マジック&ブレイブ

維新コウゲツ

第一話(脚本)

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〇渋谷のスクランブル交差点
  今日も今日とて、平和なこの世の中
  しかし、危険はいつも隣り合わせなのだ
本堂美香「ふんふ~ん♪」
本堂美香「今日は休日だし、思い切り楽しんじゃお♪」
  今日の彼女は休日らしい
  しかし、そんな考えも束の間だった
  『緊急警報発令、怪獣が出現しました、直ちに避難してください』
本堂美香「怪獣!?行かなくちゃ!!」
  美香は特殊スーツへと変身する
本堂美香「さぁ!! 行くわよ!!」

〇渋谷のスクランブル交差点
蜘蛛怪獣「キシャー!!」
  蜘蛛の怪獣が街で暴れていた
  人々は悲鳴を上げながら、避難していく
本堂美香「辞めなさい!!」
蜘蛛怪獣「きしゃ!?」
  美香はレーザーブレードで、蜘蛛怪獣に斬りかかる
  蜘蛛怪獣は驚きながらも、防御する
「隊長!! 射撃準備出来ました!!」
  出動した部隊が射撃準備に取り掛かる
本堂美香「よし!! 総員、撃てー!!」
  部隊が美香の合図とともに、銃を乱射する
蜘蛛怪獣「キシャー!!」
  しかし、蜘蛛怪獣は蜘蛛の糸を張り巡らせ、乱射を防御する
「隊長!! 銃が効きません!!」
本堂美香「なら、ランチャー撃てー!!」
  ランチャーを発射し、爆発で攻撃を試みる
本堂美香「これなら──!?」
蜘蛛怪獣「キーシャシャシャ!!」
  その攻撃も効かず、蜘蛛怪獣嘲笑っていた
本堂美香「なら、私が行くわ!!」
本堂美香「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
  レーザーブレードで、蜘蛛怪獣に斬りかかる
蜘蛛怪獣「キシャー!!」
本堂美香「きゃ!?」
  斬りかかろうとするが、蜘蛛の糸が美香を拘束する
本堂美香「う、動けない・・・!!」
蜘蛛怪獣「キシャー!!」
本堂美香「しまっ・・・!!」
  動けない美香に、蜘蛛怪獣の攻撃か迫る
  誰もが駄目だとおもった、その時──
燐銅誠「させるかよ!!」
  一人の男が美香の前に立ち、魔法陣を展開して、蜘蛛怪獣の攻撃を防ぐ
本堂美香「あ、あなたは・・・?」
燐銅誠「俺は『燐銅誠』!! ただの魔法使いさ!!」
本堂美香「ま、魔法ですって!?」
  誠の言葉に、美香は驚きを隠せない
蜘蛛怪獣「キシャー!!」
  蜘蛛怪獣は、こっちを無視するなと言うように怒っている
燐銅誠「うるせぇな、ちょっと黙ってろよ」
蜘蛛怪獣「キシャー!!」
  怒った蜘蛛怪獣は、誠に向けて攻撃する
本堂美香「危ない!!」
燐銅誠「あーらよっと!!」
  誠は蜘蛛怪獣の攻撃を、軽くかわしていく
  空に魔法陣を展開し、足場にして避けていく
燐銅誠「喰らいな!! フレイム・エッジ!!」
蜘蛛怪獣「キシャァァァァァァ!?」
  炎の円刃が、蜘蛛怪獣に襲い掛かる
  蜘蛛の糸で防御するも、燃やされて炎をくらう
燐銅誠「何だ、大したことねぇな!!」
蜘蛛怪獣「キ、キシャ・・・!!」
燐銅誠「さぁ、止めだ!! 天剣・ソードブリザード!!」
蜘蛛怪獣「キシャァァァァァァァ!!!!」
  斬撃の嵐に打たれた蜘蛛怪獣は、切り刻まれ、消滅した
燐銅誠「いっちょ上がりっと」
本堂美香「燐銅さん、でしたっけ?」
燐銅誠「おう、大丈夫か?」
本堂美香「えぇ、助太刀していただき感謝します」
本堂美香「しかし、魔法は存在しないはずよ」
燐銅誠「んなこと言われても、魔法は魔法だし」
本堂美香「危険な可能性があるので、拘束させていだだきます」
  美香は、誠を拘束しようと手錠を取り出す
燐銅誠「おいおい、それはねーだろ!?」
本堂美香「大丈夫よの、尋問したらすぐ返すから」
燐銅誠「そいつは勘弁だ!!」
  逮捕を避けるために、誠は魔法陣を展開しワープして逃げた
本堂美香「ちょっと、待ちなさい!!」
本堂美香「くっ・・・!! 逃げられた・・・!!」
「隊長、彼は一体・・・?」
本堂美香「わからない、でも、助けられたのは確かね」
本堂美香「次こそは、逃さないから!!」
  この二人が、また合う日が近いことになることは、このときの美香は知らない

コメント

  • 怪獣物で魔法が出てきたのが意外でした!!
    そして助けられた方が、今度は相手を捕まえようとするのも、中々意表をつく展開で面白いですね!!

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