買ってくれないとその首跳ねるわよ〜♪

k auo

怒りの商売(脚本)

買ってくれないとその首跳ねるわよ〜♪

k auo

今すぐ読む

買ってくれないとその首跳ねるわよ〜♪
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇古書店
ルシナ「いらっしゃ〜い♪ 私のお店よ〜」
カシム「すげぇ・・・結構大きい店なんだな」
ルシナ「そうよ〜 頑張ってるのよ〜」
ルシナ「そうねぇ・・・貴方には、 これが合うと思うわぁ〜」
カシム「・・・杖?俺、魔法なんか使えねぇぞ?」
ルシナ「その杖は、魔力が無くても魔法を使える レア物よ〜。 昔ダンジョン攻略に行ってたときに見つけたのよ〜」
カシム「そッ・・・そんな杖が・・・・・・」
カシム「・・・えいッ」
  試しにその杖を振ってみる。
カシム「うおッ・・・すげぇ・・・ これなら俺も、戦えそうだ・・・」
ルシナ「貴方センスあるわね〜 初めてなのにあんな上級の魔法を使うなんて〜」
ルシナ「やっぱり貴方は無能なんかじゃないわ〜 ねぇ、聞いてなかったけど名前、 なんていうのかしら〜」
カシム「・・・か、カシムだ」
ルシナ「カシム?いい名前ね〜」
ルシナ「私はルシナよ〜 この辺で商売をしている、 か弱い商人よ〜」
カシム「か弱くはないだろ」
ルシナ「ふふふ」
カシム((笑ってる・・・))

〇武術の訓練場
ルシナ「さ〜て、準備もできたし〜」
ルシナ「そろそろ出発しましょ〜」
カシム「因みに、あてはあるのか?」
ルシナ「勿論よ〜 隣の街に行きましょ〜 そこにはよく、魔物が出るって聞いたわ〜」
カシム「そうか、分かった」

〇林道
ルシナ「・・・困ったわね〜 完全に迷子よ〜」
カシム「・・・夜になってきたし、近くに休める所があればいいんだが・・・」
ルシナ「あ、ならあそこに小さな村があるそうよ 行ってみましょう」
カシム「そうだな」

〇寂れた村
カシム「────は?」
ルシナ「あら、まあ・・・ どうしちゃったのかしら・・・」
「誰か!!!!助けて・・・!!!」
ルシナ「・・・あっちの方からよ 行きましょ」
カシム「あぁ」

〇地下室
村の男の子「誰かッ・・・誰か助けてよぅ・・・!」
ルシナ「あなた、大丈夫〜?」
村の男の子「助けて・・・・・・くれるの・・・?」
ルシナ「えぇ、勿論よ〜 でも、なにがあったか教えてくれるかしら〜」
カシム「今はここから逃げるぞ」
ルシナ「そうね〜」
ルシナ「ほら、あなたも早く〜」
村の男の子「う、うん・・・・・・」

〇寂れた村
ルシナ「火は全部消したわ〜」
カシム「住人もほとんど無事だ。 ・・・よかった」
ルシナ「さて、なにがあったか教えてくれるかしら〜?」
村の男の子「う、うん。えっとね・・・」

〇寂れた村
村の男の子「お父さん!見てみて!凄いでしょ! ぼくが作ったんだよ!」
父「おぉ、すごいな〜」
村の男の子「へへ、でしょでしょ〜」
村の男の子「ん?ねぇお父さん、あの人1人でずっとうろうろしてるけど誰?」
父「?見ない顔だな、ちょっと行ってくる」
村の男の子「はーい」
  と、お父さんはその人の所に行った。
  僕は遠いところからその様子を見ていた。
  その人は突然お父さんに怒鳴りつけたかと思うと、お父さんを斬りつけた。
父「ぐッ・・・・・・!?」
村の男の子「お父さん!?!?」
村の男の子「そんなッ・・・お父さん!!!!」
  そしてすぐに、斬りつけた奴は
  村に火を放ち、どこかへ消えていってしまった。

〇寂れた村
ルシナ「・・・なるほどね〜 よく分かったわ〜」
ルシナ「教えてくれてありがとうね〜」
カシム「・・・!?待て、ルシナ!! どこへ行く!?」

〇草原の道
カシム「おい、ルシナ・・・ そんなに走って、どこに行く気だ?」
ルシナ「心当たりがあるのよ〜 最近、ここら辺によく現れるっていう 悪いお客様が」
ルシナ「何も、見つけた村に火を放って 燃やしているそうよ〜 手のかかるお客様ね〜」
カシム「・・・なるほど、さっきの村も そいつのせいなのか・・・」
ルシナ「雨も強くなってきたわね〜 早く終わらせましょ〜」

〇荒廃した市街地
括狐「また1つ村を燃やした・・・」
括狐「人間から何かを奪うの、 癖になる・・・」
括狐「・・・何」
ルシナ「タイムセールの、 始まりよ〜〜〜〜!!!!」
ルシナ「サービスしちゃうわ〜〜〜〜!!!!!」
括狐「・・・ッ!?何あの大砲・・・!!」
括狐「許さない・・・!! 私の邪魔をするなんて・・・!!!」
ルシナ「う〜ん、困ったお客様ね〜 なら、これはいかが〜? 貴方に似合うと思うのよ〜」
括狐「は?」
括狐「──!?!? なん・・・てこと・・・・・・!?」
ルシナ「また来てくださいね〜♪」
カシム「・・・おつかれ、ルシナ」
ルシナ「お疲れ様〜カシム〜 貴方の魔法、相変わらず凄いわね〜」
カシム「・・・いや、俺が凄いんじゃなくて この杖が凄いんだ」
ルシナ「だとしても、私じゃきっと出来ないわよ〜」
ルシナ「一緒に居るのが貴方で良かったわ〜」
カシム「────!」
ルシナ「さぁ、先に行きましょ〜 寄り道しちゃったわ〜」
カシム「・・・そうだな」

コメント

  • 続きがありましたね!!
    いよいよ本格的に物語が始まって楽しみですね。
    冒険物語って出だしのワクワクが大事ですよね!楽しいです😄 タップノベル盛り上げましょう、私のも覗きに来てください(*゚▽゚)ノ

ページTOPへ