音楽の奇跡

フィア🍀🐬

仲直り、そしてこれからもよろしく!~衝撃の事実(脚本)

音楽の奇跡

フィア🍀🐬

今すぐ読む

音楽の奇跡
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇稽古場
ゆめか「あおいちゃん、飲み込み早いね!」
あおい「お2人の教え方が上手いからですよ」
ひめ「ふふっ、ありがとう いつの間にか、夕方になってたね」
「・・・、寂しい」
はる「ふふっ、3人とも本当に仲良くなったんだね」
ゆめか「だって、あおいちゃんと居ると凄く楽しいんだもん!」
ひめ「うん! あおいちゃんと居られて凄く楽しかったし、元気もらっちゃったよ」
あおい「私もですよ 私もお2人に会えて凄く楽しかったです! そして、改めて夢を叶えたいって思いました」
ゆめか「それなら良かった!」
かなめ「かなめよ 入っても大丈夫かしら?」
ゆめか「どうぞ!」
かなめ「ふふっ、どうやら仲良くなれたみたいね」
ゆめか「はい、特にあおいちゃんとは意気投合して楽しかったです!」
ひめ「あおいちゃんには沢山気付かされる事もあったので、私達にとっても良い1日になりました!」
かなめ「それは良かったわ というか、いつまで私の後ろに居るのかしら?」
「え?」
なお「2人とも、その、ごめん・・・」
ゆめか「なおさん、謝らないでください 私、早くレベルアップしてみんなに合わせないとって正直焦ってました・・・」
ひめ「けど今日あおいちゃんと出会って、音楽の楽しさを改めて思い出せたんです」
なお「私もあれから色々考えてたんだ マネージャーとして、いや、2人の仲間として何が出来るのか」
なお「やっとわかったよ レベルアップしてなかったのは、私の方だってね」
ひめ「なおさん・・・」
ゆめか「あの、タメ口で話してみてもいいですか?」
なお「!?」
ひめ「ゆめか、急にどうしたの?」
ゆめか「なおさんも言ってたように、私もなおさんをラブリークローバーの仲間として接したいんです」
ひめ「私からもお願いします」
なお「・・・」
なお「わかった なら、私も普段通りに話すよ」
「やった!」
なお「改めてよろしくね、ゆめか、ひめ」
「うん、こちらこそよろしくね、なお!」
かなめ「さて、あおいさん達のこともあるし、そろそろ失礼しようかしら」
なお「社長、そしてあおいさん達、今日はありがとうございました! おかげで、ラブリークローバーにとって良い1日になりました」
かなめ「ふふっ、それじゃ失礼するわね」
あおい「今日はありがとうございました! 失礼します」
みんな「ありがとうございました!」
「またね、あおいちゃん!」
あおい「またね!」
なお(ゆめか、ひめ、2人となら私の夢も・・・)
ゆめか「なお、大丈夫?」
なお「大丈夫だよ 今日はゆっくり休んで、また明日から頑張ろ!」
「うん!」

〇豪華な社長室
かなめ「さて、色々あって遅くなってしまったけれど、starへの契約についてあおいさん達はどう考えました?」
あおい「私はラブリークローバーと一緒に歌ったりして、改めて夢を叶えたいって強く思いました」
かなめ「たとえライバルが現れ、挫折してもあなたは夢を叶えますか?」
あおい「あおと達となら、何があっても夢を叶えられるって信じてます!」
かなめ「・・・」
かなめ「他のみんなはどうかしら?」
あおと「俺は、姉ちゃんがどれだけ夢を我慢してきたか知ってます そして姉ちゃんの夢は俺の夢でもある」
あおと「だから姉ちゃんだけじゃなく、俺もレベルアップして夢を叶えたい!」
こうた「俺は元々音楽は苦手な方だけど、あおいやあおとをずっと支え続けたい」
こうた「2人がずっと笑顔で居られるように、俺は俺に出来ることをstarに入ってやりたいです!」
はる「俺は、あおいやあおとのようにステージに立つのは苦手ですし、せめて支える仕事をとスタジオ経営をずっとしてきました」
はる「けれど、ラブリークローバーとあおいが歌ってるのを見ていたら、もっと2人を支えたいと強く思いました!」
かなめ「みんなの想い、しっかりと受け取ったわ ぐれん、契約書を」
ぐれん「はい」
かなめ「メンバーはあおいさん、あおとさん、こうたさんの3人で、はるは作曲などの担当でいいかしら?」
みんな「はい!」
ぐれん「社長、こちら契約書です」
かなめ「ありがとう、ぐれん じゃあこうたさん、こちらの契約書への記入をお願いできるかしら?」
こうた「はい、わかりました」
こうた「書き終わりました」
かなめ「ありがとう これで貴方達は正式なstarの仲間よ おめでとう!」
ぐれん「おめでとうございます!」
みんな「ありがとうございます!」
かなめ「さて今日は遅くなってしまったし、そろそろ解散しましょうか」
かなめ「明日からはグループ名決めとかで忙しくなるわ 今日はゆっくり休みなさい」
みんな「はい!」
ぐれん「社長、大事なことをお伝え忘れています・・・」
かなめ「あっ、忘れてたわ! ぐれん、ありがとう」
かなめ「実はstar、スタジオのように来れる日、時間に来ても大丈夫な会社なの」
あおい「えっ!?」
ぐれん「私や社長は違ったりしますけど、夢を叶えたい皆様の身体のため、社長がそういうシステムにしたんですよ」
かなめ「私、この会社を設立する前にアイドルを目指したいけど元々身体が弱くて諦めてしまった方を何人も見てきたの・・・」
かなめ「だから、色んな方達が夢を叶えられる特別な会社を設立したのよ」
あおい「素敵ですね 私も1度、いや、2度夢を諦めたこともありましたけど、かなめ社長の居るstarでなら叶えられそうです!」
かなめ「ふふっ、それは良かったわ」
ぐれん「では皆様、エントランスまで私がお見送りさせていただきますね」
みんな「はい!」
かなめ「さて、私ははるとの件について、そろそろ進めないとね・・・」

〇ビジネス街
ぐれん「皆様、今日はありがとうございました 気をつけてお帰りください」
あおい「はい、こちらこそありがとうございました では、失礼します」
ぐれん「・・・ そこにいらっしゃるのでしょう、はると様」
はると「気づいてたんだ、ぐれん」
ぐれん「それくらいわかりますよ 貴方はここへ、何をしに来たんですか?」
はると「彼女に会いに来たんだよ」
ぐれん「やよいさんなら、まだレッスン中です 他にも要件があるのでは?」
はると「へ~、ぐれんは僕が思ってるより勘が鋭いみたいだ 確かに、僕は他にも要件がある」
ぐれん「なんですか?」
はると「さっき帰っていった、かなめさんがスカウトした彼女達についてだ」
ぐれん「・・・」
ぐれん「何が目的です?」
はると「そんなの決まってるだろ 彼女達を潰す」
ぐれん「やはり、昔から貴方は変わってませんね・・・」
はると「アイツらが居たら、僕の野望は叶わない だから・・・」
ぐれん「彼女達に手出しはさせません これ以上、starに関わらないでください!」
はると「今日はこれくらいにしておくよ 野望を叶えるため、また来る 覚悟しろよ」
ぐれん(はると様・・・)

〇明るいリビング
あおと「眠くなってきたし、俺は寝るよ おやすみ」
「うん、おやすみなさい」
はる「今日、本当に泊まっていってもいいのか?」
こうた「うん、はるのおかげであおい達の夢を叶えられそうだし、少しでもお礼がしたいんだ」
はる「ありがとう」
あおい「そういえば、はるってどんな曲作曲してたの?」
はる「確か、ここにデモを残してたような・・・」
はる「あった」
あおい「!?」
こうた「前に聴かせてもらった事あるんだけど、良い曲だよね」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

ページTOPへ