エピソード1【第1回】『ようこそ、レッドステージへ』(脚本)
〇外国の田舎町
私、『夢沢ネネ』は、仕事場からの通達で、
寂れた山道を、妹『マイ』の車で奔っていた。
〇古い洋館
夢沢ネネ「ここかな? ほんと合ってるんでしょ?『マイ』」
夢沢マイ「心配なんてしない、しない! 全ての道はローマに通ず! って、ね!」
夢沢マイ「それじゃあ、 おっ邪魔しまーす♪」
夢沢ネネ「この、お気楽女め! 会長からの指示なんだよ? 少しは気にしろって!」
夢沢ネネ「ちょ! いちいち早いって何度言ったら!!」
〇ホテルのエントランス
夢沢ネネ「わ! 意外と広い」
夢沢マイ「車に積んどいた荷物、頼んだからね! おっ姉様♡」
夢沢ネネ「こんの、どっちが姉だと思ってんのよ! 後で見とけー!」
天野サエ「『ネネ様』! お久しぶりです!!」
夢沢ネネ「あっ、『サエちゃん』! 『サエちゃん』も会長の人狼ゲームに選ばれたの?」
天野サエ「はい! おかげで、『ネネ様』に会えました! 『サエ』感激です!! 喉渇きましたよね? 何か飲みます?」
マスター・村雨「『ネネサン』オヒサシブリデス! 『ムラサメ』 ハラヲククッテ、マッテイマシタ」
夢沢ネネ「いや、くくるな、くくるな!」
甲斐田エリ「お久しぶりです! 『ネネ先輩』が最後みたいですね!」
ジム(GM)「皆、揃ったようだな」
ジム(GM)「俺を含めて8人。正確には俺を除いた7人だがな」
夢沢ネネ「げ! 『ジム』! あんたがリーダーなの?」
ジム(GM)「そうだ。正確には、ゲームマスターだがな」
ロビーを見渡すと『ジム』の他に、
初めに挨拶した『天野サエちゃん』、
新入社員 の『里中ユキちゃん』と『甲斐田エリちゃん』、
あと影の薄い『田中ケイジさん』と、
逆に濃すぎる、自立活動のできるロボット『マスター・村雨』が居る。
そして、『村雨』の生みの親でもある、妹の『夢沢マイ』と
『マイ』の姉である、私『夢沢ネネ』だ。
ジム(GM)「皆、それぞれにあてがった個室へ一度戻ってくれ」
ジム(GM)「そこに1通の手紙がある。それを熟読したのち、またこのロビーへ戻るんだ」
よくわかんないけど、荷物も置いてないし鍵を預かって自室へ向かう。
〇部屋の前
2階の『ふくろうの間』が私の部屋だ。
『マイ』が、まるで部屋の外観を見定めるようにこっちを観てるけど無視。
急いで自室へ入った。
〇ホテルの部屋
鍵を回して入ったそこ、窓際の棚にそれは在った。
ようこそ、『人狼ゲーム』の館『レッドステージ』へ
その手紙の中身を引きずり出す。
────続く。
第一話読ませていただきました💕
私は人狼ゲーム分からないんですが、
GMがロボット‥
しかも鎧武者スタイルとは‥
何か斬新で凄いですね💕😄
映画の人狼ゲームはよく見ていて…こちらは自主参加!?監禁とかでなく雰囲気も明るいですね。ミステリーというか推理は全然出来なくて…だからどんな展開になるか!?楽しみです((o(´∀`)o))ワクワク
またななちゃんのお話が読めてとても嬉しいよ❗
また応援していくね(o⚑'▽')o⚑*゚フレーフレー