合成スキルで私は生きています

マダオ

エピソード5(脚本)

合成スキルで私は生きています

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〇おしゃれなリビングダイニング
  人類滅亡まで、残り500年
セリア「アーシャ、ご飯ですよ~」
エルフ族 アーシャ「はぁ~い、お姉さま」
エルフ族 アーシャ「いただきま〜す」
セリア(ここに来て500年たったのだけど、人類滅亡の原因すらわからないし、時空移動に必要な神族になる方法も、まだ、見つからないし)
セリア(どうしましょうね・・・もうちょっとで、何かこう、コツと言うか、なにか掴めそうなのよね~)
エルフ族 アーシャ「それで、お姉さまは今日は何します?」
セリア「今日は、ちょっと、試したい事がありますから、研究室に籠もりますね」
エルフ族 アーシャ「わかりました、今日の掃除と洗濯は私がしておきますね」
セリア「えぇ、ありがとえアーシャ」

〇魔法陣のある研究室
セリア「ここは、私が後から作った研究室、スキル合成で作ったり、作ったものを使ってみたりしてる所」
セリア「さてと、神族になる方法を考えないと」
セリア「もともと、神族はこの世界に存在してない種族だから、ここのエネルギー?とかが違うのかも」
セリア「なら、時空系スキルで他の所からエネルギー?ぽいの取れないかな~」
セリア「あの女神に会ったから、神族は高次元生命体ぽいから、イメージは浮かんでるのだけどね」
セリア「あの空間に繋げる事って出来ないかな~そうすれば、神族になる方法が見つかるかも」
セリア「どうすれば、繋げる事が出来るかな?うん?そう言えば、このカラダってあの女神から貰ったものでしたね」
セリア「もしかしたら、繋がるかも?やってみましょう」
セリア「高次元空間を開く感じのイメージで」
セリア「出来たっぽい、後はこれをどうしましょう」
セリア「えっと、魔法石に何かわからないエネルギーを魔法石に合成スキルで合成してみましょう」
セリア「こうかな~」
セリア「出来たかな?う〜ん、謎エネルギー魔石、名前はなんて名前にしようかな~やっぱり、エーテル石にしましょう」
セリア「後はこれを使って、種族を変えれば、出来そうかな」

〇中庭
エルフ族 アーシャ「お姉さま、お呼びでしょうか」
セリア「ちょっと、このタブレットで操作して欲しいのです」
エルフ族 アーシャ「はい、わかりました、それで何をするのですか?」
セリア「今から、私の種族を替えてみようかな〜って」
エルフ族 アーシャ「えっ!種族を変える事はが出来るのですか」
セリア「多分出来るかも、やってみないと、わからないけど、操作お願い」
エルフ族 アーシャ「はい、わかりました、お姉さま」
セリア「それじゃあ、始めるね」
セリア(えっと、確か神族のイメージは、ちょっと嫌だけど、あの女神をイメージしてみましょう)
セリア(後はエーテル石で、私の体にエーテルを取り込むイメージ、精神体をエーテル体に変える感じで良さそうかな)
セリア「今から種族を変化させます、アーシャ、私の言った通りにタッチパネルを操作して」
エルフ族 アーシャ「はい、わかりましたお姉さま」
セリア「エーテル石を使います!スキル種族変化!」
セリア「・・・」
セリア「ふぅ~どうかな~うん、外見はなにか変わった所はない?」
エルフ族 アーシャ「外見は変わってる所は見当たりませんね」
セリア「そう、後は種族の方ね、どれどれ画面を確認」
セリア「やった!神族ゲット」
エルフ族 アーシャ「お姉さまは神様になられたのですか?」
セリア「少し違うかも、名前の横に新人族って書いてあるでしょう、その横に(神族)になってるから、肉体は新人族で、精神体が神族」
セリア「になってるから、この世界では神様ではなく、まだ人類ですね」
エルフ族 アーシャ「そうなのですね、お姉さまが女神様になられたのなら、私が最初の信者になってましたのに、ちょっとだけ、残念です」
セリア「ありがとう、気持ちだけは受け取ってをくね」
セリア(女神にはなりたくはないからね、あの女神みたいに、惑星の管理職はさすがに嫌だね、星が終わるまで、ずっと見てるのはね)

〇可愛い部屋
セリア「やっと、元の世界に行くための準備が揃ったかな~」
セリア「この世界に来て500年長かったかも、やっと、私の妹達に会いに行けますね」
セリア「後は、向こうに行く為の準備はして置かないとね、この世界に肉体は置いていから、その準備と」
セリア「元の世界の時に私が集めた、コレクションとか、ゲームとアニメも、持って帰りたいから、その為の準備も必要」
セリア「どうしましょうね、神族になったから、なにか特殊なスキルでも作ってみましょう」
セリア「私の倉庫に使ってる異次元空間を時空間を繋げれば、物をこちらに持ってこれそうかな」
セリア「問題は、このカラダの保存方法ですね、精神体(エーテル体)と魂を分離するから、このカラダは空で、無防備ですからね」
セリア「やっぱり、生命維持ポットか、永久ポットかを作って、このカラダを守らないとね、アーシャにも手伝ってもらいましょう」
セリア「ポットを作るには、結界の魔法石と、時間停止の魔法石の組合わせが、良さそうな、明日作ってみましょう」

〇近未来の開発室
  1ヶ月後
セリア「準備が出来ましたから、今日、向こうの世界に行ってくるね」
エルフ族 アーシャ「お姉さま、お気を付けて、私、帰りをまってますから」
セリア(アーシャには私がこの世界に来た経緯は教えて説得して、向こうの世界に行くことに納得してもらいましたから、安心して留守番)
セリア(してもらいましょう、アーシャには、帰って来たらなにか、ご褒美みたいなのを考えないとね)
セリア「1年以内には帰ってきますから、悲しまないで、それでは、行ってきますね」
エルフ族 アーシャ「はい、お姉さま行ってりゃしゃいませ」

〇塔のある都市外観
セリア「成功したっぽい?ってここ何処!」
セリア「なにか地名とか探さないと、あっ、あそこにありますね、街の、地図が・・・やっぱり、ここ私が生まれた故郷ぽいですね」
セリア「あの世界で500年以上たってたから、元の世界も、やっぱり、500年たってますね」
セリア「ちょっと、色々と見てみたいけど、早く妹達に会いたいから、街を見るのは後からにしましょう」
セリア「私の異次元倉庫は使えるかな、よかった、使えるみたいですね」
セリア「さっそく、過去に移動しょっと」

〇住宅街の道
セリア「私の知ってる街に戻れました!私が死んじゃってから、500年長かった」
セリア「懐かしい町並み、懐かしい家」
セリア「思わず感情に浸ってましたね」
セリア「時間移動の為にここまで来るまでに、予想以上に大量のLP消費しましたし、LPを回復する魔法石も少し消費してしまったから」
セリア「帰還のLPを残しす為にも、早く家に行きませんと」

〇明るいリビング
セリア「ただいま~、じゃなく、今はお邪魔しますかな」
セリア「私の家〜やっぱり、最高って、不法侵入で通報されるんじゃない?」
セリア「まぁ、今のカラダはエーテル体だから、普通の人には見えないからいいけど、多分、大丈夫かな」
セリア「今は何年かな〜、カレンダーっと、えっと、私死んじゃってから、2年後か〜思っていた時間より、2年はズレてますね」
セリア「妹達はまだ、帰って来てませんね、あれから、2年たってるから、高校3年生ですね、受験とかで忙しいかな」
セリア「帰って来る前に、私の部屋がまだ、残してあるかな、片付けて空っぽだったりして」
セリア「私のコレクションは持って帰りたいですね、私の部屋に行ってみましょう」

〇女の子の一人部屋
セリア「私の部屋まだ、残してありますね、私が居た時のままの、状態になってますね、両親が部屋を残すの決めたのかな~」
セリア「忙しいから、片付けるのが面倒くさかったりしてね、さっそく、コレクションを回収しましょう」
  5時間後
セリア「これも、持って帰りたいし、これも・・・」
歩美「そこに居るのは誰?もしかしてお姉ちゃん」
セリア「えっ?私が見えるの?歩美」
歩美「うん、私が知ってるお姉ちゃんの姿と少しだけ違うけど、やっぱりお姉ちゃんなのですね!」
美羽「歩美どうしたのですか?お姉さんの部屋で喋っていて」
歩美「美羽ここに、お姉ちゃんが帰って来てるのよね〜」
美羽「お姉さん?本当にお姉さんなのですか」
セリア「美羽も私が見えるのですか?」
美羽「はい、お姉さんの姿は私も見えます、私の知ってるお姉さんの姿が少し違ってますけど、私にはわかります」
セリア(どういうことかな、エーテル体は普通の人には認識か姿が、見えないはずだけど、この子達が私の姿を認識してるから)
セリア(もしかしたら、家族だから?それとも、魂の繋がりとか、思いの強さとか?どれもありそうですね)
セリア(密かに会って、こっそり帰ろうかな~と思ってたけど、私の姿が見えるのなら、帰還のLP分だけ残して、もう少しだけ)
セリア(妹達と、一緒にいましょう)
歩美「お姉ちゃんの今の姿は、幽霊なのですか?触れられないから」
セリア「幽霊とは少し違いますね、え〜と、なんて説明すれば良いのかな~、今の姿はエーテル体、エーテルで構成されてるカラダなのだけど」
セリア「わかりやすく説明すると、他の世界のエネルギー体、神族のカラダなのですって、わかるかな?」
美羽「何となくわかります、お姉さんが居なくなった後、私がお姉さんのゲームを少しだけ、進めたりしてましたから」
歩美「私もお姉ちゃんのコレクションを見たりしてたかも、お姉ちゃんがなにをしてた、知りたかったから」
セリア「ちょっとだけ、恥ずかしいですね、マニアックな物ばかりだから」
美羽「もしかして、お姉さんは女神様になったのですか?」
セリア「いいえ、違いますね、本体は異世界にありますから、今の姿は精神と魂だけの姿になりそうかな」
歩美「異世界?お姉ちゃんは今異世界に居るのですか?」
セリア「うん、第2の人生は異世界ライフしてるかも」
美羽「お姉さんが、何故、異世界に居るのですか?それと、この世界に帰って来る方法を教えて下さい」
セリア「わかったは、私が異世界に行った理由と、どの様にして、帰って来たか、教えるね」
  始まりのあの女神での出来事と、異世界での暮らしと、スキル能力と、元の世界に帰還する、方法を妹達に話しました
美羽「その女神絶対に許せない!私のお姉さんを連れ去って」
セリア(美羽はおとなしい子なのに、時々、感情をあらわにするのよね~)
歩美「お姉ちゃん大変な目にあったのね」
セリア(歩美は悲しい事が、あると、泣いちゃう所は変わりませんね)
セリア「二人とも落ち着いて、私は今の暮らしはとても、充実してましたから大丈夫です」
歩美「お姉ちゃんがそう言うのでしたら、わたしは何も言う事がないです、お姉ちゃんはまだ、ここに居られるのです?」
セリア(妹達に見つかっちゃたから、帰還のLPギリギリまで残して、妹達と一緒に過ごしましょうかな~大体1週間くらいかな、今のLP量)
セリア「1週間はここに居られますね、それ以上だとあの世界に帰ることが出来なくなるかも」
美羽「1週間しか居られないのですね、その世界に帰る事が、出来なかったら姉さんはどうなるのですか?」
セリア「え〜と、身体を構成されてるエーテルエネルギーが無くなって、精神と魂だけになって、後は消えるだけです」
美羽「そうなのですね・・・」
セリア(LPを回復すれば良いのだけど、この世界には魔獣が居ないからね、それに、今の私はこの世界では異物だから)
セリア(この世界の神に気づかれたら、排除されそうだから、余り滞在するのは良く無い様な気がしますね)
歩美「お姉ちゃん、お姉ちゃんの居た異世界の事もっと、教えて下さい」
セリア「えぇ、良いですよ」

〇女の子の一人部屋
  1週間後
セリア「もうそろそろLPが無くなりそうだね、今日は帰還の日になりそう、帰る準備をしませんと」
歩美「お姉ちゃん、おはようございます〜」
セリア「おはよう、歩美、今日で私帰らないといけないから」
歩美「えっ!今日で帰るのですか、お姉ちゃん」
美羽「朝からどうしたのですか?」
歩美「お姉ちゃんが今日で帰っちゃうって」
美羽「そうなのですね・・・あの、私も一緒にその世界に行きたいです!」
歩美「美羽が行くのなら、わたしも行きたい!」
セリア「二人とも、あの世界に連れて行く事は出来るけど・・・もうちょっと、考えてちょうだい」
歩美「お姉ちゃんと、もっと一緒に居たいです!」
美羽「私も、姉さんとずっと、居たいです!」
セリア「歩美、美羽、ありがとう・・・けれど、私は貴女達の今の生活を、壊しにここに戻って来たのじゃないのです」
セリア「それに、貴女達が居なくなったら学校の友達とか、私達の両親が悲しい思いをするのではないのですか?」
セリア「私は、二人にはこの世界で幸せに暮らして欲しいのです」
美羽「それでも、姉さんと一緒居たいのです!」
セリア「・・・わかりました」
セリア(どうしましょう、このまま連れて行くのは駄目ですし、何か方法を考えないとね、う〜ん、これかな~)
セリア「連れて行っても良いのですけど、条件があります、ひとつは、この世界で生涯を終えて欲しいのです」
セリア「それと、私達の両親を悲しませないこと、ですから、第2の人生を私の居る、異世界ですごすことになります、それでよろしいです?」
美羽「第2の人生から、姉さんと一緒に居られるのですね、わかりました、それまで、この世界で生きていきます」
歩美「そうですね、私達も居なくなると父さん母さんが悲しい思いをさせますね、お姉ちゃんの迎えが来るまで、今の世界で頑張るね」
セリア(あの世界に連れて行くには、吸魂の指輪が、あるから魂は連れて行く事がは出来るけど、問題は精神体をどうしたらいいかな)
セリア(私が、召喚された時は魂と精神体が召喚されたから、自我があったから、私が保てるからね、合成スキルで作ってみましょう)
セリア「ちょっと待っててね、向こうの世界に行く為の道具を作るね」
セリア「合成スキルで、吸魂の指輪とエーテル石と後はこれでも入れてみましょう」
セリア(あの女神に召喚された時の感覚を指輪に付与すれば指輪に魂と精神体を入れる事が出来そうかな)
セリア「はい、出来ました!精神と吸魂の指輪(姉妹指定)」
歩美「凄いですね、ちょっと、魔法っぽいですね、わたしも異世界に行ったら魔法使えるようになるのかな」
美羽「非科学的な仕組みですね、やっぱり、異世界の技術ですね」
セリア「はい、この指輪をずっとつけていてね、指輪にあなた達の精神体と魂が指輪に宿りますから、絶対に無くさないように」
歩美「へぇ~この指輪って他の人に見せても大丈夫なのです?異世界の物」
セリア「大丈夫だよ、私達以外には見えないから、取られたりしないから」
美羽「向こうの世界で身体はどうなるのです?」
セリア「帰還したら探してみます、まぁ、私の今の身体も何から作られたのかがわからないからね、あの女神にしか」
歩美「私達が生涯を終えるまでお姉ちゃんには会えないのです?」
セリア「えっと、その指輪をつけてれば、夢の中で会うことが出来るのだけど、会うには条件があって、私からしか会うことが出来ないかな」
セリア「貴女達の次の身体が決まった時とか、会いに行きますね、もうそろそろ、学校に行く時間じゃない?」
歩美「お姉ちゃんが今日、帰るのでしたらわたし学校を休みます!」
セリア「受験でしょ?学校は行きましょう、そうしませんと、私が帰りたくなくなっちゃうからね」
美羽「わかりました歩美、学校に行きましょう、私達も姉さんの帰りを邪魔になりますから」
歩美「うん、お姉ちゃん夢の中で会えるの待ってるから〜」
セリア「えぇ、二人とも夢の中で待っててね、学校行ってらゃっしゃい」

〇塔のある都市外観
セリア「元の時代に戻ってきましたね、一度家に帰って、ここに戻って来ましょう」
  数時間後
セリア「LP全開と予備のLP回復魔法石も沢山作ってきたし、準備完了さてと、未来の街を観てみましょう」
セリア「何処から行こうかな~、最初はゲームを見に行ってこよっと、お金無いけど、私のコレクションを増やしたいからね」
  数時間後
セリア「あ〜ぁ~欲しいのがいっぱいあるね、あれから500年経ってるからしかたないけど、何とかしてゲットしたいかも」
セリア「今の私の身体、エーテル体では他の人には見えてないから、買う事が出来ないね、何か考えないと買い物も出来ないし」
セリア「他の所に行ってみましょう」
セリア「あの大画面にニュースしてますね、ちょっと見ていましょう」
セリア「なになに、宇宙事業拡大と第5コロニーの建設、へぇ~宇宙旅行もあるのね、良いな~」
セリア「月基地の宇宙船建設と、宇宙船廃棄の問題、宇宙ゴミ問題か〜月では、宇宙船を作ってるんだね」
セリア「宇宙船か〜乗ってみたい!欲しい!私専用の船を作ってみたい・・・目的地決まっちゃったかも、次は月に行ってみょっと」
セリア「月に行くには、月に行く定期便に乗るルートしか無さそう、お金無いけど・・・まっいっかな」
セリア「今の私はエーテル体ですし、ほぼ幽霊みたいなものだから、幽霊にお金を払えって言ってくる人は居ないと思うし行ってみましょう」

〇組織の廊下
セリア「月基地に到着〜以外と簡単に来れましたね、タダ乗りだけど、ちょっと、良心が痛みますね」
セリア「まぁ、いいかな~早速、宇宙船みて見よっと」
  数時間後
セリア「値段が高すぎ〜どれも、1000億円以上セレブしか買えないじゃない、平民値段の無いし」
セリア「やっぱり、あれしか無さそうかな~船の廃棄問題、宇宙船の墓に行こっと」

〇地下空間の戦艦
セリア「ここが、宇宙船の墓ですね、大きい〜引退した、戦艦とかもありますね、この大きさだと、合成スキル入るかな~」
セリア「今の身体は神族だったね、容量は神Lvになってるから、大丈夫かもしれない、後は何と合成しましょう」
セリア「・・・うん?あっちに落ちてるのは確か戦艦のサポートAIアンドロイドじゃないかな?多分」
セリア「う〜ん、動きませんね、外装もボロボロですし、中の部品も取られて無いものもありますね」
セリア「壊れてるぽいですね、あの船を動かすためにも、必要になりそうだから」
セリア「ちょっと、合成スキルで治してみようかな~治すには足りない部品は、周りに沢山ありますね、後はエネルギーかな~」
セリア「エネルギーはやっぱり、エーテル石かな、これでやってみましょう」
セリア「出来たかな~」
リリ(AIアンドロイド)「う・・・ん」
リリ(AIアンドロイド)「!私は廃棄されたはずなのに何故動けるのです、ここは・・・あの船は私と一緒に廃棄された戦艦やっぱり、私廃棄されてたのですね」
リリ(AIアンドロイド)「?あなたはどなたですか?」
セリア「私はセリア、あなたを治しましたから」
リリ(AIアンドロイド)「え?あなたが私を治してくれたのですか、確かに100%完全に治ってますね、ありがとうございます」
リリ(AIアンドロイド)「セリア様今からあなたを私のマスターでよろしいのですか?」
セリア「えぇ、あなたを治したのも、私のサポートをしてほしいからなの、あなたの名前をリリで登録して」
リリ(AIアンドロイド)「わかりました、セリア様のサポートをさせて頂きます、それにしても、前より処理能力とかアップしていますね、まるで別物の様な」
リリ(AIアンドロイド)「・・・って、ほとんど、人間と変わらない肉体じゃないですか、機械的な部分が全く無いのですけど、どうやったらこんな事になるの」
セリア「えっとですね、あなたの身体は人間の肉体っぽいけど、ホムンクルスを媒体に作って機械的な物は、ナノマシン化して、身体の一部に」
セリア「細胞と一緒にしたから、見た目は人間と変わらないと思うかも」
リリ(AIアンドロイド)「そのような技術、今世界には存在しないのだけど、マスターは何者なのです?」
セリア「私は異世界から来た、ただの少女ですよ?」
リリ(AIアンドロイド)「ただの少女が異世界から、この世界には来れません」
セリア「まぁ、話は後からにして、もうひとつの目的の物を治さないと、この戦艦を」
リリ(AIアンドロイド)「戦艦を治せるのですか?」
セリア「今から、やってみるから、リリは私の サポートお願い」
リリ(AIアンドロイド)「わかりました、ご指示をお願いします」
セリア「えっと、これをここに置いていからこれをここまで持ってきて、こうして、この感じでおねがい」
リリ(AIアンドロイド)「はい、了解しました」
セリア「それじゃあ、始めるね」
セリア「こんなに巨大で質量は初めてだけど、こんな感じかな〜」
  数時間後
セリア「ふぅ~この巨大な物だと疲れますね」
リリ(AIアンドロイド)「凄いですね、完璧に治ってます、それも、前より遥かに性能が上がってます」
セリア「わかるの?」
リリ(AIアンドロイド)「はい、私の分析でわかりますから」
セリア「それじゃあ、中に入りましょう」

〇宇宙戦艦の甲板
セリア「うん、中もちゃんと治ってますね」
リリ(AIアンドロイド)「電源も来てますね」
セリア「元々リリの戦艦だったのでしょう?道案内お願いしてもいいかな?」
リリ(AIアンドロイド)「わかりました、今のこの戦艦は登録者は居ませんから、先に登録に行きましょう」
セリア「えぇ、お願い」

〇実験ルーム
リリ(AIアンドロイド)「ここが、エンジンルームとエネルギールームです」
セリア「最初はエンジンを変えてみましょう」
リリ(AIアンドロイド)「私は何をすればいいのですか」
セリア「これとこれをタイミングを教えますから、入れてね」
セリア「このエンジンに追加する効果は次元を行き来出来るようにするのと、ワープをパワーアップと、時間移動はちょっと無理そうかな」
セリア「今はこのあたりかな~早速、合成スキル使ってみましょう」
セリア「こんな感じかな」
リリ(AIアンドロイド)「何をしたのですか?マスター」
セリア「合成スキルを使ったの」
リリ(AIアンドロイド)「合成スキル?非科学的な技術ですね、私が廃棄された後、今の現代人はその様な力が、あるのですね」
セリア「ここの世界の人類にはスキルと魔法は使えないよ、私は他の世界から来たからね、今の身体はエーテル体、本体は元の世界にあるかも」
リリ(AIアンドロイド)「この世界とは別の世界からマスターが来たのですよね、私もマスターの世界を見てみたいです」
セリア「えぇ、この艦と一緒に私の星に行きましょう、そのための改造だから」
セリア「それじゃあ次は、エネルギーですね」
セリア「今使ってるエネルギーは原子力だから、向こうの世界では使えないから、他のエネルギーにしないと」
セリア「やっぱり、今時点でエーテルが最高純度のエネルギーだから、エーテルにしましょう」
セリア「出来ましたね、これで、次元を超えるための、準備が出来ました、これで向こう世界とこちらの世界間移動が出来るかも」
リリ(AIアンドロイド)「マスター向こうの世界の座標がないと移動が出来ません」
セリア「やっぱり、そうですね・・・」
セリア「リリがあの世界に行けば、この艦をワープ出来そう?」
リリ(AIアンドロイド)「電波が繋がればそちらの世界に送れます」
セリア「空間と空間を繋げる扉を何処に設置するしか、ないかな~、街の所に設置して置けばいつでも、ここに来れるようになるからね」
セリア「街に行きましょう、リリ」
リリ(AIアンドロイド)「わかりました・・・どうやったら街にもどるのですか?」
セリア「この艦の転移装置を使って街に行きましょう」
リリ(AIアンドロイド)「その様な装置、廃艦なる前は付いてなかったのですけど、そもそも転送装置なんて、この世界にはまだ、ありません」

〇コックピット
リリ(AIアンドロイド)「ここがコックピットです、少し待っててください、起動して初期設定を記入していきますね」
リリ(AIアンドロイド)「すみません、ここにマスターの名前を記入してください」
セリア「ここに記入ですね」
リリ(AIアンドロイド)「後ここに手を置いて下さい、DNAと指紋も記録しますね、後は顔も記録しますね、これでこの戦艦はマスターの艦です」
セリア「リリありがとう、リリはこの戦艦の思い出はあるのかな?廃艦になるまでの」
リリ(AIアンドロイド)「廃艦になった時、記録はほとんど消去されましたので、思い出はないですね、他のサーバーでこの艦の戦歴とかあるかもしれませんね」
セリア「そうなのですね、もしも、改造とかしても大丈夫?」
リリ(AIアンドロイド)「改造ですか?もう、この艦はマスターのものですから、改造してもいいですよ、私も手伝います」
セリア「早速、エンジンを改造してみようと思うから、道案内お願いします」
リリ(AIアンドロイド)「わかりました、マスター」

〇塔のある都市外観
セリア「艦の転送は正確な場所に移動出来ますね、設定所通り」
リリ(AIアンドロイド)「これが転送なのですね、今のこの世界の技術力では再現は不可能ですね、物体を一瞬で設定場所に移動は理解不能です」
セリア「リリ行きますよ、扉の設置に良さそうな場所に」
リリ(AIアンドロイド)「はい」
  数時間後
セリア「ここが良さそう、それじゃあ扉設置して、私の今の世界に帰りますね」

〇オタクの部屋
セリア「私の家に到着〜」
リリ(AIアンドロイド)「ここがマスターの家なのですね、ゴミ屋敷ですね」
セリア「ゴミ屋敷じゃなく、ここは私のコレクションルーム、捨てないでね」
セリア「後から整理しますから、この部屋から出ますよ」

〇おしゃれなリビングダイニング
セリア「ただいま~アーシャいます?」
エルフ族 アーシャ「お帰りなさい、お姉さま」
リリ(AIアンドロイド)「お邪魔します」
エルフ族 アーシャ「お姉さま、誰ですかその人は!」
リリ(AIアンドロイド)「私はリリ、契約によりセリア様の物になりました」
エルフ族 アーシャ「お姉さまの物?契約ってお姉さまこの子と結婚でもしたのですか!!」
セリア(リリが物って、う〜ん、半分正解ぽいような気がする、アンドロイドだから、半分は機械だからね)
セリア「違いますよ契約ってのは、リリは私のサポート的な存在かな」
エルフ族 アーシャ「サポート?よくわからないけど結婚じゃ無いってのはわかりました」
セリア「アーシャ、話は後からにしますから、リリここから、艦に繋げられますか?」
リリ(AIアンドロイド)「少々お待ち下さい」
リリ(AIアンドロイド)「・・・」
エルフ族 アーシャ「艦ってなんですか?」
セリア「それは説明しるより見たほうが早いかも」
リリ(AIアンドロイド)「繋がりました」
セリア「成功したのですね、では早速こちらに移動出来るかな?」
リリ(AIアンドロイド)「はい、座標を登録しましたので、こちらに移動可能です」
セリア「それじゃあお願い、この星の近くに移動させて」
リリ(AIアンドロイド)「了解しました、ワープを開始します」
セリア「後は待つだけかな~」
エルフ族 アーシャ「なんかリリとの話を聞いてましたけど、私はさっぱり、わからないのですけど」
セリア「私の宇宙船・・・船って言った方がわかりやすいかな、この星まで移動してる所かも」
エルフ族 アーシャ「船?海を移動するアレですよね?」
セリア「う〜ん、ちょっと違うかも、やっぱり見た方が早いですね」
リリ(AIアンドロイド)「セリア様、私達の戦艦が今到着したみたいです」
セリア「え?もう着いたのですか?早かったですね、向こうの世界との距離はかなりあると思ってたのですけど」
セリア「銀河の移動なのでしょう?何億光年の距離があるのじゃないの」
リリ(AIアンドロイド)「いえ、私が使ったワープは時空間移動です、通常ワープですと、数百年はかかると出ましたので、マスターが追加で機能を追加した」
リリ(AIアンドロイド)「おかげで、ワープの選択が増えましたから、最短ルートに設定しました」
セリア「戻って来る前に、少し改造して置いてよかった、それじゃあ私達を艦に移動させてね」
リリ(AIアンドロイド)「わかりました、マスター、船に転移します」

〇コックピット
セリア「アーシャここが私達の船、宇宙船です」
エルフ族 アーシャ「え!?なにここ!見たことのない物がいっぱい」
リリ(AIアンドロイド)「アーシャさんまわりの機材を触らないでください、説明をいたしますので」
セリア「リリ、私達の船がいる場所のモニターを映してもらえます?アーシャに見せたいかも」
リリ(AIアンドロイド)「わかりました、船体と惑星のモニターを映します」
セリア「これが、私達の船で、こっちの星が私達が暮らしてる惑星になるかも」
エルフ族 アーシャ「この丸いのが私達が住んでた場所?そしてここが宇宙なのですね、理解するまでまだ時間がかかります」
リリ(AIアンドロイド)「それではこの船の説明を致しますね」
セリア(リリの説明は長くなりそうですね、ちょっと、いろいろとする事があるから他の所に行こっと)
セリア「リリ私は、いろいろと追加機能を作るから、他の所に行きますね、アーシャの事宜しくね」
リリ(AIアンドロイド)「わかりました」

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