ハエ。
カマとハエ。
ハエ。「どうだろう、今夜(ピーッ)など・・・」
〇悪い大将の部屋
アスタロート(人型)「で、鬱陶しいので人型を取ってみました」
アスタロート(人型)「変身は出来るんだよ」
ハエ。「どんな姿になろうとキミはキミだよ💕 ところでもう1人のボクの彼女はどうした キミと一緒に海から上がって来たあのコ・・・」
↑両方頂いちゃったヤツ↑
アスタロート(人型)「あゝ血まみれアナト・・・」
「呼んだ──!?️」
〇悪い大将の部屋
アナト「アタシよー」
アナト「『麗し』の鉄甲少女アナトよ💕」
アナト「さあ、今日も愛しのバアルお兄様の敵対勢力を〆に行くわよー❣️」
アナト(ロボver.)「そぉーれ」
アスタロート(人型)「相変わらず・・・」
アスタロート(人型)「でもあの子もああ見えて 実は素顔じゃないんだよな・・・」
アスタロート(人型)「怖」
〇悪い大将の部屋
ハエ。「ボクはこの状態も悪くないと思っているよ、地上の喧騒も憎き教会の鐘も聞こえないし、 宿敵ヤムの復活に毎年毎年怯えないで済む」
アスタロート(人型)「ヤムか・・・」
回想──
ヤム「キッシャアアアア(↑毎年復活するヤツ)」
アスタルテ「きゃああー」
アスタルテ「マジで不死身なの!?️」
アナト「お姉様、アタシに任せて!!️」
バアル「ちょっと待ったァ──!!️」
バアル「ソイツはヤグルシとアイムールと言う 2つの武器でしか倒せない それを、扱えるのはボクだけなんだ」
バアル「と、言うわけでボクにやらせてね!️」
見た目ショボいんですが・・・
バアル「ふーっ・・・」
勝ったは良いけど・・・
ハエ。「アナトちゃんがトドメ刺すって紡績のアレ🧵でヤツの死体をツンツンし始めた時は、どうしようかと・・・」
アスタロート(人型)「あれは酷かったな・・・」
アスタロート(人型)「ま、どうせ毎年復活するんだけどな」
マニアック過ぎて分かりませんが
ヤムは毎年毎年海辺の都市ウガリットを襲う嵐や大シケの化身らしいです
アスタロート(人型)「ま、地上の今は某救い主と人間達が 何とかしてくれるっしょ!️ハハハ・・・ (丸投げw)」
〇地球
その昔
初期のキリスト教伝説で
キリスト様がお生まれになったその瞬間
ギリシャ全土に謎の
クソデカため息が響き渡ったそうです!️!️!️
「おんぎゃああー」
「ぁああああああああ──」
「終わったァァ──」
誰のかな!?️
そして今──
〇悪い大将の部屋
アタシ、いや、俺は──
アスタロート(人型)「俺は魔界のアイドルを目指すんだ──」
アスタロート(人型)「見よ、旧き日々は泥と化してしまった、」
アスタロート(人型)「失われた神殿と教義と身体は元には戻らない」
アスタロート(人型)「でも純白の今日と」
アスタロート(人型)「明日はあるのよ」
アスタロート(人型)「−完−」
タップノベルの楽しさが横溢してますね!!
色んなエフェクトがあって楽しいです!
難しいことは分かりませんが・・・
人類がいる以上、神々の争いは終わらないのでしょうかね?
何となくこっちの神話のほうが楽しそうですね(笑)
とある宗教を弾圧した、とある帝国の皇帝は正しかったのでは?
などと妄想する次第です。