The Justice Twins

どんぐり

2学期最初の事件(脚本)

The Justice Twins

どんぐり

今すぐ読む

The Justice Twins
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇シックなリビング
江川勝「いよいよ明日から2学期だね」
江川るり子「2学期は学校行事も多いけど、勉強も頑張るのよ」
江川和美「解ったわ」
江川和樹「僕も頑張るよ」
江川るり子「じゃあ、早くお風呂入っちゃいなさい」
江川和樹「解った」

〇部屋の前
江川和樹「じゃあ、おやすみ、和美」
江川和美「おやすみなさい、兄さん」
  2人は部屋に入った。

〇シックなリビング
  次の日。
「行ってきます」
江川るり子「気をつけるのよ。 今日から2学期だけど、気を引き締めてね」
江川和美「わかったわ」
江川和樹「なんかあったらすぐ誰かに言うね」
  二人は出発した。

〇怪しいオフィスビル
ボス「くそ!またしても失敗か!!」
敵幹部「すみません・・・」
敵幹部「私が行きましょう」
ボス「だが、ここはこの俺の出番だ!」
敵幹部「そうですか。お気をつけて」

〇学校の校門
天谷ほのか「おはよう」
「おはよう」
天谷ほのか「久しぶりね。夏休みはどうだった?」
江川和樹「最高だったよ」
江川和美「海外旅行にも行ったわ」
黒沢りょう「おはよう!久しぶりだね」
江川和樹「りょうくんも元気で良かったよ」
高橋瞬「おはよう。君たちも元気で良かったよ」
  みんな無事に通っている。
和久井あかり「久しぶりね!!」
「久しぶり!!」

〇体育館の中
  2学期の始業式が始まった。
日野由紀子「みなさま、今日から2学期がスタートしました」
若槻淳「充実した夏休みになりましたか?」
日野由紀子「2学期は行事も目白押しですが、勉強の方も頑張っていきましょう」

〇教室
照井愛「無事、兄はアメリカに留学に行ったわ」
黒沢りょう「照井さんってお兄さんがいたんだ!!」
照井愛「そうよ」
江本美嘉「驚いたわ。私、大学生の兄がいるのよ。しかも国立大の2年生で、現役で受かったの」
照井愛「すごいじゃない!何してるの?」
江本美嘉「大学で古典文学の研究よ。学芸員か、古文の先生を目指してるの」
的場裕也「僕は弟と妹がいるけどさ、弟は今小学6年生で、僕の通ってた小学校に通ってる。僕の妹も僕の通ってた小学校に行ってるよ」
黒沢りょう「僕は一人っ子だから、みんなが羨ましく思うんだよ」
的場裕也「先生が来るよ」
山下紀夫「みなさん、おはようございます」
  おはようございます
山下紀夫「いよいよ2学期が始まりましたが、秋のイベント、文化祭について話し合っていこうと思います」
江本美嘉「物品販売とかしたいです」
山下紀夫「出店もいいアイデアですね」
  面々は、さっそく文化祭に関する話をした。

〇ハイテクな学校
  放課後。
河野沙織「文化祭のイベント、楽しみね。英語部では、英語劇をやろうと思うの」
江川和美「私たちのクラスも、何か出し物をする計画なんです」
江川和樹「今後も話し合い、逐一決めてくそうですよ」
河野沙織「いい結果を残せるといいわね」
「そうですね」
河野沙織「じゃあ、また明日ね」
「お疲れ様でした」

〇改札口
江川和樹「家に戻ったら、2学期の支度をしないとね」
江川和美「そうね。明日から普通に授業ですもの」
  2人は、モノレールに乗るべく、改札を通った。

〇駅の出入口
ボス「さて、今日こそ野望を推し進めんといかんな。獲物はどれにしようかな」
女子大生「はぁ・・・ 就活、重いプレッシャーね・・・」
ボス「いいのがいたぞ」
  ボスは、さっそく作戦を開始した!
女子大生「イヤーッ!!」
ボス「思いっきり暴れてやれ!!」
  街はパニックに陥った!!

〇改札口前
江川和樹「もうすぐ家に着くね」
江川和美「帰ったらお昼ご飯ね」
  その時だった。
江川和美「何かしら?」
江川和樹「行ってみよう」

〇駅の出入口
ボス「この調子で思いっきり暴れてやれ!」
洗脳された女子大生「ウガーッ!」
  駅前はパニックに陥った!
江川和樹「ダークカンパニーの仕業だったんだな!」
江川和美「私たちのスマートウォッチで特定できたけど、どうしてこんなことするのよ!」
ボス「知ったことか!」
江川和樹「こうなったら変身だ!」
江川和美「そうね!」

〇幻想空間
「行くよ!レッツ、ジャスティスチェンジ!」
江川和樹「イェイ!」
江川和美「ウフフッ♡」
江川和美「チュッ♡」
ジャスティスボーイ「ジャスティスボーイ、見参!」
ジャスティスガール「ジャスティスガール、見参!」
「ジャスティスツインズが今宵、悪を成敗する!」

〇駅の出入口
ボス「今日こそお前らの最期だ!やれ!!」
洗脳された女子大生「ウガー!!!!」
「スキャン、スタート!」
  二人はスマホをすかさずスキャンした。
ジャスティスガール「何かわかった?」
ジャスティスボーイ「就活に対するプレッシャーに押されてたところを狙われたそうだ」
ジャスティスボーイ「しかし、このオーラは大きすぎる!」
ボス「そうだ。このオーラはお前たちを倒すべく生み出されてるのだ」
ジャスティスガール「これじゃあヒーリングできないわね・・・・」
  その時だった!
ソーサラー「そういってられるのも今のうちよ!」
ボス「貴様!我々を裏切ったこと、後悔させてやる!」
ソーサラー「黙って!私たちはあなたたちの本性を知り離反したの! あなたたちの仲間もこっちに寝返ってるわよ!」
ボス「何を!?」

〇悪い大将の部屋
  数か月前のこと。
狙撃手「もうあなたたちの本性を知った以上、決別させていただくわ!」
ボス「好きにしな!」
女幹部「後悔させてやる!」
  これが、ダークカンパニーとブライトネスの抗争へとつながったのである。

〇駅の出入口
ソーサラー「そしてダークカンパニーを裏切り、ブライトネスを立ち上げたってわけ」
「驚きました!」
ソーサラー「ここは、私が弱らせるから、あなたたちは援護をお願い!」
「わかりました!」
ソーサラー「覚悟なさい!」
ソーサラー「それっ!」
洗脳された女子大生「ウガーッ!」
ソーサラー「弱まったわ!今よ!」
「はい!」

〇幻想空間
「コスチュームチェンジ!」
「エンジェルモード!」

〇駅の出入口
ボス「何度やっても同じことだ!やっちまえ!」
洗脳された女子大生「ウガー!」
ジャスティスガール「よく聞いて!今がつらくても前向きに乗り越えれば、いい未来があるの!」
ジャスティスボーイ「今が辛くても努力すれば実現する!「愚公、山を移す」という言葉もあるんだから!」
  ジャスティスツインズは、翼と手を広げ、洗脳された女子大生をやさしく包み込み始めた。

〇幻想
「さあ、包み込んであげる!」
  二人が包み込むと、その女子大生は浄化された。
洗脳された女子大生「ありがとう・・・・」

〇駅の出入口
ボス「いいか、今度会うときはそうはいかんぞ!」
ジャスティスガール「もう安心してもいいですよ」
ジャスティスボーイ「あなたは悪夢を見ていたんです」
女子大生「助かりました!この恩は決して忘れません!」
  その場を去る女子大生。
ソーサラー「これで一件落着ね」
「助かりました!」
ソーサラー「そろそろお昼時だし、早く家に帰るといいわ。私もちょうどご飯食べるし」
ジャスティスボーイ「そうですね。元に戻ろうか!」
ジャスティスガール「そうね!」
「モード、解除!」
江川和樹「じゃ、僕らはこれで」
江川和美「失礼します!」
  二人は帰路についた。

〇シックなリビング
「ただいまー!」
江川るり子「おかえりなさい。昼食、できてるわ」
「ありがとう。着替えてくるね」
  数分後。
「着替えてきたよ」
  3人は昼ご飯を食べることに。
江川るり子「ホームルームでは、どんな話があったの?」
江川和美「文化祭に関する話よ。今月の終わりにあるから、明日から準備を始めるって」
江川和樹「英語部の先輩からもこの前話があって、英語劇をやるとか言ってたよ」
江川るり子「いい結果を残せるといいわね」
  2学期が無事にスタート。
  ジャスティスツインズよ、今後も勉強にも磨きをかけてほしい。
  次回へ続く。

次のエピソード:強盗団との戦い

成分キーワード

ページTOPへ