淫魔のスキルをもらった私は異世界で百合ハーレムを堪能したいと思います。

月猫かける

エピソード0〜転生〜(脚本)

淫魔のスキルをもらった私は異世界で百合ハーレムを堪能したいと思います。

月猫かける

今すぐ読む

淫魔のスキルをもらった私は異世界で百合ハーレムを堪能したいと思います。
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇ライブハウスのステージ
  キラキラと輝くステージで踊る1人のアイドル。
  私はそんな彼女、久留米夢華が好きだった。
  夢華はまだまだ未熟なアイドルだけれど、ファンの前では笑顔を絶やさない。

〇ライブハウスの入口(看板の文字入り)
雫乃茜「今日も完璧ね」
  私は外からファンの前で歌い踊る夢華の姿を見ていた。
  少し誇らしげな気持ちになりながら、コーヒーを一口飲む。
雫乃茜「もう私なんていらないのかも・・・なんて・・・」
  キラキラしている彼女を見ているといつもそう思ってしまう。
  最初はダメダメだった彼女を思い返すと、本当に成長したと思う。
雫乃茜「・・・・・・」
雫乃茜「・・・・・・・・・?」
雫乃茜「少し照明が暗くなったような・・・」
  私は何かの不具合かと思い、ライブの脇まで向かった。
雫乃茜「そこにはスタッフたちの姿が見えるが、誰も気にしてないようだ」
雫乃茜「私の勘違いか・・・」
  そう思った瞬間のことだった。
  ガタッと天井からぶら下がる照明器具が一つ落ちた。

〇ライブハウスのステージ
  ライブ会場が途端に暗くなる。
  ファンは不思議そうにしている。
  夢華は困った表情でこちらを見ている。
  その時、夢華の頭上からギシギシという音が聞こえる。
雫乃茜「・・・・・・・・・!」
  辺りを見渡すもスタッフは事態の収集を行おうと、パニックになっている。
  私はステージ脇から夢華の向かって走り、体をぶつける。
「いたっ・・・!」
  夢華の体が舞台の奥の方に投げ出される。
雫乃茜「ごめんね。夢華」
雫乃茜「あなたならきっと大丈夫だから・・・!」
久留米夢華「茜さん・・・?」
雫乃茜「笑いなさい」
  私が夢華に微笑んだと同時に照明が私の頭上へと落下した。
久留米夢華「いや・・・、いやぁぁぁぁぁ・・・!!」
  ガサジャンッ!と鈍い音がし、ライブ会場は静寂に包まれる。
久留米夢華「茜さん?・・・・・・茜さん・・・!!」
  血で染まった舞台を見て、夢華が私が落ちてきた照明の下敷きになっていることに気がつく。
久留米夢華「誰か・・・、助けて・・・!茜さんがっ・・・!茜さんがっ・・・!!」
  夢華の言葉にスタッフとファンの人たちが何人か集まって、私を救助しようとする。
  やがて照明がどかされると、私は自身から血が流れていくのを感じる。
久留米夢華「茜さん・・・!茜さん・・・!目を開けてくださいっ!茜さん・・・!!」
  夢華の声がマイクを通して私の耳に届く。
  私はうっすらと目を開けた。
雫乃茜「ゆめ・・・・・・か・・・・・・」
久留米夢華「茜さん!!」
  薄れゆく意識の中、私は夢華の頬に手を当てようと、伸ばす。
雫乃茜「ゆめか・・・・・・泣いてるの・・・?」
久留米夢華「だって・・・茜さんが・・・・・・私を庇って・・・・・・」
  その手を夢華がしっかりと握ってくれる。
  夢華の頬が私の血で汚れ、涙もあって、夢華の顔はぐしゃぐしゃだ。
雫乃茜「・・・・・・・・・泣かないで、夢華」
雫乃茜「あなたは・・・・・・ファンの前では笑顔でいるのが私との約束でしょう?」
  夢華が涙を拭う。
  しかし、その顔はまだ笑ってはいなかった。
  必死に涙を堪える夢華になんだが、申し訳ない気持ちが湧いてく。
久留米夢華「もう話さないでくださいっ・・・!血が・・・血が止まらない・・・」
雫乃茜「私のことは・・・・・・もう、いいの」
雫乃茜「あなたを最後に泣かせてしまって、ごめんなさい・・・。でも、」
雫乃茜「最後にあなたの役に立ててよかった・・・・・・」
久留米夢華「最後なんて言わないで!私はまだ・・・まだ茜さんと一緒にいたい・・・!」
雫乃茜「ごめんね・・・、でも私の最後のお願いを聞いて・・・?」
久留米夢華「なんですか・・・?」
雫乃茜「笑って。私はあなたの笑顔が大好きよ」
雫乃茜「笑顔で見届けて欲しい」
  視界が狭くなり、意識も朦朧としたくる。
  夢華が今何を言っているのかすら、聞こえない。
  でも涙ながらに、彼女は少しだけ笑っていた。
雫乃茜「(ありがとう・・・・・・)」
  感謝を声に乗せることはできず、私は力なく目を閉じた。
  私の1週目の人生はここで幕を閉じた。
  だが、この時の私はまだ考えてもみなかった。
  夢華のいない、新しいストーリーの幕が開けられることを。

次のエピソード:エピソード0〜転生〜 +1

コメント

  • 初めまして!!
    主人公の死から始まって、これからどうなるのか楽しみですね😃
    異世界で百合ハーレムとは!! 
    人のために死ねる優しい主人公が、どう転生するのか・・・
    癖のある設定で、異世界モノでも斬新なのでは?
    こういう設定もあるのですね、楽しみです頑張ってください!!😊

成分キーワード

ページTOPへ