The Justice Twins

どんぐり

強盗団との戦い(脚本)

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〇シックなリビング
  月曜日の朝。
江川勝「おはよう」
「おはよう」
江川るり子「そういえば文化祭って今月だったのよね?」
江川和美「そうよ。今月下旬にあるの。来月には体育祭と中間試験だってあるのよ」
江川和樹「中間試験は体育祭の後。期末試験は12月初めにあるんだ」
江川るり子「英語部の打ち合わせはこの前あったんでしょ?」
江川和美「そうなの」

〇おしゃれな教室
  数日前。
河野沙織「今月の終わりに行われる文化祭での英語劇は、どんな劇がいいと思う?」
窪田和樹「名作系はどうでしょうか?」
河野沙織「いいアイデアね」
井口文「英語劇を名作系でやる、これは子供たちも楽しめそうね」
小山田淳「僕としては、世界の名作がいいかなと思います」
河野沙織「ほかに意見はあるかしら?」
  その後、話し合いが行われ英語劇となり、演目も決まった。
井口文「演目も決まったわね」
江川和美「シナリオや衣装とかはどうしましょうか?」
井口文「近々ホームセンターや100円ショップとかへ買いに行きましょう」
江川和樹「わかりました!」

〇シックなリビング
江川和樹「というわけさ」
江川和美「クラスの呼び出し物も決まってるのよ」
江川勝「何をやるんだい?」
江川和美「私たちのクラスはクレープの販売よ」
江川勝「楽しみだね」
江川るり子「忙しくなるとは思うけど、勉強も頑張るのよ」
「うん!行ってきます!!」
  二人は出かけた。

〇教室
  朝のホールムールでのこと。
山下紀夫「さて、文化祭でのクレープ販売ですが、レシピとかレパートリーとかに関する話し合いをしましょう」
的場裕也「具材とかは近くのスーパーとかで揃えたいなと思います」
天谷ほのか「レパートリーも相談したいですね」
山下紀夫「今日の放課後から準備を進めましょう」
江川和樹「近くのスーパーで揃えるんですよね?」
山下紀夫「はい。調理器具などは、家庭科室から拝借します」
江川和美「解りました」

〇おしゃれな教室
  その日の午後。英語部では。
河野沙織「いよいよ文化祭に向けた準備のスタートよ」
「解りました!!」
小山田淳「精一杯頑張ります!!」
井口文「英語劇のシナリオや衣装、台本作成も進めたいわね」
江川和美「そうですね」
江川和樹「材料とかも用意したいですね」
井口文「それも、ホームセンターとかで調達する必要があるわね」

〇ホームセンター
  次の日。英語部部員は、早速文化祭に向けて準備を進めるべく動き出した。
井口文「このホームセンターで、小道具とかを揃えていきましょう」
河野沙織「はぐれないでね」
林博也「解りました」
窪田和樹「班ごとに決めて、買うものを探したいです」
太田春奈「じゃあ各自決まったらレジ前集合ですね」
井口文「そうね」

〇雑貨売り場
井口文「ガムテープや段ボールとかは学校のを使うから、布とか揃えたいわね」
窪田和樹「家庭科室も使って裁縫とかしたいですね」
  一行は必要なものを揃えて行く。

〇レンタルショップの店内
  CDショップに来た和樹たち。
江川和美「サウンドトラックも使いようね」
江川和樹「そうだね。どんな劇にも対応できるように揃えたいね」
林博也「いいアイデアじゃないか」
江川和美「先輩!!」
林博也「お前ら、使うCDは決まったかい?」
江川和美「候補をいくつか挙げました」
江川和樹「数枚借りる予定です」
林博也「図書館も使いようだな」

〇ホームセンター
  やがて、一行は外に出た。
井口文「じゃあ、今から高校に戻るわよ」
「解りました」

〇おしゃれな教室
井口文「じゃあ、一応揃ったし、次回以降練習したりして準備をしていきましょう」
「みんな、お疲れ様!!」
  お疲れ様でした!!

〇ハイテクな学校
江川和樹「文化祭、楽しみだね」
江川和美「そうね。高校生になって初めてだもんね」

〇曲がり角
江川和樹「もうすぐモノレールの駅だ」
江川和美「そうね。家に着いたら予復習しなくっちゃ」
  その時だった!!
  うわーっ!
江川和樹「なんだ!?」
江川和美「行ってみましょう!!」
  2人は駆け出した。

〇閑静な住宅街
  事件は住宅街で起きていた。
強盗「行くぞ!!」
  闇バイトの女性も加担していた。
闇バイトの男性「俺はここにいるっす」
強盗「お前はここにいて見張ってろ」

〇狭い畳部屋
強盗「さあ、身くるみいただこうか!!」
老人「頼むからやめてくれ・・・」
強盗「うるさい!!」
老女「財産が・・・」
闇バイトの男性(これで全部だ!!)
闇バイトの男性「そろそろとんずらしないと!!」
  そこまでだ!!
「誰だ!?」
江川和樹「こんな弱いお年寄りを襲って何が楽しいんだ!!」
江川和美「今すぐやめないと大変なことになるわ!!」
江川和樹「変身だ!!」
江川和美「オッケー!!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
  2人はスマホを掲げた!!
江川和樹「いぇい!!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!!」

〇狭い畳部屋
強盗「誰だかしらねぇが、これ以上下手な真似したら、こいつらの命がないと思え!!」
「うううう・・・」
  強盗はそう言うと、刃物を老人に突きつける!!
ジャスティスガール「不味いわね・・・」
ジャスティスボーイ「下手にモードは変えられないよ・・・」
  その時だった。
強盗「アレ!?」
闇バイトの男性「どうしたんすか!?」
ウィッチ「いいタイミングで間に合ったわい」
「あなたは!?」
ウィッチ「実は、前々から闇バイトの実態を追うべく密かに追っていた。助太刀に来たぞ」
強盗「なんだババア!!こいつらの命が惜しいか!!」
ウィッチ「酷い言われようじゃ。喰らえ!!」
強盗「うわーっ!!」
闇バイトの男性「しまった!!」
  強盗はあっという間に目を回した。
ウィッチ「今のうちじゃ!」
ジャスティスボーイ「もう大丈夫ですよ」
ジャスティスガール「盗まれた品物は無事でした!!」
老人「本当になんてお礼を申せばいいか・・・」
老女「助かりました。実はトイレ貸して欲しいと頼まれ、それでドアを開けたら襲われたんです」
ジャスティスボーイ「次からは、厳重に鍵をかけるようにして欲しいです」
老女「そうします」

〇閑静な住宅街
刑事「さっさと歩いた!!」
「はい・・・」
警察官「話は警察署で聞かせてもらいます」
「はい・・・」
警察官「車の方は押収させていただきます」
ウィッチ「これで一件落着じゃ」
ジャスティスボーイ「そうですね」
ウィッチ「いいかい、お主ら。闇バイトに手を出せば逮捕されるのみ。絶対に手を出さぬように!!」
「わかりました!!」
  事件は無事に解決した。

〇シックなリビング
「ただいま!!」
江川るり子「お帰りなさい」
江川和樹「今日から英語部でも英語劇の準備がスタートしたよ」
江川和美「舞台とかも自分たちで作るの」
江川るり子「いい結果が残せるといいわね」
江川和美「そうね」
江川るり子「あ、そういえばあなたたちの通う高校の近くで闇バイトしてた人たちが検挙されたのよ」
江川和樹「ジャスティスツインズがやっつけたんだ。さっきあの2人に会ったんだ」
江川和美「魔法使いも手助けしてたって」
江川るり子「2人とも、闇バイトに手を出さないこと!!」
江川和樹「わかった!」
江川和美「私も気をつけるわ」
  闇バイトは絶対に手を出してはならない。一度でもやると、警察行きだ。
  次回へ続く。

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