サクッと読める怖い話

あいれん

謎の語り手(脚本)

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〇川沿いの原っぱ
セレナ「こんにちは。ここに来たという事は、怖い話が聞きたいということですね?」
セレナ「えっ、私?」
セレナ「“セレナ” と申します」
セレナ「様々な怖い話をご紹介します」
セレナ「ある条件を満たした人の前にだけ姿を現します。それ以外の人は私の事を見ることはできません」
セレナ「条件ですか?」
セレナ「とても簡単な事です。 1、怖い話が聞きたいという人。 2、決して他言しない人 3、霊感の強くない人」
セレナ「この全ての条件に当てはまる人ならば、誰でも大歓迎です!」
セレナ「あらかじめ申し上げておきますと」
セレナ「“決して他言しないように” お願いいたします」
セレナ「霊感の強い方が私のお話を聞いてしまうと、異変が起きてしまうかもしれません」
セレナ「・・・・・・・・・」
セレナ「なんて、全て冗談ですけどね」
セレナ「霊感が強い、弱いなんて、わかりませんよね? わかる人の方が少ないと思います」
セレナ「そうそう、もうひとつ伝えなくてはならない事がありました!」
セレナ「今からお話する内容には、私は一切の責任を負えませんのでご了承ください。 閲覧は自己責任でお願いいたします」
セレナ「ふふっ。なんて、ね。 一度言ってみたかったんです、こういうの。 かっこよくないですか?」
セレナ「あ、怒らないでください! そろそろふざけるのはやめます」
セレナ「それでは、心ゆくまでお楽しみください!」

次のエピソード:episode.1 『はい。』

コメント

  • 初コメです❣️tapwriterをやっている『わからん』と言う者です🩷
    いやー、セレナさん、美しかったですね💕名前からすると月の女神様かな❓次も読みますね💕

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