赤城しゅんやの一人暮らし生活、開始。(脚本)
〇空
俺は、赤城しゅんや。
高校2年生になる直前の3月に家庭の事情で一人暮らしをすることになった。
そして、今日は入居日。
〇ハイツ
赤城 しゅんや「今日からこのマンションで暮らすのか・・・」
赤城 しゅんや「少し不安だが・・・」
赤城 しゅんや「いつも通りに過ごしてれば、平気だな」
〇シンプルなワンルーム
赤城 しゅんや「よし、とりあえず片付けは終わったな・・・」
赤城 しゅんや「コンビニでも行こうかな・・・」
〇コンビニの店内
赤城 しゅんや「今日の夕飯と飲み物と・・・あとは、お菓子でも買おうかな」
店員「ありがとうございました〜」
〇シンプルなワンルーム
赤城 しゅんや(コンビニで買ったものを食べようかな)
赤城 しゅんや「サンドイッチとコーヒーのバランス、最高!!」
赤城 しゅんや(少しだけ授業の予習やろうかな・・・)
〇シンプルなワンルーム
しゅんやは、授業の予習を2時間ぐらいした。
赤城 しゅんや「予習、終わった・・・っ!!」
赤城 しゅんや「お風呂に入ってこよ・・・」
〇シンプルなワンルーム
赤城 しゅんや「テレビでも見ようかな」
???「今回の○○番組には、スペシャルゲストが来ています!」
赤城 しゅんや「ゲスト・・・誰だろう?」
???「みくちゃ〜ん!!」
姫崎 みく「こんにちは!姫崎みくです!」
赤城 しゅんや「姫崎みく・・・」
赤城 しゅんや「アイドルとかかな・・・」
しゅんやは、『姫崎みく』について気になったのでスマホで彼女について調べた。
赤城 しゅんや「読者モデルなんだ・・・姫崎みくって子──」
赤城 しゅんや「・・・って、もう22時じゃん!! 早く寝ないと・・・」
〇シンプルなワンルーム
赤城 しゅんや「部屋の電気を消して、ベッドに横になって・・・」
赤城 しゅんや(おやすみ・・・──)
〇シンプルなワンルーム
赤城 しゅんや「よく寝た・・・」
赤城 しゅんや「寒い・・・」
赤城 しゅんや「でも、いい天気だからいっか」
〇おしゃれなキッチン
赤城 しゅんや「えーと、昨日コンビニで買った弁当とティーパックあるよな」
ガサゴソ
赤城 しゅんや「いただきます」
赤城 しゅんや「コンビニとかの弁当って、素朴な味がたまらないんだよな・・・」
赤城 しゅんや「紅茶も美味しいし・・・」
赤城 しゅんや「ごちそうさま」
しゅんやは部屋に行き、私服に着替えに行った。
〇シンプルなワンルーム
赤城 しゅんや「今日の服は・・・これにしよ」
赤城 しゅんや「もしもし」
渋谷 はる「もしもし、しゅんや? 準備できた?」
赤城 しゅんや「おう!!ちゃんと準備終わってるぞ」
渋谷 はる「じゃあ、駅で待ち合わせにしよ」
赤城 しゅんや「わかった、今から行くな」
渋谷 はる「了解」
赤城 しゅんや「じゃあ、また後でな」
渋谷 はる「うん、またあとで」
赤城 しゅんや「カバンに必要なものを入れて・・・よし完璧っ!!」
〇池袋駅前
???「おーい、はる!!」
渋谷 はる「しゅんや、おはよう」
赤城 しゅんや「おはよう、はる」
渋谷 はる「そういえば、しゅんやは一人暮らし始めたんだよね?」
赤城 しゅんや「ああ、そうだよ」
渋谷 はる「どう?一人暮らししてみた感想は・・・」
赤城 しゅんや「まだ、一日しか経ってないからまだ実感は湧かないから分からないな」
渋谷 はる「確かにそうだよな・・・」
赤城 しゅんや「ところで、今日はどこに行くんだ?」
渋谷 はる「今日は、映画観たくて誘ったんだ」
赤城 しゅんや「へぇ〜、なんの映画?」
渋谷 はる「純愛系の映画だよ」
赤城 しゅんや「はるって、純愛系見るんだな・・・」
渋谷 はる「見るよ、応援してるように感じるからね」
赤城 しゅんや「確かにそう言われれば、分かるかもな」
渋谷 はる「それじゃあ、行こっか」
赤城 しゅんや「そうだな」
緑川 ひより(あれって、赤城くんとはる?)
緑川 ひより(なんか、あの二人が一緒にいるとこ久しぶりに見たな・・・)
〇映画館のロビー
赤城 しゅんや「はる、ポップコーン買う?」
渋谷 はる「うん!!」
赤城 しゅんや「了解、俺が買ってくるから少し待ってて」
渋谷 はる「分かった、ありがとう」
〇映画館のロビー
赤城 しゅんや「ポップコーンのLサイズとドリンク適当に2つ買ってきたよ」
渋谷 はる「ありがとう、しゅんや」
赤城 しゅんや「ドリンク、コーラとメロンソーダだけどどっちがいい?」
渋谷 はる「メロンソーダ!!」
赤城 しゅんや「分かった」
渋谷 はる「それじゃあ、列に並ぼ」
赤城 しゅんや「そうだな」
〇映画館の座席
俺とはるは、映画館のスクリーンの部屋に向かって、座席に着いた。
渋谷 はる「楽しみだな・・・映画」
赤城 しゅんや「・・・だな」
〇映画館のロビー
上映後
渋谷 はる「面白かったね!!」
赤城 しゅんや「そうだな、俺もあんな風に恋したいな・・・」
渋谷 はる「しゅんやもそう思うんだね」
赤城 しゅんや「どういう意味だよ」
渋谷 はる「しゅんやって、女子みんなに好かれててモテるじゃん?」
赤城 しゅんや「モテても好きになった人なんかいないからな・・・」
渋谷 はる「そうなんだ・・・」
渋谷 はる「初恋の人、見つかるといいね」
赤城 しゅんや「うん!!」
〇池袋駅前
赤城 しゅんや「はる、またな」
渋谷 はる「うん、じゃあね」
赤城 しゅんや(俺も家に帰ろ)
〇マンション前の大通り
姫崎 みく「ここ、どこ?」
姫崎 みく「あの・・・すいません、道を聞いてもいいですか?」
赤城 しゅんや「はい・・・いいですよ」
姫崎 みく「ありがとうございます!!」
赤城 しゅんや「近くに住んでいるんですか?」
姫崎 みく「とある仕事でこの街に来たんですけど、マネージャーさんとはぐれちゃって・・・」
赤城 しゅんや「左と右、どっちから来ましたか?」
姫崎 みく「多分、左から来た気がします」
赤城 しゅんや「なら、左の方に戻っていくとカフェがあるのでそこでマネージャーさんと合流すればいいと思います!!」
姫崎 みく「ありがとうございます!」
赤城 しゅんや「はい!!」
姫崎 みく「道案内、ありがとうございました!!」
赤城 しゅんや(心臓の音がドキドキいってる・・・)
赤城 しゅんや(あの子・・・可愛かっただけだよな?)
赤城 しゅんや「うん、きっとそうだ!! このことは、忘れよう!!」
日常ほのぼの系で何も起こらないというのが逆に斬新かな~、と思ったら最後に出会いがありましたね!!
丹念に主人公の平凡な日常を描いて、それが出会いでどう劇的に変化していくのかが楽しみですね😄
個人的には創作は孤独な作業なので、負担にならない程度に人とのつながりも大事だな~と思う今日この頃です。頑張りましょう👍