やつくびじんじゃ ー匣入供物ー

突発的ゲーム制作部

エピソード3(脚本)

やつくびじんじゃ ー匣入供物ー

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〇教室
  何気ない日常の昼下がり
  その瞬間は突然訪れた
「ちょっと職員室に来れるか?」
女学生「え?あ、はい?」
女学生(なんかマズったかなぁ・・・?)
  不思議に感じながらも職員室へ向かった

〇事務所
  職員室に着くと何故か応接間へ通された
女学生(なんだろう・・・ふつーこんな所に呼ばれないよね・・・)
女学生(ますますヤバめか・・・?)
「忙しいところ悪いな」
女学生「あ・・・! いえ・・・そんなことも無いので・・・」
「落ち着いて聞いてくれ」
女学生「はい?」
  先生はポツリポツリと話し始めた
女学生「・・・え?」
  私は耳を疑った
  帰り際にいつもの笑顔で手を振ってた友達が
  この前カラオケでバカみたいにはしゃいで遊んだ
  ーー友達が亡くなった、と
  友達とその両親を乗せた車が
  運転操作を誤って崖下に転落したらしい
女学生「・・・え、先生・・・ なんかの冗談ですよね・・・?」
  先生は黙って視線を下に向けた
  その時、理解した
  もう二度と彼女と会えない
  私は彼女と親しかったから
  先生は最初に知らせてくれた

〇タンスの置かれた部屋
  その夜
女学生「なんで・・・どうして・・・」
  何かをしたいのに
  何をすればよいか分からない
女学生「なんで・・・死んじゃったのよ・・・」
  ポツリと呟いた時
  現実であると実感した

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コメント

  • 考察とのことで……

    1話目の冒頭で「願ってすぐ見つかった~」らしい人の周辺でも、死者が出てたのかが気になります?!
    あの神社に祈願することと、身近な誰かが亡くなるのは、実は因果関係が……???

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