とある王国の異世界難民問題3 〜大いなる負の遺産〜

ぽんたろう

第1話『あらすじという拷問』(脚本)

とある王国の異世界難民問題3 〜大いなる負の遺産〜

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〇華やかな広場
岩本「この世界に来てから 僕たちは多くのことを学びました」
北川「だから、そろそろ元の世界に戻って 人生にもう一度挑戦してみようと思うんです」
いのうえ「ある意味、それが俺たちの求めた 異世界チートだと思うんです」

〇美しい草原
いのうえ「色々とお世話になりました」
北川「みなさん、本当にありがとうございました」
佐々木「ガールズバーじゃなくて コンカフェに通うことにして ちゃんと就職します」
村田「ここにいた時間本当に楽しかったです」
山田「ここにいる時が人生で1番楽しい時間でした」
石井「処◯厨を卒業して もっと大きな男になろうと思います」
岩本「ほんとに・・・」

〇地球
  さあ、帰ろう
  僕らのいた世界へ
「お願いだから帰ってこないで」
  えっ?
「そのまま成仏して」
  ちょ、ちょっと待って
「あっちの世界で幸せに暮らしてね」
  なんで!?
「どうか帰ってこないで」

〇雲の上

〇児童養護施設
「ここは!?」
「まさか!?」
「ラーヒユ村!?」
村長「なんだ、今の大きな音は!?」
村長「えっ?」
「・・・・・・あっ」
村長「????」
村長「・・・・・・」
村長「・・・・・・」
村長「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
村長「・・・・・・」
「しばらくお世話になります」
村長「・・・・・・」

〇大劇場の舞台
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
ユーリ「これまでの足跡を記憶魔法で 振り返ってみたがどうだった?」
「殺してください」
「恥ずかしくて生きていけません!」
ユーリ「元々恥ずかしい人生送って来たろ」
「お願いします、どうかもう一度 転移させてください」
ユーリ「諦めろ、お前らには帰る場所はない」
「・・・・・・」
上杉「哀れすぎて、かける言葉も見つからないわ」
伊藤「私だったら生きていけません」
ユーリ「だな」
ユーリ「とりあえず、他に行かれたら 迷惑だからまた面倒見てやるよ」
「ありがとうございます」

〇市場
  奴らが帰って来てから数日後
郵便屋さん「郵便です」
上杉「はーい」
上杉「ありがとう」
郵便屋さん「では、また!」
上杉「手紙なんて珍しいわね」
上杉「えっと差出人の住所は?」
上杉「エルフの森」

〇城の会議室
ユーリ「お前ら、これから10年間休みなしで 働いてもらうからな」
いのうえ「ひいいい」
佐々木「まさに生き地獄」
山田「社畜ってこんな感じなんですかね」
ユーリ「ゴタゴタ言ってないで手を動かせ!」
ユーリ「お前らが安眠できるのは 棺桶の中だけだと思え!」
「ひいいい」
「ねえねえ! 大変!」
ユーリ「ん?」
上杉「ねえねえ! これ見て!」
ユーリ「上杉さん、どうかした?」
伊藤「そんなに慌てて、何かあったんですか?」
上杉「えっとね、エルフの森の住人から 急報だって!」
ユーリ「エルフの森?」
ユーリ「一体何事なんだ?」
伊藤「エルフなんているんですね」
上杉「はい」
ユーリ「よし、読んでみるぞ」

〇古い本
  拝啓
  はじまりの村の皆様、
  突然お手紙を差し出すご無礼を
  お許しください。

〇可愛らしいホテルの一室
リーリン「最近、娘が自室に閉じこもり ”同人誌”たるものにハマり 何度呼びかけても出てこようとしません」
リーリン「食事を受け取る時、トイレの時しか 部屋から出てきてくれず」
リーリン「お風呂なんてしばらく入ってるところを 見ておりません」
リーリン「親としてどのように接すればいいのか 迷っているところです」
リーリン「そんなとき、娘から人間の村で ”同人誌”たるものを購入して来てくれと 頼まれた際、著者を確認したところ」
リーリン「はじまりの村の方々だったので お手紙をさせてもらいました」
リーリン「娘の愛読する同人誌の著者の方々であれば きっと娘も話を聞いてくれるのではないかと 思っております」
リーリン「どうかお力をお貸しいただけないでしょうか」

〇城の会議室
「何かご迷惑をおかけしてすみません」
ユーリ「ついに恐れていたことが起こったな」
伊藤「こ、これはまさに引きこもり」
シャルティア「行くしかないよね」
上杉「まったくあんたたち反省しなさい」
ユーリ「あと追伸も書いてあるな」

〇地下室への扉
「百合サイコー!!」
「男の娘、サイコー!!」
「お◯◯◯◯! てえてえ!」
リーリン「あの子ったら、あんな言葉を!」
リーリン「追伸」
リーリン「昔はあんな子じゃなかったんです」
リーリン「お淑やかで繊細な性格で魔法が得意 近所でも将来を期待された評判の子でした」
リーリン「いつか冒険に出るんだという目標があり 活発だったんです」
リーリン「夜な夜な意味不明の奇声を発して 恐怖すら覚えます」
リーリン「どうか一刻も早く来ていただけると幸いです」
「男の娘のお◯◯◯◯! 助かる!」
リーリン「もう一体どうしたら!?」

〇城の会議室
上杉「男の娘の魅力が伝わって嬉しいわ」
「・・・・・・」
上杉「ごめんなさい!」
上杉「性癖歪めてごめんなさい」

〇草原の道
ユーリ「というわけで、手紙の差出人の元へ 謝罪行脚に行くぞ!」
伊藤「ついに冒険に出るんですね」
シャルティア「ようやく冒険に出ると思ったら 謝罪っていうのが悲しい」
ユーリ「一応、魔女の城には乗り込んだが 今回はさらに遠出だからな」
岩本「お気を付けて」
佐々木「幸運を祈っております」
石井「この村のことは任せてください」
「・・・・・・」
「すみません! 冗談です!」
「どこまでもお供させていただきます」
ユーリ「よし、いくぞ!」
  こうして彼らの冒険は始まった

〇闇の要塞

〇魔界
大帝「・・・・・・」

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