エピソード3『吊られるのは……』(脚本)
〇ホテルの部屋
夢沢ネネ(私『狩人』? 『狩人』って『人狼』から誰かを守れる、アレか)
夢沢ネネ(確か、自分の事は守れないんだよね? うわ、ちょー重要な役職じゃん!)
とりあえず、もう一度紙を見ようとしたら
『狩人』と書かれた方の紙が跡形もなく消えていた。
おそらく、仕様ってやつだ。
夢沢ネネ(うん、とにかく堂々としなきゃな。 あとは『村人』装っておけば、たぶん、たぶんだけど大丈夫!)
〇部屋の前
夢沢ネネ(廊下には、特に誰も、、)
夢沢マイ「おっ姉さまっ♪」
夢沢ネネ「おんぎゃーあ!!」
夢沢マイ「な、なんでそこまで?」
夢沢マイ「ってそか、『人狼ゲーム』だもんね、処刑だもんねw」
夢沢マイ「ああ、『村雨』もせっかく上がってきたのに頭落としちゃって。 今被せてあげるから」
マスター・村雨「『ムラサメ』、ビックリシタ」
夢沢マイ「うん、これでOK! じゃあ、3人で降りよっか」
夢沢マイ「嗚呼、あたしも怖いなぁ。 けど、・・・お姉様が居るから、きっと大丈夫! だよね♪」
夢沢ネネ「そうね、マカセテオキナサイ!」
〇ホテルのエントランス
1人、2人と
1階のロビーに集まってくる。
やがて、ゲームマスターである『ジム』を含めた8名、全員が揃った。
夢沢ネネ(皆も部屋で あのうさん臭い文面読んだのかな? てか、『狩人』キツ! 何、この気持ち悪いプレッシャー!)
里中ユキ「わ、わたし、『人狼』じゃありません。白です。 なんで、わたしがこのゲームに選ばれたのか、それが分からない!」
夢沢ネネ(いきなり『村人』宣言?! 目も泳いでるし。 これは危ないよ。誰かが、な、何かフォローしてあげないと!)
甲斐田エリ「そ、そうだよ! 『ユキちゃん』が『人狼』のはずないよ!」
甲斐田エリ「って、私たちも噛まれたり、処刑されたら1ヶ月間夜勤なの? まだ入社したばかりなのに?」
ジム(GM)「もちろんさ。きっちり働いてもらう。そのための勝利時報酬じゃないか。 だから頑張って『人狼』を吊ってくれ!」
天野サエ「『ジムさん』の言うことは尤もですし、 ・・・そうですね・・・、」
天野サエ「『占い師』の方、名乗り出てくださいませんか?」
夢沢ネネ(た、確かに、セオリーに倣えばそうだよね。 誰か、名乗り出るかな?)
夢沢マイ「よく聞いてくれたね。『占い師』は私。 『サエ』のくせに、たまには仕事するじゃないw」
「ちょっと待ってください! い、いやえと、」
田中ケイジ「やっぱり待ってくれ! 『占い師』は僕だ。『マイさん』は偽物だよ」
里中ユキ「・・・・・・・・・」
甲斐田エリ「どちらかが『人狼』サイドだね。 順に自称『占い師』を釣ってくのもありかな?」
マスター・村雨「イトオカシ」
天野サエ「いや、『占い師』は残しましょう。 まだまだ情報が欲しいですもの」
天野サエ「誰か怪しい、もしくは、おかしな行動をしていた方は居ましたでしょうか?」
里中ユキ「『村雨さん』が、ここに来てから、ずっと怪しい動きを」
夢沢ネネ(自立・自己をもって活動する、ロボットだからね)
甲斐田エリ「怪しい、といえば、『ケイジさん』この館に来てから、妙に落ち着きがないよね」
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間違えました、
ロボットさんは
マスターであって
GMではありませんでしたね💦
あと、GMさんて、奇面組の
一堂礼さんにどこか似てませんか❓🤣
村雨のインパクトがすごくて💦全部持っていかれます(≧▽≦)🍀すごく面白いです!楽しみが増えました🍀
次回が気になる終わり方で次の話が楽しみだよ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)ドキドキ
本当ななちゃんは頭いいんだなぁ✨
私なら絶対うまく話をまとめることができないよ❗
ななちゃんほんと尊敬しちゃう(´。✪ω✪。 ` )