バイオノイド

kelma

エピソード9 sample/side:SILKLET(脚本)

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〇荒廃したショッピングモール
シルクレット「ふん」
  孤軍、単騎で雑魚を蹴散らしながら鎧の個体に鬼気迫る。
  飛んでくる返り血を物と模せず斧を振るい切り裂き、鉄砲から青い煙を吐かせ猛獣か鬼の如く凪捨てる。
  目が合う。騒動に気付き、する方に視線をずらしたら白いバイオノイドの少女がいた。
  斧やライフルで武装し、腐った体の”同胞”達が叩き潰される。
  その時、白いバイオノイドにこんな感情を抱いた────
  ”鬼”か”悪魔”か
  投擲された斧、それを腕で防ぐが刃が深く刺さる。
  ダーツの矢の如くそれは飛んできた。頭は狙わないようにしたのだろうが、現に鎧個体の鱗を貫通し肉に到達。
■■■■■■「────っ」
シルクレット「・・・・・・」

〇荒廃したショッピングモール
インパルス「対象を生け捕りに」

〇荒廃したショッピングモール
シルクレット「・・・人型なら頭に酸素を送られなくすればいいかな」
  シルクレットが鎧の首に腕を回す。
■■■■■■「ガ・・・・・・a・・・aa・・・・・・」
シルクレット「・・・・・・」
  辺りを見渡し警戒する。

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