クトゥルフ神話trpg世界で無双できますか?→可もなく不可もなし!

葉分

キャラシ作成(脚本)

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〇男の子の一人部屋
  あのニャルと会ってから数日が経過したけど、一向に向こうから連絡らしきものが来ない。
中川悟「暇だなぁー、ニャルもニャルだよなアザトースの従者の癖して実際はサボってばっかだもんなぁ」
  そう独り言を呟きながら、あの日にもらったAF:キャラシメーカーを手に取った。
  あの時はとりあえずパッと閉まっただけで詳しくは中とか覗いてはいなかったし、改めて見てみるか。
  俺はそう思いながらあの時のカバンからそれを取り出す。
  その見た目はただのノートみたいな感じだった。
  あれ?以外に普通なノートみたいだな、どれどれ中身はどうなってんだろうかな?
  いきなりSAN値削れるようなやつ出してくるなヨォ。
  と少しばかり警戒しながら表紙をめくる。
  そこに書かれていたのはルールブックの最後くらいに載ってるキャラクターシートと一つのQRコードだった。
中川悟「なんだよ、冷や冷やさせやがって」
  少しばかり文句を言いつつも残りのページをめくろうとすると、何故かそこから先は開かない。
  紙同士がくっついている訳でもないのに一向に開かない。
  仕方なしにキャラクターシートを見ると、右上の方に注意書きのようなものがあった
  『キャラシは最初は一つしか作れないよ!一番最初のキャラシに血を垂らすことで君を元にした探索者が自動で作られるよ!
  職業、興味ポイントは振られないから自分で好きなように振ってね。』と記載があった。
中川悟「血を垂らして自動作成ねえ、そこらへんはクトゥルフっぽいんだな、QRコードも読み取ってみるか」
  QRコードを読み取ると、いつも使っているキャラシメーカーのサイトに飛び、何やら画面に奇妙な模様が現れると、
  いつもの製作ボタンの隣にリアル用と書かれたボタンが追加表示された。
  そしてボタンを押すと『AF:キャラシメーカーと接続しました。』と表示出る。
中川悟「なんかわからんけど、AFと接続しましたって、このAF便利すぎんだろ」
中川悟「とりあえずはキャラシ作るか、血を垂らせば自動作成されるんだったよな」
  俺は適当にカッターナイフで左中指を切り血を流し、AFの上へと垂らす。
  そうすると、AFは突然発光したかと思うと、そのキャラシを見ると俺自身のキャラシが出来上がっていた。
  職業技能が勝手に決まって、ポイントは自分で割り振るっぽいな、EDU、INTともに15か、結構好きなように割り振れるな。
中川悟「それに好きな技能かあ、技能っても色々あるしなあ」
  説明しよう!
  クトゥルフ神話trpgには、大きく分けて5つの技能が存在する。戦闘技能、探索技能、行動技能、交渉技能、知識技能の計5つ。
  この中で優先順位を決めるとしたら、左から探索→交渉→知識→戦闘→行動技能の順に優先度が下がる。
  探索技能はどのシナリオであれ、目星、聞き耳、図書館の何かしらは使う可能性が高く、CoC界隈での三種の神器と呼ばれている。
  その他にも応急手当や精神分析など役立つものが多く存在する。

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