入れ替わり 蟲男と女騎士

myo

第一話 不気味な森(脚本)

入れ替わり 蟲男と女騎士

myo

今すぐ読む

入れ替わり 蟲男と女騎士
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇森の中
ミリア「っつたくー! なんで私がこんな低レベルのクエストに 来ないといけないのよ!!」
  新しい街に来た女騎士ミリア
  しかし、王都の仕組み上
  よそ者の冒険者は初めに薬草採取などの
  簡単なクエストを一度受ける必要がある。
ミリア「何がまずは基礎から見直しましょうだよ!! 私はミスなんてしないんだから・・・」
  低ランククエストに駆り出されたミリアは
  朝から不機嫌である。
ミリア「まぁ文句言ってないで ささっと終わらせて帰るか・・・」
ミリア「何っ!! どこかから攻撃!?」
蟲男「綺麗な姉ちゃんじゃねえか!! ははっ!!丁度女と遊びたかった所なんだよ!! 一緒に楽しいことしょうぜ!!笑」
ミリア(何こいつ!!急に出てきた? ここってランクの低い森よね!! 人間の言葉を使ってるってことはかなり 高い知能を持ってる?)
ミリア「あなたじゃ私に釣り合わないと思うわよ!! まぁでも丁度退屈してたところなの あなたが勝ったら遊んであげてもいいわよ!!」
蟲男「口だけは達者みたいだな!! 泣き喚く顔を想像したら興奮してきたぜっ!! ぐちゃぐちゃにしてやる!!」
  急に出て来たモンスターに驚いたミリアだが
  すぐに状況を理解し敵の始末をする思考に瞬時に切り替える。
ミリア「こんなのはどう!? 特大雷魔法!!!!」
ミリア「全然効いてない!!!!」
蟲男「ははっ!!  なんだそんなもんか!!!?」
ミリア「きゃっ!!!!」
ミリア(なかなか手強いわね!! ちょっと悔しいけど一度体制を立て直した方が良さそうね!!)
ミリア(他の冒険者達にも伝えてこのクエスト一度取りやめてもらった方がいいわ!!)
蟲男「逃げんのかぁ!!!!」

〇けもの道
ミリア「あいつ、なかなか手強いな・・・ 森を出ようとしたけど、奥まで来てしまった・・・」
ミリア「何かとてつもなく嫌な予感がする・・・」
ミリア(早くこの場所から抜けださないと・・・)
ミリア「くっ!! もう追いつかれた!!」
蟲男「さっきまであんなに威勢が良かったのになぁ!!笑 怖くなってきたのか!!」
蟲男「久しぶりの人間の女だ気持ちよくしてやるぜぇ!!!!」
ミリア「下衆が殺してやるっ!!」
ミリア「きゃっ!!!!」
蟲男「なんだぁ!!!!」
  突如青白い魔法陣が発動し光が二人を覆う
蟲男(ミリア)「いったぁ!! なんなのよ突然・・・」
蟲男(ミリア)「それよりあいつは!! どこに行った!!!?」
ミリア(蟲男)「んーっ・・・ なんださっきの光・・・ あいつの魔法か?」
ミリア(蟲男)「なんだこれっ! 俺人間になってる!!!?」
蟲男(ミリア)「ん・・・ 私?なんでそこにいるの?!?」
蟲男(ミリア)「いゃぁ────!! 私あの化け物になってる!!!! なんでっ!!!!」
蟲男(ミリア)「こんなことっ!!!! これはかなりまずいっ!!!!」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:第二話 王都 入浴

成分キーワード

ページTOPへ