第13話 女の本気(脚本)
〇ボクシングジムのリング
DV野郎「立ち上がっても無駄だ!」
DV野郎「所詮は、女」
DV野郎「黙ってやられていればいいんだ!」
DV野郎「おら!もう1発!」
DV野郎「喰らいやがれ!」
相手の右手から強力なパンチが迫ってくる
緋奈子「あれ!?」
緋奈子「もしかして、読めるかも!」
思い切り、身体を右側に寄せる。
緋奈子「よし!避けられた!」
DV野郎「なつ!避けただと!」
DV野郎「くそ!もう1発だ!」
緋奈子「無駄だよ!」
緋奈子「あんたの行動パターン読めたから!」
DV野郎「くっ、おのれ!」
明らかに焦っている
あたし、勝てるかも!
絶対に負けられない!
緋奈子「てりゃあああ!」
相手に向かって飛びかかる
DV野郎「くそ!殴り合いか」
DV野郎「受けてたってやるよ」
特訓の成果が試される時がきたね
絶対に負けない!
緋奈子「てぇぇぇい!」
DV野郎「おらぁぁぁ!くたばれ!!」
激しくぶつかり合う両者
緋奈子「くうぅぅ」
やはり女は男に勝てないのか。。
明らかに強すぎる
DV野郎「弱いな」
DV野郎「女じゃ所詮、その程度の力なんだよ!」
緋奈子「うぅ、、痛い」
緋奈子「負けるかも、、」
朱莉「緋奈子さん!!」
朱莉「絶対に勝てるよ!!」
朱莉「相手はこう見えて、体力かなり使っているよ!!」
朱莉「ここで耐えれば、絶対勝機はあるよ!」
DV野郎「くそ!余計なことを言いやがって!」
緋奈子「そうだ、朱莉さんも見ている!」
緋奈子「絶対にDV野郎には負けない!」
DV野郎「まぁいい!」
DV野郎「この一撃で終わりだ!」
DV野郎「くたばりやがれ!!」
漆黒のオーラを纏ったパンチが飛んでくる
絶対に負けるもんか!
あたしの本気見せてやる
緋奈子「てりゃぁぁぁぁぁ!」
DV野郎「なっなにぃぃ!」
DV野郎「くっ、そのパンチは!」
緋奈子「情熱のパンチよ!」
緋奈子「あんたの漆黒のパンチよりも強いんだから!」
DV野郎「くっ、何をでたらめを」
緋奈子「でたらめなんかじゃない!」
緋奈子「情熱の一撃を喰らいなさい!!」
DV野郎「くそ!力で俺が負けるだと!!」
DV野郎「オラオラオラオラ!!」
DV野郎「しまったぁぁ、、、」
緋奈子「いっけぇぇぇ!」
緋奈子「てりゃぁぁぁ!!」
なっ、、
俺のパワーが、、
敗れるだと、、
真っ赤な力が場を制した
そして
緋奈子「てりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
DV野郎「しっしまった、、、」
DV野郎「やめろぉぉぉーー!」
女の
本気を
ぶつけてやる!!
ぐぉぉぉぉぉ
ぐぎゃぁぁぁぁぁ
俺の指の骨がぁぁぁぁ、、、
男の弱い悲鳴とともに、骨の割れるミシミシとした音も聞こえてくる
でもこれは、
あんたが今までやってきたことの罰
緋奈子「まだまだ!」
緋奈子「最高のクリスマスにしようね!」
緋奈子「あたしのパンチがプレゼントだから!」
ひっひぇぇぇ、、、、
次回も激しい闘いが繰り広げられる!