淫魔のスキルをもらった私は異世界で百合ハーレムを堪能したいと思います。

月猫かける

エピソード0〜転生〜 +1(脚本)

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〇幻想空間
雫乃茜「(なんだが、頭がふわふわする・・・)」
  途絶えた意識は案外すぐに回復した。
  ゆっくりと目を開ける。
雫乃茜「ここは・・・・・・」
  昼でもない、夜でもない、不思議な空間。
雫乃茜「誰もいない・・・・・・」
  一体どこかはわからないけれど、一つだけわかることがするのなら、それは自分は死んでしまったということだった。
雫乃茜「ここは・・・天国なの?」
  と言っても、ある某アニメのように、いろんな魂が列になっているわけでもなければ、私には閻魔大王にあった記憶もない。
雫乃茜「誰か人はいないの?」
雫乃茜「いや、ここにいるとしたら、天使か」
  見渡す限り、雲の中という感じだ。
雫乃茜「・・・・・・静かね・・・」
  あの後どうなってしまったのかと考える。
  きっと夢華はまだ泣いているだろう。
  ファンの目の前で泣かないと決めた約束を破らせてしまったのは少なくとも後悔だ。
  自分の後任には彼女を自分よりも支えてあげられる人に任せたい。
雫乃茜「って言っても、自分のエゴよね・・・」
雫乃茜「でも、きっと大丈夫よ夢華。あなたならきっと、日本で1番のアイドルになれるわ」
  気分が落ち着いてきたことで、少し視野が広がったのかもしれない。
  私は遠くから文字通り、羽ばたいてくる天使を見つけた。うん・・・見つけた。
  その天使はまるで布1枚を見に纏ったような姿で、その豊満な果実が半分・・・いや、先端以外が溢れてしまっている。
天使さん「こんにちは雫乃茜さん」
雫乃茜「あ、あなたは・・・?」
天使さん「私はここ、天界で働く天使です。どうぞ“天使さん”と呼んでください」
雫乃茜「天使・・・?! それじゃあ・・・私は本当に・・・・・・」
天使さん「ええ。残念ながらあなたは死んでしまいました」
天使さん「しかしあなたのおかげで生き残った人がいます。そこで私たちはあなたにご褒美をあげたいと・・・」
雫乃茜「本当なの!?あの子は!あの子は本当に生きてるの!?」
天使さん「え、ええ・・・。久留米夢華さんはちゃんと生きています」
雫乃茜「良かった・・・・・・本当に良かった・・・」
天使さん「・・・やはり私たちの判断は間違いなかったようです」
天使さん「顔を上げてください茜さん。茜さんにはまた新しい人生を歩む権利がある」
雫乃茜「え・・・?」
天使さん「神は死んだ者の次の人生を決めることができます。 そしてそれを私たち天使があなたのような彷徨う魂に伝えるの仕事です」
天使さん「新しい世界に、人生に興味はありませんか?」
  天使が手を差し伸べてくる。でも、
雫乃茜「・・・夢華ともう一度会うことができるんですか?」
天使さん「いいえ。それはできません」
天使さん「あなたがどこの世界に行くことは選択できません。 ただ次の人生が人間という知能を持つ恵まれた生物になったというだけです」
天使さん「それにたとえ転生先が元の世界だったとしても、記憶を継承することはできません」
雫乃茜「そう・・・。それならどこでも良いわ」
天使さん「・・・ごめんなさい。私たちはあなたを救いたかった。 でも、それは不可能みたい」
天使さん「どうか次の世界ではあなたに神のご加護があらんことを」
  天使がどこからか杖を取り出して、天に掲げる。
  私は眠りにつくように気を失った。

次のエピソード:エピソード1〜異世界転生?〜

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