お父さんな、TapNovelで食っていこうと思う

杉本太祐

【5.父は2023年を諦めていなかった】(脚本)

お父さんな、TapNovelで食っていこうと思う

杉本太祐

今すぐ読む

お父さんな、TapNovelで食っていこうと思う
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇おしゃれなリビングダイニング
マドカ「2023年もあと2時間で終わりか〜」
マドカ「あ、父さん もう紅白始まってるよ」
ミキヤ「・・・不甲斐なし」
マドカ「なんて?」
ミキヤ「不甲斐なし。我が息子よ」
ミキヤ「いや、マイサン!」
マドカ((英訳しただけ・・・))
ミキヤ「紅白が始まった?」
ミキヤ「・・・・・・否」
ミキヤ「もう戦いは始まっている!」
マドカ「その前後関係分からない話し方から、TapNovelの話題なのは理解したよ」
マドカ「で? 何が始まったって?」
ミキヤ「デュエル!!」
マドカ「同じ言葉は二度使えない呪いでもかかってるの?」
ミキヤ「マドカ。 お前の今年の振り返りツイート、拝見したよ」
マドカ((今はポストだよ、って言いたいけど。覚えたばかりの父さんには酷なツッコミか))
マドカ「って! 父さん、オレのことフォローしてたの!?」
ミキヤ「TapNovelのプロフィール欄に、リンクがあったからね」
マドカ「うすうす、見られてるんじゃないかとは思っていたけど」
ミキヤ「今も、紅白を観ながら振り返りツイート祭開催中のようだな」
マドカ((リアルタイムで張り付かれている!?))
ミキヤ「振り返りは大事だ。 作品の自己分析はすべきだと父さんも思う」
ミキヤ「ただ・・・」
マドカ「ただ?」
ミキヤ「『年間制作数が、年始に掲げた目標制作数に達しなかったのが悔しい』」
ミキヤ「これが、誠に不甲斐ない」
マドカ「いや、まぁ確かに達成できなかったのは不甲斐ないかもだけど」
ミキヤ「そこじゃないの!!」
マドカ「大晦日に更新させる 2023年最大の声量!」
ミキヤ「2023年は! まだ終わってないのに!!」
ミキヤ「お前が紅白を観ているその時間で! 一本書けたかもしれないのに!!」
ミキヤ「本当に悔しいと思っているなら、何故筆を執ろうとしないのか・・・」
ミキヤ「それが、不甲斐ないってミキヤは思うのであった」
マドカ「父さんの・・・言う通り、だね」
ミキヤ「いや、年の瀬に休むこと自体を責めてはいない。休むべき時には、休むべきだからね」
ミキヤ「ただ・・・父さんは違うというだけ」
マドカ「いや、本当に悔しいと思っているなら。 今すぐにでも動くのが正解だと、オレも思うよ」
マドカ「もう残り2時間。 いや、まだあと2時間も残ってるんだ」
マドカ「オレ、ちょっと書いてこようかな」
ミキヤ「時間は多くないが、父さんは応援してるからな」
マドカ「うん、ありがとう」
ミキヤ「ちなみに、」
ミキヤ「父さんは今さっき、新作アップし終わったからな」
マドカ「・・・・・・え?」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

コメント

  • ミキヤー!!好きですよやっぱり!!✨😂
    らぶ!!ミキヤー!!
    会話が面白いんですよね✨

    今頃良い夢見てますかね✨☺️
    2024年もよろしくお願いします✨☺️🌅

  • グッバイ2023年お疲れ様でした!
    ハロー2024年✨
    ミキヤ父さんの新作を楽しみにしています!(((o(*゚▽゚*)o)))

成分キーワード

ページTOPへ