ANOTHER PLANET

冬木柊

エピソード6(脚本)

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冬木柊

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〇朝日
  鏡響子が召喚した暗黒の大魔王、シア・ロナージャの魔法で
  カンダル海は海を取り戻した

〇海沿いの街
  鏡響子たちは途中、港町に寄稿し、
  食料と燃料を補給し、マーラを目指した

〇漁船の上
船長「響子、たどり着いたぞ、マーラの街だ」
鏡響子「ここまでどうもありがとうございました」
ミュウ「船旅長かったなー」
船長「はっはっは、この程度はまだ旅じゃねーよ」
船長「しかし、マーラは海が消えてから断絶の状態だった、もともと人獣協議会と対立し、武器を持って独立した連中だ、気をつけなよ」
鏡響子「気をつけないとですね」

〇海辺
船長「じゃあな、お前さんたちに神の加護を祈るよ」
「ありがとうございます」

〇漁船の上
船長「じゃあな!」

〇海辺
鏡響子「さて、先に進みましょうか」
カノン「うん」

〇荒地

〇中東の街
鏡響子「見えました! あれがマーラですね!」
カノン「石造りの街ね、背が低い家が拡がっている」
ミュウ「すごーいー」

〇砂漠の基地
鏡響子「さて、どんな街でしょう? 楽しみですね」
カノン「でも響子さん、これだけ大きな街なのに入り口に人がいないのっておかしくない?」
鏡響子「それもそうですね」
ミュウ「なんか静かで不気味・・」

〇荒廃した街
「えっ!️?」
鏡響子「どういうことでしょう、これは?」
ミュウ「なにがあったんだろ・・」
鏡響子「しかも、これはここ数日に起こったなにかですね・・」
カノン「・・・・。」

〇荒廃した市街地
鏡響子「・・・・。」
ミュウ「ひゃーーっ!」
アルロン「お前たち何者だ!️? またこの街を襲いに来たのか!️?」
ミルズ「やめろアルロン!  あれは今までの敵とは違う!」
アルロン「・・・・。」
ミルズ「それでいい、弓を収めるんだ」
アルロン「・・・・。」
ミルズ「それで・・、お前たちは何者だ?」

〇砂漠の基地

〇暗い廊下
ミルズ「お前たちは旅人で、人獣の謎を探しにマーラに来たそういうことか?」
鏡響子「そうです」
ミルズ「そうか、マーラの住民は数日前、突然現れた化け物に家、街を破壊されて気が立っている」
鏡響子「化け物?」

〇荒廃した街
ミルズ「巨大な翼の大きな化け物だった」

〇暗い廊下
ミルズ「まあ、外は危険だ 危険が去るまでここにいればいい」
鏡響子「・・わかりました」
鏡響子「・・・・。」
カノン(ねえ、響子さん、どうするの?)
鏡響子(しばらくは様子見でここにいるしかないようですね)
カノン「まあいい男がいるからそれもいいよね♪」
鏡響子(カノンさん、声が漏れています・・)
鏡響子「・・・・。」
アルロン「さっきはごめんな 俺、家を化け物に壊されて、母さんも大怪我して、化け物にすごく怒っているんだ」
ミュウ「そうなんだ」
アルロン「それに化け物がこんなかわいいわけないしな」
ミュウ「えっ」
ミュウ「いや・・ そんなこと・・ そんな・・」
ミュウ「わたし・・ 歩き疲れたから・・ もうお休みするね!」
アルロン「えっ? えっ?」

〇砂漠の基地
  鏡響子たちは四週間をミルズの自宅で過ごした

〇荒廃した街

〇暗い廊下
ゾル「つまりこの東北の洞窟に人獣にゆかりの洞窟があると?」
アルロン「人獣の謎があるかはわからないよ、この街の祖先もガリレウス3世の時代から千年は遅れて住んでいるんだから」
ミュウ「洞窟の奥にはなにがあるの?」
アルロン「石の橋があるんだけど、橋が壊れていて先に行けないんだよ、だから誰もその先を知らない」
ゾル「そうか・・、それはどうしようもないな」

〇漁船の上

〇海辺

〇暗い廊下
鏡響子「外がうるさいですね、、」
カノン「なにかあるのかな?」
アルロン「大変だ! マーラに神父さんが!」
カノン「神父?」

〇荒廃した市街地
ロードソン「神父さま、祈りを捧げさせてください」
ランドン「神父さま、わたしも祈りを」
女の子「神父さま、マーラに来てくれてありがとう!」
守り人「いえ、みなさん、今は大変な時」
守り人「心に寄り添えれば幸いです」
カノン「えっ?」
カノン「姉さん・・?」
守り人「カノン、よくここまで来れたわ! 海が戻って最初の船に乗って来たのよ」

次のエピソード:エピソード7

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