掟破りのヒーロー

夏目心 KOKORONATSUME

最終章2 気の向くままに(脚本)

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〇ジャズバー
  とあるお店にて。
日高紅炎「それでさぁ!ガードの基地からミサイルが発射されて!街に向かって飛んでったんだけどさぁ!そのミサイルから街を守ったのが」
日高紅炎「この俺なのよ!」
モブ「そうなんだ!紅炎君って強くて凄いんだね!」
モブ「ねぇねぇ!他にはどんな凄い事をしたの?」
日高紅炎「そうだな!悪い奴をやっつけたり!それから!」
  何と、日高紅炎は生きていたのだった。ミサイルの爆発に巻き込まれたのは本当だったが実は。

〇空
  ミサイルを壊す直前。
日高紅炎(変身)「おっしゃ!スペシャルハイパーメガトンスマッシュミラクルワンダフル俺様パーンチ!!」
日高紅炎(変身)「うわぁ!!」

〇森の中
日高紅炎「いっててててて・・・って、」
日高紅炎「あ、あれ?ここどこだ??」

〇ジャズバー
  何とミサイルが爆発したと同時に、自身も知らなかったテレポーテーション能力で無事生還していたのだった。
モブ「それでさぁ紅炎君、紅炎君は普段何して過ごしてるの?」
日高紅炎「え?俺?ニートやってる・・・そもそも最後に学校行ったの中学までだったし・・・」
モブ「へ、へぇ・・・そうだったんだ・・・」
モブ「でも紅炎君、中卒でニートなのにお財布の中身が凄いのね!一体何してたの?」
日高紅炎「あぁ、権利書ってのを売ったんだ!」
モブ「え?えぇ??」
司会者「皆様!本日もご来店頂きありがとうございます!間もなく、本日のメインイベント、KOKORONATSUMEライブの」
司会者「開催です!最後まで是非楽しんでって下さい!」
日高紅炎「おぉ!待ってました!」
モブ「紅炎君!今日は朝まで楽しみましょうね!」
モブ「夜はこれからよ!」
日高紅炎「あぁ!やっぱ仕事や勉強なんかより、綺麗なお姉ちゃん達とワイワイするのが一番だぜぇ!!」
  自分がガードにいた事も、神楽坂に助けてもらった事も全て忘れ去った紅炎。彼は気の向くままに、そこにいる美女と
  ワイワイ楽しく過ごすのだった。お金が底を尽きるまで。
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