チート転生物語

えびまよ

エピソード1 すべての始まり(脚本)

チート転生物語

えびまよ

今すぐ読む

チート転生物語
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇アパートのダイニング
三好咲「いっただきま~す!」
  私は三好咲。
  平凡の中学二年生。一般家庭の娘で兄がひとりいる。親は仕事に出かけていて夕食は兄か私が作る。
三好咲「あ〜〜!美味しい!」
「ただいま!」
三好貴教「咲、今日の飯はなんだ?」
三好咲「ンフフ.....今日のご飯は私の作った、和食よ!」
三好貴教「咲!お前和食作れんの!」
三好咲「うん!クック○ットにかいてあった!」
三好貴教「クッ○パットかよ.....」
「ただいま〜〜」
三好未羅乃「あ〜、お腹空いた!ん!?和食じゃん!」
  そうです。
  このギャルっぽい女性。この人が私の...
三好未羅乃「そうよん!ワタクシがサキとタカノリのママん♪よろしくねん♥」
  問題!
  咲のママは何人でしょう!
  1.アメリカ人
  2.フランス人
  3.日本人
三好未羅乃「わかるかしらね?」
三好貴教「うわ〜〜!何人だったっけ!」
三好咲「案外忘れちゃう....毎年行くんだけどなぁ。お兄ちゃんは毎年大学のサークルで行けてないし....」
  それでは、未羅乃さん!正解をお願いします!
三好未羅乃「正解は.....」
三好未羅乃「1のアメリカ人よ!私の故郷はアメリカよん!でも、育ったのは日本よん!」
三好未羅乃「じゃあ、私もご飯を食べるわよん!」
「さ、咲〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

〇空

  な、なにか見える.....
  あれは........

〇病室のベッド
  ここは....
  病室のベッド?
医者「あなたの娘、「三好咲」はなくなりました」
三好未羅乃「そんな!ドクター!これはなにかの間違いです!」
  母さん...
  泣いてる...でも、兄さんは、泣いてない。
  やっぱり私は死んだんだ。
  そうだと思ったもん。
医者「しかし.... 毒殺されたように見えましたな?」
三好貴教「!!??」
三好未羅乃「咲っ.. ぅぅううっっぅうぅぅ......」
三好貴教「母さん.....今朝の牛乳にあたったようだ..... トイレに行ってくる....」
三好未羅乃「ええ、いってらっしゃい」
  牛乳!?今日の朝は和食だったはず....!?
  どういうこと!?兄は嘘をついているの!?

〇個室のトイレ
三好貴教「邪魔だった咲は死んだ! こんなに簡単に人を○す事ができるとは!」
  ターゲットは??
  ○せたのか
三好貴教「『ああ、次回も頼む、アキト。』っと、次は母さんと父さんか...... 大好きなマシュマロの中にでも入れておくか.....」
  健闘を祈る。

〇雲の上
三好咲「こ、ここどこ!」
三好咲「ちょっと待って思い出せ」
三好咲「私の名前は三好咲...うん覚えてる お兄ちゃんと母親(アメリカ人)にいつも帰ってこない父親(日本人)。いや、」
三好咲「雲の上じゃん!なんで!」
三好咲「ここ、天国??」
スキンヘッド野郎「やあ」
三好咲「きゃああああああ!スキンヘッド野郎だあああああああああああ!」
スキンヘッド野郎「ひどいいいいいい!」
この世を作りし神「ふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ よーくきおった! ワシはこの世を作りし神じゃ お前の願いを叶えてやる しかし、3つだけだぞ」
この世を作りし神「ではまず、1つ目」
三好咲「私のお兄ちゃんを懲らしめて!きっと私が死んじゃったのはお兄ちゃんのせいだから!」
この世を作りし神「ほう!おそらく自分のために願いを使うと思ったが...見直したぞ、娘!」
この世を作りし神「では、おぬしの願い 叶えてしんぜよう!」

〇渋谷のスクランブル交差点
三好貴教「ひひひひ!」

〇空

〇雲の上
スキンヘッド野郎「おい!おいってば!」
スキンヘッド野郎「起きろよ!」
三好咲「わ、わわわわああああああ!」
スキンヘッド野郎「え、何ぃぃぃぃぃぃ!」
三好咲「な、なーんだ、スキンヘッドや郎君か、驚かさないでよう!」
スキンヘッド野郎「スキンヘッドじゃねえ!」
この世を作りし神「おきたかえ?」
三好咲「はい、すっかり、」
この世を作りし神「では、2つ目の願いを.....」
三好咲「お兄ちゃんも私も死んじゃったから、二人の穴埋めとして未羅乃ママに双子を産ませてあげて!」
この世を作りし神「ほう、良かろう」
この世を作りし神「では、そなたの願い、叶えてしんぜよう」

〇病室
三好未羅乃「双子が生まれたわ!」
三好未羅乃「名前は.......」
三好未羅乃「右の子がミサ、左の子がミオよ!」
三好未羅乃「大きく育つのよ、ミサ、ミオ...」
三好未羅乃「咲と貴教は死んでしまったけど......」
三好未羅乃「どうか......どうか.......神様......この娘だけはっ.........」
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんん!!!!!!」
三好未羅乃(小さな子供って、泣き声きついのよね......)

〇雲の上
三好咲「ま、ママ..........」
三好咲「ママあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンヘッド野郎「こら!泣くな!」
三好咲「スキンヘッド野郎ぅぅぅぅぅ!!!!! ママがいないから........ ママがいないから........」
スキンヘッド野郎(え?この人、確か中学、2年?よね..... 幼稚園児なの?流石に困るんだけど.....)
この世を作りし神「けしからん!そんな年になってピーピー泣くのはやめなさい!」
三好咲「は、はいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!」
スキンヘッド野郎「あ、じゃあ、僕はここで失礼します...」
この世を作りし神「よし、」
この世を作りし神「スキンヘッド野郎くんも退散したようだし、3つ目の願いに行こうか」
三好咲「えっと。えっと。あの....」
三好咲「異世界に......」
三好咲「行きたいんですけど.....」
この世を作りし神「...................................ヘ」
この世を作りし神「いいよ!」
三好咲「えええええ!」
三好咲「いいの!」
この世を作りし神「いいよ〜〜!」
三好咲(神様がお許しになるとは...... 以外にチャラいのかな....?)
この世を作りし神「ちょっと痛いが..... 我慢してくれっ.....」
三好咲「ぅ........っ」
この世を作りし神「すまない......」

〇教会の控室
イー「お起きください、咲様」
三好咲「うわ、ってなに!?この服!めっちゃおしゃれなんですけど!」
三好咲「この服、売ったらいくらに.....5万円くらい?いや流石にそれはないか....じゃあ...」
  説明しよう!
  咲は兄の影響で後先かまわずお金を使うタイプなのだ!
  これを売ったらいくらになるか考える癖がついてしまったのである!
イー(うぅ...どうしよう....だいたいこんな子供、対応なんかしたくなかったんだよ。この娘は中2らしいけど....)
三好咲「2万5千円ね!」
イー(子供らしさがあまり...いや、まったくない..普通の子どもとは思えんな.....)
  説明しよう!
  このイーという人物は、『心読者』というもので、人の心を読むことができるのです!
三好咲「ってか、お前だれなん!?」
イー(今気づいたんかい....)
イー(危機感が0。 こいつ........ やばいな.....)
三好咲「なーんか今、失礼なこと考えてなかったぁ??」
イー「い、いえ、そんなことは.....ございませんよぉ......」
三好咲「???? うそっぽい〜〜」
イー(だから子供なんか導きたくなかったんだ!)
イー(やっと『心読者』試験に合格してやっともらえた仕事がコイツの異世界への旅立ちの手伝い........)
イー(最っ悪だっ!)
イー「ワタクシの名は「イー」。心読者です」
三好咲「心読者??」
イー「心読者とは、心を読むことができるものです。別名、【次へと導くもの】です」
三好咲「そういえば、スキンヘッド野郎君も【次へと導くもの】だったのかな〜〜?しらんけど」
イー「す、すきんへっどやろう?」
三好咲「はぁ、スキンヘッド野郎も知らないっての!?ありえないんですけど!?」
イー「す、すみません...」
イー「そ、それより、異世界に転生するのでしょう?私が説明いたしますので、どうぞお座りください」
三好咲「フッ...... いいやつじゃーん!」
三好咲「私は咲! あなたは?」
イー「........」
イー「私はイーといいます。 以後、お見知りおきを.......」

次のエピソード:エピソード2 イーの過去

ページTOPへ